執筆者:水口貴博

できる人が実践している30の秘密の仕事術

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1冊の本を集中して読まない。

1冊の本を集中して読まない。 | できる人が実践している30の秘密の仕事術

読書といえば、1冊の本を読んでいるところを想像している人がほとんどではないでしょうか。

椅子に座って、一冊の本を黙々と読み進めていきます。

「1冊の本を読み終えてから、次の本に手を出す」

真面目な人ほど、本は1冊ずつ読み進めていくものだという先入観にとらわれています。

もちろんそれもいいですが、真面目すぎます。

あえて、読書を並列に読み進めていくのが、深く解釈するためのポイントです。

本は1冊と言わず、複数同時に読み進めてみましょう。

読み方も、1ページ目から順番に読むのではなく、無作為です。

ジャンルの違う本を、無作為のページから読んでいると、頭の中がぐちゃぐちゃになります。

ジャンルの異なる本を同時に読むことで、複眼的な視点を意図的に作ることができるようになります。

たとえば、歴史の本を読みながら、心理学の本を読みます。

読むページもいきなり、50ページから読み始めるという大胆な方法にします。

すると、歴史と心理学を結びつけて読みやすくなり、意外な発見や発想をしやすくなります。

人間の心理が歴史をどう及ぼしているのかを、考えやすくなるでしょう。

また、経済の本を読みながら、漫画を同時に読んでみます。

すると、漫画で登場する人物の経済事情を考えるようになります。

『ドラゴンボール』で登場する人物と経済の話が、つながります。

「孫悟空は戦ってばかりいるが、お金はどうやって稼いでいるのだろうか。アルバイトでもしているのかな」

面白おかしい発想ができるようになり、意外な視点から漫画を楽しむことができるようになります。

「漫画家はどのくらい稼いでいるのかな」

「漫画は経済にどのような影響を与えているのだろうか」

複数の本を同時に読み進めていくことで、意外な視点から読み進めることになり、より深く読書を楽しめます。

仕事のできる人は、カバンの中が違います。

ちょっとのぞいて見てみましょう。

勉強のために、本が入っているのは当然です。

しかし、1冊ではなく、何冊も本が入っているはずです。

同時に本を読み進めているからです。

仕事ができる人は、複数の本を同時に読み進めることで、読書の効率を上げています。

複数の本を同時に読み進めていくというのは非効率どころか、むしろ効率的です。

深い思考を実現できているのです。

できる人が実践している秘密の仕事術(10)
  • ジャンルの異なる本を、同時に読み進める。
あえてやる気を出さない時間を作る。

できる人が実践している30の秘密の仕事術

  1. 資本主義社会の基本ルールが、一流になるルールだった。
  2. あえて、いい人にならない。
  3. 1次会に参加しても、2次会には参加しない。
  4. 仕事ができる人は、いつも同じ服ばかりを着ている。
  5. あえて説明書を読んで、意外な操作を覚える。
  6. あえて、誰もやっていないことをする。
  7. うまくいく方法だけ学んで満足しない。
    うまくいかない方法も学ぶ。
  8. 忙しいからこそ、あえてしっかり睡眠を取る。
  9. いかに持つかより、いかに捨てるか。
  10. 1冊の本を集中して読まない。
  11. あえてやる気を出さない時間を作る。
  12. あえて、たくさんの仕事を抱え込む。
  13. あえて、事前準備は直前にすると、底力を発揮できる。
  14. 仕事のできる人は、あえて神様を信じない。
  15. あえて素直に信じないから、真実に気づける。
  16. 仕事ができる人ほど、会社を頼りにしない。
  17. 間違えにくい問題より、間違えやすい難問を選択する。
  18. 夏休みの宿題は、夏休み前に終わらせる。
  19. あえて、他人の意見に同調する。
  20. 軽い空腹感は、仕事を成功に導く鍵。
    重要な仕事の直前は、満腹より、少し空腹がベスト。
  21. 非常識に考えて仕事をする。
  22. あえて、他人の意見を聞かない。
  23. あえて計画を立てないからこそ、いい計画が立てられる。
  24. あえて、言い訳をすることで評価される。
  25. 大切な話のときほど、雰囲気を大切にする。
  26. やらないことを決め、リストアップする。
  27. 水を大量に飲むことは、意外な仕事術の1つ。
  28. 仕事ができる人は、諦めが早い。
  29. よく知っていることでも、あえて「知っている」とは答えない。
  30. 仕事ができる人ほど、あえて学校に通わない。

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