執筆者:水口貴博

仕事を円満に辞める30の方法

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退職で判断が難しい場面の考え方とは。

退職で判断が難しい場面の考え方とは。 | 仕事を円満に辞める30の方法

退職では、判断が難しい場面があります。

たとえば、取引先に退職の挨拶をするときです。

重要な取引先には、退職の挨拶をして当然ですが、関係が薄い取引先には、挨拶すべきか迷うところでしょう。

「わざわざ挨拶するほどではない」と思ってしまいます。

退職で整理整頓の際には不要なものを処分するわけですが、処分すべきか判断が迷う書類もあるでしょう。

「重要書類をうっかり処分してしまうと、大変なことになる」と心配になります。

さて、こんなとき、どうしますか。

基本的にすべて、丁寧な選択を選べば間違いありません。

関係が薄い取引先でも、お礼をする分には無駄にならないでしょう。

退職の挨拶がきっかけでやりとりが再開して、重要な取引先に発展する可能性があります。

処分すべきか迷うものがあれば、残しておくのが無難です。

破棄やシュレッダーをした後では、間に合いません。

念のため残しておくほうが、取り返しのつかない失敗は避けられます。

最終的に判断が難しいものだけ、上司に相談です。

上司には少し手間をかけますが、大きなトラブルは確実に避けられます。

ただし、上司に相談するなら、1つずつ相談するのはよくありません。

相談内容をわかりやすくまとめて、相談回数を減らす工夫をしましょう。

仕事を円満に辞める方法(20)
  • 判断に迷ったときは、丁寧な選択をする。
退職日まで有給休暇を消化する場合でも、退職日くらいは挨拶をしたい。

仕事を円満に辞める30の方法

  1. 一般的な退職スケジュール。
  2. 家族に無断で退職を強行するのは危険。
  3. 退職時期を決める判断は、退職金も参考にする。
  4. 働きながら転職活動をするのがいい。
  5. 退職を避けるべき第一の時期は、繁忙期。
  6. 上司を納得させる退職理由のポイント。
    「ポジティブな根拠」と「強い意志」。
  7. 上司が退職を聞き入れてくれないときの対応策。
  8. 退職が決まれば、遅刻や無断欠勤をしていいわけではない。
  9. 上司の都合と転職先の都合は、どちらを優先させればいいのか。
  10. 後任者が決まるまで、退職を保留にするときの注意点。
  11. スケジュールを立てるのも、引き継ぎの一部。
  12. 後任者がいないのは、自分のせいではない。
  13. 引き継ぎが終わって、することがなくなったとき。
  14. 折を見て、退職の進行状況を転職先に連絡しよう。
  15. 外野からのやじの対処法。
  16. 取引先には、後任者の紹介の仕方が重要。
  17. 会社の所有物は、何であれ、持ち帰らない。
  18. 一度受理された退職願は、取り下げることができるのか。
  19. 処分は必要でも、処分のしすぎには要注意。
  20. 退職で判断が難しい場面の考え方とは。
  21. 退職日まで有給休暇を消化する場合でも、退職日くらいは挨拶をしたい。
  22. 退職の挨拶は、足りないことはあっても、しすぎることはない。
  23. 退職では、できれば贈り物をする。
  24. 退職時には、取引先の名刺も返却対象。
  25. 会社から受け取るもので気をつけたい食い違い。
  26. 最後だからとはいえ、送別会で羽目を外しすぎない。
  27. 退職のスピーチでは、何を話せばいいのか。
  28. 退職後に、返却し忘れたものに気づいたとき。
  29. 退職後、前の職場の悪口は言わない。
  30. 退職後も、前職の人たちと定期的に連絡を取る。

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