執筆者:水口貴博

人間関係で注意したい30の余計な一言

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「面倒くさい」という一言は、思考を停止させる言葉。

「面倒くさい」という一言は、思考を停止させる言葉。 | 人間関係で注意したい30の余計な一言

煩わしく感じるとき「面倒くさい」という一言がよく使われます。

できるだけ避けたいことがあれば「面倒くさい」という一言で、遠回しにニュアンスを伝えられます。

たしかに「面倒くさい」は便利な一言ですが、怖い一言でもあるのです。

「面倒くさい」という一言は、思考を停止させる言葉です。

「面倒くさい」と言った瞬間、それ以上、考える努力を放棄するため、進歩しなくなります。

素晴らしいアイデアが生まれるのは「どうしよう、どうしよう」と必死になって考えるときです。

面倒くさいと言ってしまうと「どうしよう、どうしよう」と必死に考えなくなります。

思考力を鍛える機会を失います。

素晴らしいアイデアが生まれるチャンスを失います。

そして人を、惰性へと導いてしまうのです。

人がほかの霊長類と違うのは、高度に発達した思考力があるからです。

面倒くさいと言って考えなくなると、野生の猿と同じになってしまいます。

面倒くさいと言わず、考え続ける習慣を身につけてください。

ストレスも、適度の範囲なら役立ちます。

面倒くさいと言いそうになる自分をぐっとこらえて、考え続けることです。

すぐ思いつかなくてもいい。

すぐ考えがまとまらなくてもいい。

必死になって「どうしよう、どうしよう」と考える機会を作ることが大切です。

そのときに思考力が鍛えられ、人としての磨きがかかるのです。

人間関係で注意したい余計な一言(9)
  • 「面倒くさい」という一言を、禁句にする。
「どうでもいい」という一言は、会話を途切れさせる言葉。

人間関係で注意したい30の余計な一言

  1. 振り返る習慣があれば、言葉遣いの改善はどんどん早くなる。
  2. 「よく言われます」の一言が、相手をがっかりさせる。
  3. 「そうだよ」という一言が、相手を不快にさせることもある。
  4. 癖を直さない人にありがちな言い訳。
    「誰にも迷惑をかけていない」。
  5. 聞かれていないことまで答えるのは、余計な一言。
  6. コンプレックスや弱点を刺激する呼び方は、控えたほうが賢明。
  7. 「そんなふうに見えない」という一言が、相手を傷つけることもある。
  8. 頑張っている人には「頑張ってね」より「無理しないでね」。
  9. 「面倒くさい」という一言は、思考を停止させる言葉。
  10. 「どうでもいい」という一言は、会話を途切れさせる言葉。
  11. 「いろいろあったんです」という一言は、会話が途切れる言葉。
  12. 独り言を言いながら仕事をする人に、どう指摘するか。
  13. 太っている人に「痩せなさい」という助言は、むしろ逆効果。
  14. 「こうなると思っていた」は、後出しのじゃんけんと同じ。
    周りをあきれさせる言葉。
  15. 「ありがとうございました」と言われたとき、どんな返事をしていますか。
  16. 「わかっている」と言いそうになったときの考え方。
  17. 自分のことを「ばばあ」と呼ぶのは、謙遜ではなく、傲慢。
  18. 決め付ける言い方は、相手を不快にさせやすい。
  19. 否定の言葉を2回繰り返すと、さらに印象が悪くなる。
  20. 返事の一言目で「ですから」を使うと、感じが悪くなる。
  21. 会話が続かないのは、会話が続かない返事になっている。
  22. 楽しい話は、楽しそうに話そう。
    悲しい話は、悲しそうに話そう。
  23. 同じ人に、同じ話を何度もしない。
  24. 「言っている意味、わかりますか」という言い方はしない。
  25. 「するべき」より「したほうがいい」。
  26. 相手が気持ちよくうんちくを話しているなら、間違いに気づいても指摘しないほうがいい。
  27. 相手の話がわかりやすいと思ったら「わかりやすい」と言ったほうが喜ばれる。
  28. 「すみません。
    ありがとうございます」より「ありがとうございます。
    助かります」。
  29. 「これくらいできるよね」という口癖は、避けたほうがいい。
  30. 「今からですか」の一言は要注意。
    拒否サインとして誤解されやすい。

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