執筆者:水口貴博

ビジネスパーソンのための30の食事マナー

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テーブルの上より下に、本性が現れる。

テーブルの上より下に、本性が現れる。 | ビジネスパーソンのための30の食事マナー

男性にも女性にも共通して言えることですが「食事中に足を組む人」がいます。

子どものころからの癖で、社会人になってからも、足を組んでいるようです。

そばで見ていて、食事中に足を組んでいる姿は、横柄に見えて仕方ありません。

特に仕事の関係で食事をしている最中に、足を組みながら食事をしている人は、要注意です。

そのちょっとした態度によって、契約にひびが入る可能性が高くなります。

取引先から「偉そうな態度だった」という印象を与えてしまいかねないからです。

いつの間にか、相手に不快感を与えやすい足組みは、多くの人が見落としやすいため、注意が必要です。

やはり食事中は、普通に足をそろえて食べるのが一番です。

相手は、あなたの足の状態を見ています。

テーブルの上と下では、別の世界だと思ってください。

テーブルより上は取り繕った「偽造の世界」であり、テーブルより下は「本性の現れる世界」です。

テーブルの上は目につきやすいですから、いかようにもできます。

誰でも意識して整えるがゆえに、なかなかその人の本性が現れにくいところでもある偽造の世界です。

しかし、そういう人に限って、テーブルの下は手を抜いています。

本当の本性というのは、見えないテーブルの下にこそ表れるものなのです。

鋭い相手なら、あなたのことをテーブルの「上」ではなく「下」を見て判断します。

あなたは、テーブルの下こそ、本当に気を使わなければならないのです。

ビジネスパーソンのための食事マナー(24)
  • テーブルの下こそ、意識をして整える。
おごってもらったら、お礼を伝えるチャンスは3回ある。

ビジネスパーソンのための30の食事マナー

  1. テーブルの上に荷物を置かない。
  2. 食事の際は、音を立てないこと。
  3. 乾杯のときに、グラスをかちんと合わせてはいけない。
  4. 飲み終わったお吸い物の蓋は、元どおりに閉めておくこと。
  5. 食べかけたものを、皿に戻してはいけない。
  6. 無礼講だとはいえ、本当に無礼になってはいけない。
  7. 食事中のタバコは、マナー違反。
  8. 食事中に会話をしてもいいが、口に食べ物を入れたままは厳禁。
  9. 飲みに行っても、翌日の仕事に支障を来さないこと。
  10. 乾杯のときには、お酒が飲めなくても口だけはつける。
  11. 勢いに乗っても、酔いつぶれてはいけない。
  12. 洋食では「食事中」「食事が終わりました」というサインがある。
  13. レストランで店員を呼ぶとき、大声を出さない。
  14. 食事中に携帯電話を触らない。
  15. 内輪にしかわからない話題は、控えよう。
  16. 忘れる人が多い、おごってもらったときのお礼。
  17. おしぼりで、顔を拭いていませんか。
  18. ウエイター、ウエイトレスを「お兄ちゃん、お姉ちゃん」と呼ぶ人は、品位を疑われる。
  19. 仕事で喫茶店へ行く場合は、周りに合わせて注文すること。
  20. 食事の場は、上司に仕事力をアピールするチャンス。
  21. 食事のスピードは、相手に合わせること。
  22. 上司からの飲みの誘いは「仕事の延長」である。
  23. 内部の機密情報を、外で口にしてはいけない。
  24. テーブルの上より下に、本性が現れる。
  25. おごってもらったら、お礼を伝えるチャンスは3回ある。
  26. 基本的に、出てきた料理は残さないこと。
  27. 立食パーティーでは、椅子を独り占めしないこと。
  28. 立食パーティーでは、決まりきった仲間で固まらない。
  29. バイキング(ビュッフェ)形式では、料理の前で立ち止まり続けないこと。
  30. バイキング(ビュッフェ)形式では、皿に何種類も盛り付けしないこと。

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