執筆者:水口貴博

プレッシャーに強くなる30の方法

26

いくつかの失敗報告は、一度にまとめてしまえばいい。

いくつかの失敗報告は、一度にまとめてしまえばいい。 | プレッシャーに強くなる30の方法

「こんなにたくさん失敗してしまった!」

いくつもの失敗を重ねてしまったときには、いつも以上にひどく叱られることを予感します。

1つの失敗なら、まだわかります。

しかし、失敗をいくつも重ねてしまったときには、なおさら気が重いです。

こんなときに、プレッシャーを小さくするいい方法があります。

失敗の報告を、一度にまとめられないかと考えましょう。

もちろん緊急を要する内容はすぐ報告が必要です。

しかし、いつでも報告できる失敗は、一度にまとめたほうがプレッシャーも小さくなります。

叱られるのは1回で済むからです。

2つの失敗を2回に分けて叱られるより、1回のほうが小さいです。

たとえば、AとBという2つの失敗をしたとします。

「Aの失敗をしました」

「Bの失敗をしました」

報告を2回に分ければ、2回叱られます。

当然、プレッシャーも大きくなります。

そこで、次のような流れのある報告をしてみましょう。

「Aの失敗が原因で、Bの失敗につながってしまいました」

すると不思議ですね。

2つの失敗が1つに聞こえます。

このようにすれば、2つの失敗を一度にまとめて報告ができます。

あまり大きな声では言えませんが、プレッシャーを小さくする手段としては、大事な場面で有効なのです。

プレッシャーに強くなる方法(26)
  • 失敗の報告をできるだけ、一度にまとめる。
プレッシャーを感じても、力を入れないほうがいい。

プレッシャーに強くなる30の方法

  1. プレッシャーは、苦しむものではなく、生かすもの。
  2. プレッシャーがあるから強くなれる。
  3. プレッシャーに強い人は、失敗を前向きに捉えている。
  4. プレッシャーは、あなたへの教育が完了すれば、自然と消えてなくなる。
  5. タイムプレッシャーを活用すれば、本来以上の自分を発揮できる。
  6. 意気込んでも、意気込みすぎない。
  7. 世の中のほとんどは、失敗しても問題がないことばかり。
  8. 「失敗しない」と考えるより「成功させる」と考える。
  9. 失敗したときのことは、そのときになって考えるのがちょうどいい。
  10. 目をつぶって深呼吸し、乱れた精神を整える。
  11. 時間がないときこそ、好きな人とデートする絶好のタイミング。
  12. 全力を尽くせば、最大を発揮できるだけでなく、気持ちの整理もしやすくなる。
  13. 家族の写真からパワーをもらう。
  14. スランプを乗り越えるには、練習しかない。
  15. 覇気を出すためには、声を出せばいい。
  16. 自分のほうが弱いとわかっていても、あえて強気で臨むこと。
  17. 腰を曲げていると、気の巡りが悪くなる。
  18. 他人からの期待は、感謝しつつも気にしすぎない。
  19. 「恥をかかないように」と心がけている人ほど、恥をかく。
  20. 負けて当然の試合で勝つのが、一番の快感である。
  21. 好きなことをやっていると、疲れるどころか元気になる。
  22. 疲れを感じるのは、やりたいことができないとき。
  23. 達成感は、疲れを吹き飛ばす。
  24. 嬉しい期待や応援も、かえってストレスになることもある。
  25. 失敗の原因と改善さえ学べれば、失敗は忘れたほうがいい。
  26. いくつかの失敗報告は、一度にまとめてしまえばいい。
  27. プレッシャーを感じても、力を入れないほうがいい。
  28. 死に直面する出来事以外は、しょせんどれも小さなこと。
  29. どんなに頭のいい人でも、焦っているときは頭の働きが鈍くなっている。
  30. プレッシャーの真の意味とは「教育」である。

同じカテゴリーの作品

2:00

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION