執筆者:水口貴博

円満に退職する30の方法

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ボーナスをもらってから退職したければ、時期が重要。

ボーナスをもらってから退職したければ、時期が重要。 | 円満に退職する30の方法

退職する時期を迷わせるのが、ボーナスです。

退職をするときの最初の課題は、お金です。

ボーナスをもらえるかどうかは、退職後の生活に関わる重要なポイントでしょう。

仕事を辞めれば、収入が途絶えます。

そこで、ボーナスが支給された直後に退職できるよう、タイミングを調整しようと考える人も多いのではないでしょうか。

ここに落とし穴があります。

一般的にボーナスは、過去の働きだけでなく、今後の働きも期待して支給される賞与です。

ボーナス前に退職を切り出すと、今後の働きを期待できないわけですから、ボーナスの大幅な減額が予想されます。

場合によっては、半額以下という状況もあり得るのです。

ボーナスをもらってから退職したければ、時期が重要です。

社内の人事評価が終わり、ボーナスの支給が決まってから、およそ1カ月後に退職を切り出すのがいいでしょう。

そうすれば、ボーナスをもらった直後に退職した印象が緩和されます。

上司や同僚から小言を言われる可能性はありますが、大きな問題には発展しないでしょう。

ボーナスをもらいたければ、しっかり時期を見計らったうえで、退職を切り出しましょう。

ただし、退職にふさわしい時期は、ボーナスだけではありません。

仕事の区切りの都合もあれば、家庭の都合もあるでしょう。

ボーナスの時期だけにとらわれず、総合的な判断をしたうえで、退職の計画を進めることが適切です。

円満に退職する方法(16)
  • ボーナスをもらってから退職したければ、ボーナスの支給が決定して、およそ1カ月後に退職を切り出す。
退職が決まったとたん、急に仕事の対応が悪くなっていませんか。

円満に退職する30の方法

  1. なぜ円満な退職を目指すのか。
  2. 退職を切り出す前に確認したいのは、退職する意志の強さ。
  3. 円満退職に必要なことは2つ。
    言い方と段取り。
  4. 退職するなら、お金の試算が重要。
  5. 無職の状態では、審査が必要な契約を結ぶのは難しい。
  6. 一般的な退職に適したタイミング。
  7. 退職は、時期やタイミングを見計らうのがマナー。
  8. 退職の相談は、いつまでにすればいいのか。
  9. 退職を切り出すのは、まず誰にすべきか。
  10. 退職について話し合う、適切なタイミング。
  11. 退職を断言した言い方は、マナー違反。
  12. 退職理由を濁したまま「辞めたい」と主張するだけでは、上司の了承を得るのは難しい。
  13. 強く引き止められたとき、どう対処するか。
  14. 退職日の一方的な言い方は、反感を買う。
  15. 退職願を提出する注意点。
  16. ボーナスをもらってから退職したければ、時期が重要。
  17. 退職が決まったとたん、急に仕事の対応が悪くなっていませんか。
  18. 退職が決まれば、引き継ぎ。
  19. 早く引き継ぐことより、確実に引き継ぐことが大切。
  20. 引き継ぎ資料も作っておくと安心。
  21. 退職を周りに告げる時期や方法は、どう判断するか。
  22. 退職するとき、会社に返却するもの。
  23. 退職するとき、会社から受け取るもの。
  24. 退職願が必要ない退職もある。
  25. 業務で知り得た機密情報は、退職後も口外は厳禁。
  26. 念のため、連絡先も伝えておく。
  27. 退職が決まれば、できるだけ新しい仕事は引き受けない。
  28. 転職先を聞かれたときの答え方。
  29. 退職にまつわるトラブルは、1人で抱え込まず、労働基準監督署に相談。
  30. 退職日には、お世話になった方々に挨拶回り。

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