執筆者:水口貴博

初心に返る30の方法

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初心者は、初心を思い出させてくれる先生。

初心者は、初心を思い出させてくれる先生。 | 初心に返る30の方法

ときどき初心者をばかにする人がいます。

相手は初心者で、自分のほうが上とわかった瞬間、ばかにする人がいます。

つい相手を見下した態度になりやすい。

「そんなこともできないの?」

「初心者だね。まだまだだね」

「全然なっていない」

「よく今までやってきたね」

「知識も経験も足りないね。もっと頑張らないとね」

どこか遠い目で見てしまう自分がいる。

初心者がいたとき「自分より下」と思ってしまう自分がいる。

自分のほうが上手だと、初心者を「自分より下」と見下し、ばかにするのです。

もしこうした態度や考え方があれば要注意です。

初心者だからといって、見下すのはよくありません。

ここで大切な考え方があります。

初心者は「先生」と考えてください。

なぜ先生なのか。

初心を思い出させてくれる先生だからです。

私たちは、上達するにつれて初心を忘れがち

私たちは上達するにつれて初心を忘れがちです。

最初は謙虚で真面目に取り組んでいても、上達するにつれて、だんだん気持ちが緩んできます。

上達による自信が、悪いほうに走ってしまいます。

惰性が生まれると、向上心を忘れるようになり、成長が鈍化するのです。

成長が鈍化で終わればまだいいほうです。

人によっては謙虚を忘れ、傲慢ごうまんになることも少なくありません。

見下した態度になったり偉そうな発言が増えたりします。

上達するのはいいのですが、傲慢になるのはよくありません。

周りから「あの人は上級者だけど、感じが悪いね」と嫌われてしまうのです。

私たちは上達するにつれて、謙虚が失われやすいため、注意が必要です。

このとき役立つのが初心者の存在です。

初心者は、忘れかけていた初心を思い出させてくれる存在です。

自分を戒めてくれる先生です。

初心者を先生にすれば、多くのことが得られる

初心者がいれば、昔の自分を思い出すことです。

「そういえば、自分も最初はこうだったな」

初心を思い出させてくれる先生と思えば、相手が初心者であっても、丁寧な接し方になるでしょう。

「たしかに難しいですよね。自分も昔は同じでしたよ」と優しく接することができるでしょう。

もちろん初心を思い出すことで謙虚な気持ちも取り戻せます。

また、副次的な成果が得られることも少なくありません。

改善の糸口がつかめたり、新しいひらめきが得られたり、成長のヒントが見つかったりです。

初心者を先生にすれば、多くのことが得られるのです。

相手が初心者であっても敬意を払うこと

初心者がいても、ばかにしないでください。

むしろ先生と考えましょう。

初心者が「よろしくお願いします」と言えば、あなたも「こちらこそよろしくお願いします」と言うことです。

相手が初心者であっても敬意を払うことです。

お互いに頭を下げれば、いい関係を築けます。

初心者は、初心を思い出させてくれる先生なのです。

初心に返る方法(12)
  • 初心者がいても、ばかにしない。
  • 初心者は、初心を思い出させてくれる先生と考える。
明るい話し方をすると、普通のネタも面白く聞こえてくる。

初心に返る30の方法

  1. 誰でも初心に返ることができる。
  2. 初心に返る第一歩は「気づくこと」から始まる。
  3. 初心に返るための大切な下準備は「時間」。
  4. 初期に使っていたものを取り出そう。
  5. 初心に返るためには「意識的な努力」が必要。
  6. 写真とは、記憶の引き出しを開ける鍵。
    当時の写真を振り返ると、初心に返ることができる。
  7. 卒業アルバムを眺めると、初心に返ることができる。
  8. もらった贈り物のお返しを、忘れていませんか。
  9. 切羽詰まった状況のときは、焦って行動するのではなく、まず落ち着く。
  10. ブランコは、大人が童心を思い出すための遊具。
  11. 暗い人は「減点法」で生きている。
    明るい人は「加点法」で生きている。
  12. 初心者は、初心を思い出させてくれる先生。
  13. 明るい話し方をすると、普通のネタも面白く聞こえてくる。
  14. 仕事のフォームは、知らず知らずのうちに崩れる。
  15. 稼いでいたころと比較するから、落ち込む。
    経済力ゼロのころと比較すれば、落ち込まない。
  16. 人は、生きているうちに生まれ変われる。
  17. あなたはいつの間にか、人に影響を与えている。
  18. 相手の話をたっぷり聞くことも、愛情表現の1つ。
  19. 自分の顔を3分間じっと見つめてみよう。
    いつもと違った顔に見えてくる。
  20. 軽々しく人におすすめを聞かない。
    自分で探して選ぶことも、勉強の1つ。
  21. 共感したときは、きちんと本人に共感したことを伝えよう。
  22. どれだけ都会でも、必ず自然がある。
  23. 相手が話したいテーマは、宝探しの感覚で、楽しく探す。
  24. 前から一度やってみたかったことを、これ以上先延ばしにしない。
  25. 「ありがたい」が口癖の人に、悪い人はいない。
  26. 昔住んでいたアパートを見に行くと、初心に返ることができる。
  27. 体験は、しっかり記憶に残る。
    感情が伴った体験は、もっと記憶に残る。
  28. 新しい発見は「家電製品の説明書」にある。
  29. 自分より経験が浅い人に意見を求めよう。
    経験ゼロの人に意見を求めることも悪くない。
  30. 本当にやりたいことなら「やる、やらない」の相談は必要ないはずだ。

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