執筆者:水口貴博

知的な話し方をする30の方法

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何でも「Yes」と答える人は、利用される人になる。

何でも「Yes」と答える人は、利用される人になる。 | 知的な話し方をする30の方法

「ちょっと手伝ってよ」

「これ、調べてくれないかな」

「お願いがあるんだけど」

相手からのせっかくの誘いは、なかなか断れないものです。

特にお願いは、せっかく話しかけてもらっていることもあり、断りにくい。

優しい人は、つい「Yes」と答えます。

何でもOKを出す人は、たしかに優しい人に見えます。

しかし、何でもかんでも「Yes」とばかり答えてしまう人は、本当に優しい人ではありません。

優しいから「Yes」と言っているのではなく、実は断れなくて「No」が言えないだけです。

「優しい人」ではなく「断れない人」というほうが正しい。

「あの人にお願いすれば、何でもOKしてくれる」と、甘く見られます。

Yesと言う本人は、何でも仕事を引き受けて、すごい人優しい人と思われるに違いないと、胸を膨らませています。

しかし「Yes」ばかりを答える人が行き着くところは、最終的に「利用される人」になってしまうのです。

頼りがいのある人どころではないのです。

本当に頼りがいのある知的な人は、難しいと思ったことは「No」ときっぱり断ります。

何でも受け入れる人より、ときどき断る人のほうが「強い信念を持っている人」として、プラスに映ります。

断ることでプラスに働くとは不思議な話ですね。

YesとNoを両方使える人のほうが、頼りがいがあり、知的に映るのです。

知的な話し方をする方法(13)
  • 難しい注文には、Noと答えてしまう。
返事が速いと、仲良くなるのも速くなる。

知的な話し方をする30の方法

  1. 話し方で、あなたが決まる!
  2. 語尾を伸ばすと、品位が下がる。
  3. 「しかし」「でも」「だけど」は、反感を抱かれる話し方。
  4. ばかという人が、ばかにされる。
  5. 「かもしれない」「だと思う」は、心に響かない。
  6. 「たとえ話」は、自分のためにも、相手のためにもなる。
  7. トーンの低い声は、説得力が生まれる。
  8. オーバーな表現を使いすぎると、誰も話を真剣に聞いてくれなくなる。
  9. 要約をして、話がようやくまとまる。
  10. 「ええと」「あのー」を使わない。
  11. 本当の話し上手は、必ず話が短く、テンポがよい。
  12. よく知らない言葉や表現は使わない。
  13. 何でも「Yes」と答える人は、利用される人になる。
  14. 返事が速いと、仲良くなるのも速くなる。
  15. 理由をつけて話をすると、説得力が生まれる。
  16. 正しい日本語を使ってこそ、正しい会話ができる。
  17. 質問する人は、頭がいいと思われる。
  18. 相手の主張を、一部肯定すると、話も聞いてもらいやすくなる。
  19. 声の大きさは、自信の大きさ。
  20. 「要は」を連発する人の話は、いつまでもまとまらない。
  21. 5W1Hを含めると、会話がわかりやすくなる。
  22. 見下した言い方をする人が、見下される。
  23. 自慢話と自己アピールの違い、あなたにはわかりますか。
  24. だから敬語は素晴らしい。
  25. 体験談を、会話の中に含めよう。
  26. 人の評価より、自分の評価を気にしよう。
  27. 差別発言は、品位を下げる。
  28. 口数を減らすと、一言の重みが増す。
  29. 口数が多くなると、言葉だけでなく、人としても軽く見られる。
  30. 興味がない話は、教養として聞けばいい。

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