執筆者:水口貴博

50代がしておきたい30のこと

25

「なぜ」を口癖にするだけで、哲学者になれる。

「なぜ」を口癖にするだけで、哲学者になれる。 | 50代がしておきたい30のこと

あなたにとって、人生で大切なものは何ですか。

自分でしょうか。

パートナーでしょうか。

わが子でしょうか。

両親でしょうか。

健康でしょうか。

「どれも大切だ」と思う人が大半でしょう。

もちろんどれも大切です。

別に「優先順位をつけろ」と言っているわけではありません。

ここでしてほしいのは「なぜ大切か」と考えてほしいのです。

「どれも大切」とオブラートに包んだ言い方をするのではなく「なぜ大切か」と具体的に考えてみます。

たとえば「自分が大切」と思うとき「なぜ大切か」を考えてみます。

命は取り返しのつかない存在です。

やはり自分がいるからこそ、仕事や家事など、一家を支えることができます。

「パートナーが大切」と思うとき「なぜ大切か」を考えてみます。

パートナーがいるおかげで、子どもを産めます。

精神的サポートや協力などが得られます。

これから長い人生、寂しい思いをすることなく、生きていけます。

「わが子が大切」と思うとき「なぜ大切か」を考えてみます。

わが子の顔を見るだけで、元気をもらえます。

一族の血が残ります。

「両親が大切」「健康が大切」「家が大切」と考えるときも「なぜ大切か」を考えてみます。

「なぜ」とは、哲学です。

「なぜだろうか」と考えると、物事を深掘りでき、真理を追究できます。

その結果「大事にしよう。尊重しよう」という気持ちが、今まで以上に強くなるのです。

50代がしておきたいこと(25)
  • 「なぜ大切か」を、考える。
ショック療法で、再び緊張感を取り戻す。

50代がしておきたい30のこと

  1. 50代の可能性は、重点の置き方で決まる。
  2. 最も出費が多い50代。
    考えるべきポイントは、消費ではなく投資。
  3. 年相応という意味を、誤解していませんか。
  4. 「今が人生の半分」と考えてみる。
  5. 年齢による印象は、口にするときの態度で決まる。
  6. 50代は、いま一度おしゃれを意識する時期。
  7. 白髪を隠すおしゃれもあれば、白髪を見せるおしゃれもある。
  8. 満足のいく人生のために、今、何ができるか。
  9. 健康維持のキーポイントは、高い健康意識を維持すること。
  10. 礼儀があるから、いい人間関係が、いつまでも続く。
  11. 節目を迎える結婚記念日は、自分の誕生日より大切。
  12. どれだけ社会的に成功しても、家族と仲が悪くなれば、失敗。
  13. 子どもの学費は、最優先する。
  14. 自立したがる子どもを、無理に引き止めない。
  15. 責任もストレスも多い50代だからこそ、羽目を外す時間が必要。
  16. 今度はあなたが、よき助言者になる番。
  17. 楽しそうに仕事を頑張る姿が、部下への手本。
  18. 自分の言い分が正しくても、強要させるのはよくない。
  19. そこそこの生き方では、そこそこの喜びしか味わえない。
  20. 趣味が、あなたを幸せにする。
  21. 故郷に感謝すると、心に力がみなぎる。
  22. あなたがこれから歩むべき道は、古い友人が知っている。
  23. 同窓会ができるのも、最後になるかもしれない。
  24. 両親の前で笑顔になるのが、よい子ども。
    わが子の前で笑顔になるのが、よい親。
  25. 「なぜ」を口癖にするだけで、哲学者になれる。
  26. ショック療法で、再び緊張感を取り戻す。
  27. 「収入と支出」「資産と負債」について、きちんと考えておく。
  28. 空の巣症候群にならないために、子ども以外の生きがいを持つ。
  29. 満足に仕事をやり遂げるから、気持ちのいい定年が迎えられる。
  30. 定年退職の後は、どういう過ごし方をする予定ですか。

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