執筆者:水口貴博

感じのいい電話対応の30のマナー

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料理中と運転中の電話は、とにかくやめる。

料理中と運転中の電話は、とにかくやめる。 | 感じのいい電話対応の30のマナー

電話をかけたとき「今、大丈夫ですか」と、最初に聞くのがマナーです。

相手は取り込み中かもしれないため、都合を尋ねます。

相手が「大丈夫」と答えれば、話ができます。

しかし、相手が「大丈夫」と言っても、大丈夫ではない状況が、2つあります。

1つ目のシチュエーションは、料理中です。

料理中は、火を使います。

刃物を使います。

電話で話しながら料理をすると、けがや事故につながりやすくなるのです。

2つ目のシチュエーションは、運転中です。

車の運転だけでなく、自転車の運転も含めます。

電話をしながら運転していると、注意力が下がります。

一瞬の油断が、大きな事故につながります。

自分の命ばかりでなく、他人の命を奪ってしまうこともあります。

料理中と運転中だけは、たとえ本人が「大丈夫」と言っても、大丈夫ではありません。

本人も、悪気があるわけではありません。

「せっかく電話してくれたのだから、期待に応えたい」と思う気持ちはわかります。

だからとはいえ、電話を続けていい理由にはなりません。

けがや命が関わることです。

料理中と運転中だけは、電話を控えるようにしましょう。

一度電話を切って、あらためて電話をしたほうが、気持ちよく会話ができるのです。

感じのいい電話対応のマナー(10)
  • 料理中と運転中の電話だけは、相手が「大丈夫」と言っても、控える。
「後で折り返します」という言い方は、悩まされる。

感じのいい電話対応の30のマナー

  1. 携帯電話が登場して、待ち合わせにずぼらな人間が増えた。
  2. 「もしもし」の最初の一声を、ワントーン上げるだけで、会話は弾む。
  3. 名前がわかっていても、名乗る。
  4. 電話で会話を始める前は、相手の都合をうかがうのがマナー。
  5. 電話の相槌は、強調するくらいで、ちょうどいい。
  6. 見えなくても、相槌の動きはしたほうがいい。
  7. 電話で意味ありげな態度を取っても、相手には伝わらない。
  8. 折り入って話をするときには、事前に短いメールで確認する。
  9. 何かをしながらする電話は、必ず相手にばれる。
  10. 料理中と運転中の電話は、とにかくやめる。
  11. 「後で折り返します」という言い方は、悩まされる。
  12. 人といるときに電話をするなら、一度許可を得ることが大切。
  13. 酔った勢いでする電話は、失敗する。
  14. 急に電話が切れたとき、自分が悪くなくても謝ったほうが、スマート。
  15. 電話を間違えてかけてしまったとき、どう対応していますか。
  16. うつむきながらの電話は、気づかないうちに、会話に悪影響が出る。
  17. どんなに距離が離れていても、会話が弾む共通の話題とは。
  18. レストランの入り口付近で電話をするのは、マナー違反。
  19. 自分の電話番号は、とっさに言えるようにしたい。
  20. 「電話はご遠慮ください」と注意されても、言い返さない。
  21. 一方的に話をしている状態は、会話ではなく、もはや独り言。
  22. 用事のない電話が多すぎて、相手の迷惑になっていないか。
  23. 携帯電話のロックは、自分のためだけでなく、友人のためにかけるもの。
  24. 電話がつながらないことに腹を立てる人は、友人を失う。
  25. 留守番電話の「話があります」というメッセージは、感じが悪い。
  26. 留守番電話に、連絡先も残せば、感じがよくなる。
  27. 知らない電話番号の相手を知る方法。
  28. 電話代を理由に、電話を切らない。
  29. 最後の一言は、3分間、余韻が続く。
  30. すぐ電話を切る人とは、縁も切れる。

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