執筆者:水口貴博

外食で心がけたい30のマナー

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ストローをかじる癖ほど見苦しいものはない。

ストローをかじる癖ほど見苦しいものはない。 | 外食で心がけたい30のマナー

ストローをかじる癖はありませんか。

ストローを飲んでいると、何気なくストローを噛んでしまう。

かちかち噛んでは、舌先でちょっと触れてみることもあるかもしれません。

気がつけば、ストローの先端がぺったんこ。

いびつな形に変わっていて見苦しくなっているのです。

ストローを噛む癖は子ども時代で卒業をするものですが、中にはそうでない人もいます。

大人でもストローをかじる癖を持ったままの人がいます。

誰からも指摘されないと、そのまま直す機会がなく、大人になっても癖が続いてしまうのです。

見苦しいことに変わりなし

「誰にも迷惑はかけていないではないか」と思うかもしれません。

ここがポイントです。

周りに迷惑をかけていなくても、見苦しいことに変わりありません。

大人がストローをかじる様子は、お世辞にもかっこいいとは言えないでしょう。

それを見た人は「子どもっぽい」「甘えん坊なのかな」と誤解します。

「いらいらしているのかな」「ストレスがたまっているのかな」など、思わぬ悪印象を招くこともあるでしょう。

いくら本人が「別に普通だ」と思っていても、そういうふうに見る世間があります。

普段から癖になっていると、デートやランチの際、恥をかくことになりかねません。

いつの間にか自分のイメージが悪くなるのは不本意でしょう。

悪印象になることはあっても好印象になることはありません。

物理的な悪影響も見逃せません。

ストローをかじると、ストローの先端が鋭くなります。

鋭利な刃物のようになってしまい、飲むときに唇や口の中を切ることがあります。

ストローをかじる癖は、デメリットがあるだけで、メリットは何もないのです。

ストローの先端に注目

飲み終わった後のストローを見てみてください。

ストローの先端に歯形が残っていれば、噛む癖がある証拠です。

ストローをかじる癖があるなら、きちんと直しておくのが得策です。

ストローを噛みたい衝動に駆られても、ぐっとこらえてください。

大変に感じるのは最初だけです。

いったん慣れれば普通になります。

口の中が寂しいなら、ガムを噛めばいいことです。

外食で心がけたいマナー(25)
  • ストローをかじる癖があるなら、早めに直しておく。
フォーマルなレストランでは、料理に調味料を加えないのがマナー。

外食で心がけたい30のマナー

  1. お客さんの立場でも「サービス精神」は必要。
  2. 予約ができるお店なら、きちんと予約をしていく。
    当日であっても、できるだけ予約していくほうがいい。
  3. 食券機のボタンを押すとき、乱暴になっていないか。
    食券を手渡すとき、がさつになっていないか。
  4. ドレスコードで入店拒否されても、喧嘩腰にならない。
  5. 相席になっても嫌な顔をしない。
    笑顔で快諾する人になろう。
  6. メニューを開くやいなや、値段を見ていませんか。
  7. 呼び出しボタンを押してスルーされても、むっとしない。
    こういうときこそ、想像力の出番。
  8. 単語で注文する人は、お店の人からも食の神様からも嫌われる。
  9. 満席は怖くない。
    待ち時間にメニューを見れば、時間を有効に活用できる。
  10. 「少々お時間をいただきますが」と言われてむっとしない。
    「教えてくださってありがとうございます」と感謝する。
  11. 「大盛り無料」と言われて、食べきれる自信もないのにお願いしない。
  12. 注文を言い終えたら、合図の一言を言おう。
    「以上です」
  13. 注文内容を変更したくても、事情がないかぎり申し出ない。
  14. 外で買ってきたものを、店内でこっそり食べない。
  15. おかわり自由のドリンクバーだからといって、飲み散らかさない。
  16. 注文した料理を忘れられていても、むっとしない。
  17. 少しくらい接客態度が悪くても、いらいらしない。
    店員さんも、1人の人間。
  18. 飲食店であっても、席を譲る配慮は大切。
    声がけするあなたは、優しい人。
  19. ほかのお客さんと提供順が前後しても、いらいらしない。
  20. あらゆる料理は生もの。
    提供されたら、1分1秒でも早く食べ始めよう。
  21. カトラリーを落とすのが恥ずかしいのではない。
    ちょっとした不注意で騒ぐのが恥ずかしいのだ。
  22. 店員さんとため口で話すお客さんは嫌われる。
    店員さんと丁寧語で話すお客さんが愛される。
  23. テーブルマナーが身についていなくても落ち込まない。
    これから身につける楽しみがあるということ。
  24. 手が届きにくいものは、無理に手を伸ばしても見苦しいだけ。
    近くの人に一声かければ済む話。
  25. ストローをかじる癖ほど見苦しいものはない。
  26. フォーマルなレストランでは、料理に調味料を加えないのがマナー。
  27. 自分たちが寄せた席を、そのままにして退店していないか。
  28. 「ラストオーダーです」と言われても焦らない。
  29. カードの渡し方・受け取り方が、雑になっていないか。
  30. どれだけ最悪の外食でも、よかったところが1つくらいあるはずだ。

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