執筆者:水口貴博

感じのいい電話対応の30のマナー

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電話で意味ありげな態度を取っても、相手には伝わらない。

電話で意味ありげな態度を取っても、相手には伝わらない。 | 感じのいい電話対応の30のマナー

会って会話をするとき、意味ありげな態度は、相手の様子からなんとなくわかるものです。

恥ずかしがり屋なら、顔を赤らめている様子が、見てわかります。

勇気がなくて言えなければ、もじもじした様子が、見てわかります。

「どうしたのかな」と思えば、気の利いた一言も言えるものです。

「よかったら話を聞くよ。力になるよ」と言って、話の展開を進めることができます。

意味ありげな態度を取る側も「察してほしいな」とひそかに期待しています。

しかし、電話では、相手の姿が見えません。

恥ずかしがったり、もじもじしたりしても、見えません。

「察してほしいな」と思っても、察しにくい状況です。

意味ありげな態度を取っていると、本当に「何もない」と思われるのです。

電話で、意味ありげな態度は不要です。

意味ありげな態度をとっても、すれ違いが増えて、余計にストレスがたまるだけです。

むしろ、はっきり意味のある態度を取るほうがいいのです。

言いたいことは、はっきり言いましょう。

言いにくいことは、勇気を出して言いましょう。

恥ずかしいときには「恥ずかしいな」と、わざわざ言葉に出したほうがいいです。

態度が見えない分、心の内はしっかり表現します。

気持ちを表に出すから、相手にきちんと伝わるのです。

感じのいい電話対応のマナー(7)
  • 電話では、気持ちを出し惜しみせず、きちんと表に出す。
折り入って話をするときには、事前に短いメールで確認する。

感じのいい電話対応の30のマナー

  1. 携帯電話が登場して、待ち合わせにずぼらな人間が増えた。
  2. 「もしもし」の最初の一声を、ワントーン上げるだけで、会話は弾む。
  3. 名前がわかっていても、名乗る。
  4. 電話で会話を始める前は、相手の都合をうかがうのがマナー。
  5. 電話の相槌は、強調するくらいで、ちょうどいい。
  6. 見えなくても、相槌の動きはしたほうがいい。
  7. 電話で意味ありげな態度を取っても、相手には伝わらない。
  8. 折り入って話をするときには、事前に短いメールで確認する。
  9. 何かをしながらする電話は、必ず相手にばれる。
  10. 料理中と運転中の電話は、とにかくやめる。
  11. 「後で折り返します」という言い方は、悩まされる。
  12. 人といるときに電話をするなら、一度許可を得ることが大切。
  13. 酔った勢いでする電話は、失敗する。
  14. 急に電話が切れたとき、自分が悪くなくても謝ったほうが、スマート。
  15. 電話を間違えてかけてしまったとき、どう対応していますか。
  16. うつむきながらの電話は、気づかないうちに、会話に悪影響が出る。
  17. どんなに距離が離れていても、会話が弾む共通の話題とは。
  18. レストランの入り口付近で電話をするのは、マナー違反。
  19. 自分の電話番号は、とっさに言えるようにしたい。
  20. 「電話はご遠慮ください」と注意されても、言い返さない。
  21. 一方的に話をしている状態は、会話ではなく、もはや独り言。
  22. 用事のない電話が多すぎて、相手の迷惑になっていないか。
  23. 携帯電話のロックは、自分のためだけでなく、友人のためにかけるもの。
  24. 電話がつながらないことに腹を立てる人は、友人を失う。
  25. 留守番電話の「話があります」というメッセージは、感じが悪い。
  26. 留守番電話に、連絡先も残せば、感じがよくなる。
  27. 知らない電話番号の相手を知る方法。
  28. 電話代を理由に、電話を切らない。
  29. 最後の一言は、3分間、余韻が続く。
  30. すぐ電話を切る人とは、縁も切れる。

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