執筆者:水口貴博

社会人にふさわしい30の服装マナー

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チャック全開を指摘するには、工夫のある言い方が必要。

チャック全開を指摘するには、工夫のある言い方が必要。 | 社会人にふさわしい30の服装マナー

悪い身だしなみは、指摘をすればいいことです。

職場でお互いに指摘し合い、素直に改善すれば、さほど身だしなみで大きな問題になることはありません。

なにより大きな問題になるような身だしなみは、すぐ上司が指摘をしてきます。

「何という格好をしているのだ」

「職場にピアスはやめなさい!」

そのため、大きな問題になることはありません。

しかし、たとえ上司とはいえ、問題になる身だしなみであるにもかかわらず、指摘しにくいことがあるのです。

たとえば「ズボンのチャック全開」がその一例です。

男性がトイレに行った後、ズボンのチャックが全開になっていることがあります。

女性社員が指摘しにくいことはもちろんのこと、上司でさえ、指摘するのに勇気が必要です。

人前で指摘をすれば、ほかの社員に聞こえてしまい、大笑いされることでしょう。

相手のことを考えれば、さらに指摘がしづらくなります。

チャック全開は、悪気があってそうしているわけではありません。

しかし、そうした姿でお客さまの前に出るのは、ご法度です。

どう指摘すればいいのでしょうか。

「トイレに行かれてはいかがですか」と言えばいいのです。

こうした表現なら、女性も口にできますね。

指摘しにくいことは、はっきり言うのではなく、遠回しの表現を使って気づいてもらいます。

トイレに行けば、チャックが全開になっていることに気づきます。

指摘しにくいことは「トイレに行かれてはいかがですか」と表現しましょう。

社会人にふさわしい服装マナー(22)
  • ズボンのチャック全開は「トイレに行かれてはいかがですか」という表現で、気づいてもらう。
異性の気を引く意外な服装がある。

社会人にふさわしい30の服装マナー

  1. ビジネスにおける身だしなみは、性格、信用、評価に関わる。
  2. まず避けるべき身だしなみは「派手」と「ブランド」。
  3. どんなに暑くても、訪問先へは、スーツを着てからにする。
  4. リュックサックよりカバンのほうが、ビジネスをスムーズに進められる。
  5. 「ニンニク」「タバコ」「汗」は、においが残りやすい。
  6. 香水も、度が過ぎれば悪臭になる。
  7. ほのかな香りの香水でさえ、誰の迷惑になるかわからない。
  8. 露出の多い身だしなみは控えること。
  9. 面倒くさい食後の歯磨きだからこそ、清潔感に差がつきやすい。
  10. しわでよれよれのシャツは、仕事ができなさそうに見える。
  11. アイロンが面倒なら、形状記憶のワイシャツにすればいい。
  12. かっこいいネクタイも、左右に傾いていては、好印象が半減する。
  13. 帰宅をして脱いだスーツは、きちんとハンガーに掛ける。
  14. 服装自由の職場でも、何でも着てよいわけではない。
  15. 仕事の後にデートがあっても、仕事中には関係ない。
  16. 濡れた手のまま、トイレから出てきてはいけない。
  17. ビジネスでは、靴下は黒が常識。
  18. 清潔感のある人は、仕事ができる証拠。
  19. ふけは、見えないからこそ気をつける。
  20. 派手なメイクはダメ。
    だからとはいえ、何もしないのもダメ。
  21. 「長髪」と「ひげ」は、不快と感じる人がいるため、やめたほうがいい。
  22. チャック全開を指摘するには、工夫のある言い方が必要。
  23. 異性の気を引く意外な服装がある。
  24. 予備があると、不安がなくなり、業務に集中できる。
  25. 消臭スプレーも、使う場所に注意しよう。
  26. 男性の眉は、細すぎると不自然になる。
  27. 私服だからとはいえ、何でも着ていいわけではない。
  28. 公共の場でするお化粧は、大道芸と同じパフォーマンス。
  29. いつも変わらないスタイルは、面白みはないが堅実である。
  30. 落ち着いたカラーで、イメージアップしよう。

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