執筆者:水口貴博

前向きな気持ちになる30の言葉

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3歩進んで2歩下がることを軽視しない。そこにあるのは、立派な1歩。

3歩進んで2歩下がることを軽視しない。そこにあるのは、立派な1歩。 | 前向きな気持ちになる30の言葉

人生では「前進」と「後退」を繰り返すことがあります。

進めた仕事の一部が、ある事情のため、ダメになることがあります。

効果がなかったり、不採用になったり、やり直しになったりです。

いわゆる「3歩進んで2歩下がる」という状態です。

「3歩進んで2歩下がる」という言葉は、ネガティブな意味で使われることが一般的です。

「無駄が生じている」「ほとんど元に戻っている」といった否定的なニュアンスがあります。

実際のところ、仕事で3歩進んで2歩下がる状態が生じると、問題視されることが少なくありません。

無駄が生じていて、うまく効率化されていないため、改善が必要であるように思われます。

手間暇をかけた仕事の一部がダメになるのは、悔しいものです。

非効率で、スピードが遅く、手間暇がかかります。

「こんなに無駄が多いのではやっていられない」

不満が生じたり気力を失ったりすることが多いのではないでしょうか。

「3歩進んで2歩下がる」という仕事は失敗に思うかもしれませんが、本当にそうでしょうか。

ここで気づいてほしい大切なポイントがあります。

ほとんど元に戻っているとはいえ、完全に戻っているわけではありません。

3歩進んで2歩下がっても、結果として1歩の前進になっています。

この貴重な1歩を大事にしてください。

たった1歩とはいえ、前進は前進です。

「3歩進んで2歩下がる」という仕事を軽視しないことです。

3歩進んで2歩下がることを否定していると行動しなくなり、結局1歩も進めなくなります。

「3歩進んで2歩下がる」でいいのです。

そこにあるのは、立派な1歩。

きちんと前に進めているのですから、紛れもない前進です。

「3歩進んで2歩下がる」を10回繰り返せば、10歩進めることになります。

仕事の進みは遅くなりますが、着実に前に進めます。

「仕事が遅い」と考えるのではなく「仕事が着実に進んでいる」と考えましょう。

「無駄が多い」というデメリットに思えますが、考え方によっては「場数を増やせる」というメリットにもなるでしょう。

素晴らしい偉業も偉大な研究成果も、3歩進んで2歩下がることの繰り返しです。

特に研究分野では、実験と検証の繰り返しになるため「3歩進んで2歩下がることの連続」と言っても過言ではありません。

その回数は、百や千どころではなく、万を超えることも少なくありません。

3歩進んで2歩下がることを繰り返しながら少しずつ前進していき、最終的に大きな成果・偉大な結果を達成します。

3歩進んで2歩下がることを受け入れて、こつこつ前に進んでいきましょう。

前向きな気持ちになる言葉(1)
  • 3歩進んで2歩下がることを軽視しない。
最初の動作が速いと、焦る。
最初の動作がゆっくりだと、焦らない。

前向きな気持ちになる30の言葉

  1. 3歩進んで2歩下がることを軽視しない。
    そこにあるのは、立派な1歩。
  2. 最初の動作が速いと、焦る。
    最初の動作がゆっくりだと、焦らない。
  3. 「一寸先は闇」を信じていると、ネガティブ思考になる。
    「一寸先は光」を信じていると、ポジティブ思考になる。
  4. 「ありがとう」と書くだけで、晴れやかな気持ちになれる。
  5. 手書きの手紙を書きやすくする方法。
  6. 絡まったコード。
    焦ってほどこうとすると、余計に時間がかかる。
    落ち着いてほどこうとすると、すぐほどける。
  7. 「1パーセントしかない」と考えるのではない。
    「100回やれば、1回は当たる」と考えよう。
  8. 「適当」「ほどほど」が難しいなら、独自の基準を作ってしまおう。
  9. うまくいく方法を見つけるコツは「うまくいく方法は必ずある」を信じること。
  10. 恥を覚えているのは、本人だけ。
  11. 失敗の99パーセントは、人生に影響なし。
    「人生が終わった」という失敗も、実際は何とかなる。
  12. 不真面目に生きている人は、頑張る人を非難する。
    真剣に生きている人は、頑張る人を応援する。
  13. 「疲れそう」と考えただけで疲れる。
  14. はっきり断られることは幸い。
    おかげで別のことに打ち込める。
  15. 「そんなことも知らないの」と言われたくらいで、むっとしない。
  16. 仕事の出来栄えが悪くても、最善と全力を尽くした結果なら、堂々としていい。
  17. 「前向きな気持ち」と「前向きな行動」は別物。
  18. お見舞いに行くときは、暗い雰囲気を出さない。
    明るく元気に振る舞うのがマナー。
  19. 悩みながら前に進もう。
    落ち込みながら前に進もう。
  20. 中途半端にできるより、完全にできないほうが幸せ。
  21. 感動させる作品を作りたければ、感動体験が必要。
  22. つまらない話に笑ってあげるのが優しさ。
    くだらない話に突っ込んであげるのも優しさ。
  23. わけのわからない人がいても、根拠のないことは言わない。
  24. どんなにつまらないことでも、仕事ならきちんと取り組む。
  25. 「一応」という言葉は使わないほうがいい。
    不安や違和感を与える原因になる。
  26. 悩むことは進化の前触れ。
  27. 素晴らしい価値は、嫌いなことの裏側にある。
  28. 「話せばわかる」と思いつつ、コミュニケーションから逃げていないか。
  29. 孤独を感じたら、今まで出会った人の顔を思い浮かべよう。
  30. 本当に変更できない選択をする必要があるのか。

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