執筆者:水口貴博

出会いを大切にする30の方法

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割り勘より、おごったほうが、人間関係は長続きする。

割り勘より、おごったほうが、人間関係は長続きする。 | 出会いを大切にする30の方法

友人・知人と一緒に食事をしたとき、お会計はどうしていますか。

「割り勘にするか。おごりにするか」

まずここで悩みます。

もちろん状況や相手の地位、性別などにもよるでしょう。

しかし、本当に人付き合いがうまい人は、初めから結論は出ています。

割り勘はせず、積極的におごろうとします。

たしかに割り勘は楽です。

自分で食べた食事の料金を自分で払うというのは、当然です。

「自分の分は自分で払いました。文句はないよね。後腐れはないね」ということになります。

きれいに割り切ってしまうことで、食事の後には後腐れがありません。

後腐れがないため、逆に薄い人間関係になります。

心の詰まりもないので、別れやすくもなります。

人間関係は、後腐れがあったほうがいい。

そのためには、おごってください。

あなたが思い切っておごることで、素晴らしい印象になります。

「優しい」

「太っ腹だ」

「器の大きな人だ」

あなたに対してよい印象を持つこと間違いなしです。

それだけではなく、心理的な借りもできます。

「おごってもらって申し訳ないな。どこかでお返ししなければ」という気持ちが残ります。

後腐れができます。

食べたものはすぐなくなりますが、おごられた記憶は、長く残り続けます。

誰でも泥棒にはなりたくないので、おごってもらったまま別れをしてしまえば、食い逃げのように思います。

自分を正当化させるためにも、借りたものはきちんと返そうという気持ちがあります。

「おごってもらったら、どこかでお返しをする。それまでは離れられない」ということになります。

そういう心理があなたと相手とを別れにくくさせ、人との結びつきを強くさせます。

特に大切な人こそ、ぜひおごりましょう。

おごりを軽く見ないでください。

これは、人間関係の素晴らしい知恵です。

好印象と人間関係とを長続きさせる賢い方法なのです。

出会いを大切にする方法(14)
  • 食事のときにはおごる。
電話番号とメールアドレスをもらったら、その日のうちに連絡するのがマナー。

出会いを大切にする30の方法

  1. 余命1日と思えば、すべての人が輝いて見えるはずだ。
  2. ニックネームを付けると、堅苦しさがなくなる。
  3. すべての人に好かれようとすると、逆に嫌われる。
  4. 面白くないジョークにも笑えば、人との距離が縮まる。
  5. 理解できない話をする人こそ、あなたに必要な人。
  6. 話しかける理由を難しく考えない。
    思ったことを話しかけるだけでいい。
  7. いきなり肩書から紹介をしない。
  8. 鬼のように見える人ほど、実は話しかけてもらいたがっている。
  9. 出会った瞬間ほど、話しかけるベストタイミングはない。
  10. 興味は、人に話しかけてから出てくるもの。
  11. なまりを気にして隠そうとする人は、ご先祖様に失礼だ。
  12. 夜に出会った人とはその場で終わり、朝に出会った人とは一生つながる。
  13. 100点満点のコミュニケーションを目指さなくてもいい。
  14. 割り勘より、おごったほうが、人間関係は長続きする。
  15. 電話番号とメールアドレスをもらったら、その日のうちに連絡するのがマナー。
  16. トイレ掃除のおじさんとごみ掃除のおばさんを無視する人は、成功できない。
  17. 言葉遣いが悪い人は、悪い人に思われやすい。
  18. あなたの元気は、周りの人に影響を与える。
  19. レストランの注文のとき、どこを見て注文していますか。
  20. 「何を言うか」より「何を言わないか」。
  21. ゆっくり火をつけ、じっくり温めるのが人間関係。
  22. 見方を変えれば、人も変わって見えてくる。
  23. 相手の事情を考えると、自然と人に優しくなれる。
  24. 現実の世界は、ファッションショーそのものだった。
  25. 「いつでもいい」より「あなたに合わせます」。
  26. 人付き合いが上手な人は、借りた量より多く返す。
  27. 堅苦しい雰囲気が抜けない人は、食事に誘えばいい。
  28. 用事がないとはいえ、お辞儀くらいはできるはずだ。
  29. 人それぞれの違いがあるからこそ、摩擦熱で私たちのハートが温まる。
  30. 人を評価すると、いい人と出会えなくなる。

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