執筆者:水口貴博

頑張る力がみなぎる30の言葉

20

悪条件に怒る人がいる。悪条件を喜ぶ人がいる。

悪条件に怒る人がいる。悪条件を喜ぶ人がいる。 | 頑張る力がみなぎる30の言葉

悪条件に怒る人がいます。

その人は、悪条件があるとわかった瞬間、険しい表情になります。

不機嫌な様子で、ぶつぶつ文句を言い始めます。

「どうしてこんなに条件が悪いのだろう」

「こんなに条件が悪いと、いい仕事ができない」

「悪条件では、失敗するも同然だ」

あげくの果てには、悪条件にした犯人捜しまで始めます。

たしかに悪条件が多いと、失敗しやすくなるでしょう。

悪条件が多ければ多いほど、障害が増えて、仕事をスムーズにできなくなります。

ストレスが多いとわかっているので、なかなかやる気も出ません。

不平不満ばかりを並べ、行動しないので、仕事が成果に結びつきません。

怒ることにエネルギーを使っているので、いざ本番でも仕事がうまくいかないのです。

しかし、悪条件のとき、誰もが怒るわけではありません。

悪条件を喜ぶ人もいます。

悪条件を喜ぶ人は、悪条件をポジティブに受け止めているのが特徴です。

悪条件は、見方を変えれば、素晴らしいチャンスです。

実力の差を見せつけるチャンスになるでしょう。

試験では、難易度の高い問題のほうが差をつけやすいように、仕事でも、難易度の高い業務のほうが、差をつけやすくなります。

実力を鍛えるチャンスにもなるでしょう。

悪条件だからこそ、成長の機会になります。

難しいことに挑戦するため、能力を高める機会になります。

「どうすればうまくいくだろうか」と試行錯誤しなければいけないので、思考力が鍛えられます。

ストレスに耐えなければいけないので、メンタルも鍛えられます。

悪条件をうまく活用できれば、飛躍のチャンスに変えることができます。

悪条件だからこそ選択肢を絞ることができ、仕事に集中しやすくなります。

余計な仕事をしなくて済むので、無駄を省けます。

仕事で成功するには「悪条件を利用してやる!」と思うくらいでなければいけません。

悪条件は、怒るものではなく、喜ぶもの。

悪条件に振り回されるのではなく、むしろ振り回してやりましょう。

悪条件は、恐れるものではなく、利用するものでもあります。

悪条件に怒る人がいれば、喜ぶ人がいます。

あなたはどちらですか。

願わくは、喜ぶ人になりましょう。

悪条件くらいめげないことです。

そもそも最初から好条件がそろっているほうがまれです。

どんな仕事でも、悪条件が1つや2つあるのが普通です。

むしろ悪条件があったら喜びましょう。

悪条件を生かして、チャンスと勢いに変える人が成功するのです。

頑張る力がみなぎる言葉(20)
  • 悪条件があれば「素晴らしいチャンス」と思って喜ぶ。
最初は不純な動機であってもいい。
後から純粋な動機になればいい。

頑張る力がみなぎる30の言葉

  1. 頑張る人をばかにすると、自分も頑張れなくなる。
    頑張る人を応援すると、自分も頑張れるようになる。
  2. 「さあ、今日も頑張ろう!」と思うのと言うのとでは、効果が違う。
  3. 頑張り方には、2種類ある。
    「力を入れて頑張る」「力を抜いて頑張る」。
  4. 「これは難しそう」に続く言葉は「でも実は大したことない」。
  5. 1位でフィニッシュした人だけが勝者ではない。
    笑顔でフィニッシュした人は、すべて勝者。
  6. 勝ち負けのない時間は、本当の自分に戻る時間。
  7. 慰めの言葉を待つのは、もうやめる。
  8. 小さな仕事を頑張れない人は、大きな仕事も頑張れない。
    小さな仕事を頑張れる人は、大きな仕事も頑張れる。
  9. 無気力というのは思い込み。
    気力の出し方がわからないだけ。
  10. 自分の気持ちは考えても、相手の気持ちを考える人は少ない。
  11. 苦労を重ねた仕事から、大きな達成感が生まれる。
  12. 頑張っても、うまくいかないときもある。
    頑張らなくても、うまくいくときもある。
  13. チャンスは「足」でつかみに行こう。
  14. チャンスは、トラブルの中にある。
  15. 行き止まりではない。
    行き止まりに見えるだけだ。
  16. 「頑張る」と「無理をする」は、違う。
  17. 失敗することを恐れるな。
    本気でないことを恐れろ。
  18. 「疲れた」が口癖の人は、そう言うことでストレスを発散させている。
  19. 小さなことに、いちいちかっかしない。
  20. 悪条件に怒る人がいる。
    悪条件を喜ぶ人がいる。
  21. 最初は不純な動機であってもいい。
    後から純粋な動機になればいい。
  22. どうせダメなら、当たって砕けろ。
  23. 成功に向かう階段は、上向きとは限らない。
  24. 苦しいときは、自分に問いかける。
    「ここで頑張らなければ、いつ頑張るのか」
  25. 相手がどんなに無礼でも、自分は礼儀を貫く。
  26. 個人プレーでも、架空のライバルを意識する。
  27. 成功は、難しいから意味がある。
  28. 犬ですら待つことができる。
    待つことができないと、犬以下になる。
  29. 失敗したから辞めるのではない。
    失敗したから続けて頑張る。
  30. 最高のライバルは、過去の自分。

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