執筆者:水口貴博

仕事に集中する30の工夫

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同じ種類の仕事は、まとめて片付ける。

同じ種類の仕事は、まとめて片付ける。 | 仕事に集中する30の工夫

1つの仕事は、大きく分けて、3段階に分けることができます。

  • 1段階目 準備
  • 2段階目 作業
  • 3段階目 片付け

まずは、作業をするための「準備」をします。

その後、実際に「作業」を行い、終われば「片付け」です。

この3段階は、どんな仕事でも基本です。

さて、違う種類の仕事をばらばらに対応すると、仕事が遅くなります。

仕事の種類を変えるたびに「準備」と「片付け」が発生するからです。

また頭の切り替えも必要なので、集中力を妨げられます。

仕事を減らすために大切なことは、1段階目の「準備」と、3段階目の「片付け」をできるだけ減らすことです。

準備と片付けを減らすためには、同じ種類の仕事をまとめればいい。

仕事の種類を変える必要がないため「準備」と「片付け」が一度だけで済むからです。

たとえば、メール処理の仕事をした後、書類作成の仕事をして、またメール処理の仕事をする場合があります。

この場合、メール処理の仕事の準備と片付けが、2回ずつ必要です。

しかし、2回に分けたメール処理の仕事を、1回にまとめたとします。

準備と片付けも一度で済みます。

準備と片付けが少なくなるため、全体的に仕事量は減ります。

仕事量は、かなり変わります。

頭の切り替えの必要もないので、目の前にある仕事に専念できます。

メールなら、メールに関する仕事をまとめてします。

電話をするなら、電話に関する仕事をまとめてします。

書類の作成なら、書類の作成に関する仕事をまとめてします。

もし、ばらばらの仕事があっても、仕事を進める順番を変更して、同じ仕事だけをそろえるようにします。

同じ種類の仕事をまとめて対応するとき、あなたの集中力を最大限に活用できるのです。

仕事に集中する工夫(8)
  • 同じ種類の仕事をまとめる。
例外を、1つも作らない。

仕事に集中する30の工夫

  1. 定時というタイムリミットを、強く意識する。
  2. やる気があるうちに、仕事を片付ける。
  3. 「いつでもいいよ」と言われた仕事ほど、すぐ取りかかる。
  4. 「仕事リスト」を作ってから、仕事を始める。
  5. 無駄な会議は、徹底的に廃止する。
  6. デジタル機器を、優秀な秘書にする。
  7. 部下同士の仕事を交代させると、人間関係がよくなる。
  8. 同じ種類の仕事は、まとめて片付ける。
  9. 例外を、1つも作らない。
  10. 言葉は省略をしてもいいが、適度さを守る。
  11. とにかく仕事に着手する。
  12. 仕事中に割り込まれる要因を排除する。
  13. 「始業時間前」と「昼休み」は、仕事に専念できる時間。
  14. 将来像を、上司に伝えておく。
  15. 同種類の仕事をついでに引き受けると、仕事は増えるどころか減る。
  16. 休憩は疲れたときに入れるのではなく、仕事の区切りに入れる。
  17. 読み終わったメールは、保存ではなく、削除する。
  18. 思わぬ仕事に対応できるよう、あらかじめ準備を整えておく。
  19. 仕事は、一気に片付ける癖をつける。
  20. コーヒーを飲むと、仕事に集中できる。
  21. すぐ片付く仕事から着手する。
  22. 仕事中の水分は、控える。
  23. 定時で帰って、十分に睡眠時間を取る。
  24. 大きな仕事は、短く区切ってから進める。
  25. チームミーティングを開かない。
  26. 最初の90分間を、最大限に活用する。
  27. 着手している仕事が未来にどうつながるのかを、把握する。
  28. 仕事の一部を、他人にお願いする。
  29. パンよりご飯のほうが、集中力が継続する。
  30. 仕事を逃れる努力より、仕事を済ませる努力のほうが小さい。

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