執筆者:水口貴博

頑張る力がみなぎる30の言葉

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1位でフィニッシュした人だけが勝者ではない。笑顔でフィニッシュした人は、すべて勝者。

1位でフィニッシュした人だけが勝者ではない。笑顔でフィニッシュした人は、すべて勝者。 | 頑張る力がみなぎる30の言葉

競争の勝者は誰でしょうか。

普通に考えると「1位でフィニッシュした人」と考えることが多いのではないでしょうか。

たとえば、短距離走・長距離走といったスポーツなら、1位でフィニッシュした人が勝者です。

実用化を求められる研究なら、一番早く結果を出した人でしょう。

スピードが求められる仕事なら、一番早く仕上げた人でしょう。

もちろん1位でフィニッシュした人は、紛れもない勝者です。

1位は1位。

1位という実績は、高い能力と実力の証明です。

誰よりも優れた結果であることが客観的に証明されています。

1位という実績があれば、自分に自信がついて、自己肯定感も高まるでしょう。

しかし、ここに誤解があります。

1位でフィニッシュしたから、100パーセント満足しているとは限りません。

1位でフィニッシュしたとしても、不足や欠点が多くて本人が不満なら、嬉しい気持ちも半減するでしょう。

1位という結果は素晴らしいですが、本人が満足していないなら、心から喜べません。

逆に、心さえ満足しているなら、結果に関係なく幸せです。

大切なのは「フィニッシュの瞬間、笑顔があるかどうか」です。

笑顔があるということは「プロセスに満足している」「充実した時間を楽しんだ」「心残りがない」という証拠。

つまり「心が満たされている」ということです。

結果は不十分かもしれませんが、自分では満足していて、幸せを感じています。

1位でなくても、本人の心が満たされているなら、勝者です。

たとえ最下位であっても、心が満たされているなら、立派な勝者と言えるのです。

自分の勝利は、自分で判定しましょう。

結果も大切ですが、結果だけに惑わされないことです。

不器用でもいい。

マイペースでもいい。

自分らしいプレイができているなら、それでいい。

自分が「勝った」と思ったら、それが正解です。

自分にとって素晴らしいなら、幸せと満足を感じることができます。

「楽しかった」「素晴らしい時間だった」「貴重な体験だった」と心から喜べます。

そして、両手を挙げて、にこにこしながらフィニッシュができるでしょう。

自分なりに勝利を感じていれば、結果に関係なく、勝者です。

1位でフィニッシュした人だけが勝者ではありません。

笑顔でフィニッシュした人は、すべて勝者なのです。

頑張る力がみなぎる言葉(5)
  • 結果に惑わされず、心が満たされているかどうかで勝利を判断する。
勝ち負けのない時間は、本当の自分に戻る時間。

頑張る力がみなぎる30の言葉

  1. 頑張る人をばかにすると、自分も頑張れなくなる。
    頑張る人を応援すると、自分も頑張れるようになる。
  2. 「さあ、今日も頑張ろう!」と思うのと言うのとでは、効果が違う。
  3. 頑張り方には、2種類ある。
    「力を入れて頑張る」「力を抜いて頑張る」。
  4. 「これは難しそう」に続く言葉は「でも実は大したことない」。
  5. 1位でフィニッシュした人だけが勝者ではない。
    笑顔でフィニッシュした人は、すべて勝者。
  6. 勝ち負けのない時間は、本当の自分に戻る時間。
  7. 慰めの言葉を待つのは、もうやめる。
  8. 小さな仕事を頑張れない人は、大きな仕事も頑張れない。
    小さな仕事を頑張れる人は、大きな仕事も頑張れる。
  9. 無気力というのは思い込み。
    気力の出し方がわからないだけ。
  10. 自分の気持ちは考えても、相手の気持ちを考える人は少ない。
  11. 苦労を重ねた仕事から、大きな達成感が生まれる。
  12. 頑張っても、うまくいかないときもある。
    頑張らなくても、うまくいくときもある。
  13. チャンスは「足」でつかみに行こう。
  14. チャンスは、トラブルの中にある。
  15. 行き止まりではない。
    行き止まりに見えるだけだ。
  16. 「頑張る」と「無理をする」は、違う。
  17. 失敗することを恐れるな。
    本気でないことを恐れろ。
  18. 「疲れた」が口癖の人は、そう言うことでストレスを発散させている。
  19. 小さなことに、いちいちかっかしない。
  20. 悪条件に怒る人がいる。
    悪条件を喜ぶ人がいる。
  21. 最初は不純な動機であってもいい。
    後から純粋な動機になればいい。
  22. どうせダメなら、当たって砕けろ。
  23. 成功に向かう階段は、上向きとは限らない。
  24. 苦しいときは、自分に問いかける。
    「ここで頑張らなければ、いつ頑張るのか」
  25. 相手がどんなに無礼でも、自分は礼儀を貫く。
  26. 個人プレーでも、架空のライバルを意識する。
  27. 成功は、難しいから意味がある。
  28. 犬ですら待つことができる。
    待つことができないと、犬以下になる。
  29. 失敗したから辞めるのではない。
    失敗したから続けて頑張る。
  30. 最高のライバルは、過去の自分。

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