執筆者:水口貴博

「また会いたい」と言われる人になる30の方法

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話すことより聞くことに集中しよう。初対面は、インタビュアーになるくらいでちょうどいい。

話すことより聞くことに集中しよう。初対面は、インタビュアーになるくらいでちょうどいい。 | 「また会いたい」と言われる人になる30の方法

「また会いたい」と思われる人になりたいなら、話し上手になるのではありません。

聞き上手になりましょう。

「また会いたい」と思われるためには、話し上手になることが必要と考えがちです。

モテる人のランキングでも「面白い人」が常に上位です。

たしかに巧みな話術があれば、話で相手を楽しませることができるでしょう。

面白い話で相手を笑わせることができれば、印象がアップするのは間違いありません。

ユーモアがあったり知性が感じられたりすると、話に引き込まれます。

自分のことを理解してもらいたくて、たくさん話してしまうこともあるはずです。

もちろん話し上手になるのもいいですが、注意点があります。

話し上手とはいえ、まくし立てるような話し方はよくありません。

話してばかりいると、相手はストレスを感じます。

一方的に話し続けると、威圧感を与える

まくし立てるような話し方はよくありません。

自分の話ばかりしていると、がつがつした印象が強くなります。

ぺらぺら話しすぎると、軽い印象を与えるだけではありません。

「かまってほしい感」が出てしまい、わがままで自己中心的な印象も与えます。

一方的に話し続けるマシンガントークは、威圧感があります。

聞くだけとはいえ疲れます。

自分ばかり話していると、話を理解することに忙しくなって、相手を疲れさせます。

「いつまで話が続くのだろう。早く話が終わってほしい」とへきえきするでしょう。

世の中には、巧みな話術で人気を集める人がいるのも事実ですが、それは一部のプロに限った話です。

プロでないかぎり、まくし立てる話し方をするのは危険です。

「口から先に生まれてきたようだ」と思われるでしょう。

話してばかりの人には抵抗を感じて「この人といると疲れる」「もう会わなくていいかな」と思われるのがオチです。

もともとおしゃべり好きな人は、特に要注意です。

相手がにこにこ楽しんでいるように見えても、実際は愛想笑いということがあります。

話し上手になればいいわけではないのです。

話し上手より聞き上手になろう

「また会いたい」と思われる人になりたいなら、話し上手より聞き上手になりましょう。

話を聞くことに集中すれば、相手から歓迎され、快く思ってもらえます。

人は、自分の話をしっかり聞いてくれる人に好感を持ちます。

たっぷり話ができると、すがすがしい気持ちになれ、後味のよい余韻が残ります。

また、熱心に話を聞いてくれる相手には、自然と警戒が解けて、心を開きたくなります。

理解されることは、快感の1つです。

ついプライベートな話もしてしまい、どんどん仲良くなっていけます。

だからこそ「また会いたい」と思ってもらえるのです。

話すこと・聞くことの割合は「2対8」が理想的

もちろんずっと聞いてばかりいるわけではありません。

コミュニケーションはキャッチボールです。

話の内容に応じて、ときどきこちらも話すようにするのがいいでしょう。

効果的なのは相槌あいづち」と「質問」です。

「うんうん」「なるほど」と適度に相槌を打つと、どんどん話が弾んでいきます。

掘り下げるように質問をすると、相手は「話に興味を持ってくれている」とわかって嬉しくなり、さらに会話が弾みます。

話すこと・聞くことの割合は「2対8」が理想的です。

「2対8」を目安にすれば、会話のキャッチボールの体裁が整い、バランスよく保てます。

初対面は、インタビュアーになるくらいでちょうどいい

聞き役として、どんどん相手に話をしてもらいましょう。

例えるなら「インタビュアー」です。

相手の話を聞いては質問をして、話を聞いてはまた質問する、という流れを繰り返します。

初対面は、インタビュアーになるくらいでちょうどいいのです。

自分は口下手という自覚があるなら、なおさら聞き役に徹するのが得策です。

インタビューとして、聞き役に徹して嫌われることはありません。

素晴らしいインタビュアーになれば、相手はあなたのことを「自分を理解している存在」として認めます。

自分を理解している存在だからこそ「また会いたい」と思われるのです。

「また会いたい」と言われる人になる方法(14)
  • インタビュアーとして、聞き役に徹する。
「また会いたい」と思われる人は、否定的な言い方より、肯定的な言い方をする。

「また会いたい」と言われる人になる30の方法

  1. 「また会いたい」と思われる人になるための大原則。
    「楽しませるより、まず不快にさせないこと」
  2. 「また会いたい」と思われるのは難しくない。
    高度な話術も特別なテクニックも必要ない。
  3. 「また会いたい」と思われるかは「会ったときの総合的な印象」で決まる。
  4. 名前の確認をするなら、名刺交換をした直後がベストタイミング。
  5. しわも汚れも、時間が経つと見慣れてくる。
    しわや汚れが気にならなくなるのは、感性が鈍くなっている証拠。
  6. 笑顔を振りまくことは、魅力を振りまくこと。
    にこにこしているだけで、相手を魅了できる。
  7. 共通点が多ければ多いほど、また会いたくなる。
  8. 相手の話を途中で折ると、出会いも途切れる。
    相手の話を最後まで聞けば、出会いは続く。
  9. 悪天候を明るく話す人がモテる。
  10. 相手の見えない努力に気づく人が、愛される。
  11. 世の中には1つだけ、開けたままにしてもいいドアがある。
  12. 話を盛り上げるなら、実体験の話がもってこい。
    身をもって経験したことこそ、最高の話ネタ。
  13. 「また会いたい」と思われる人は、ポジティブ思考。
  14. 話すことより聞くことに集中しよう。
    初対面は、インタビュアーになるくらいでちょうどいい。
  15. 「また会いたい」と思われる人は、否定的な言い方より、肯定的な言い方をする。
  16. 「共感してくれる人には再び会いたくなる」と思う法則がある。
  17. 人のためにお金を使えば、運となって跳ね返ってくる。
  18. 忙しい人には、もう会いたくない。
    充実している人には、また会いたい。
  19. 好きなことを聞いてくれる人は、なぜか好きになってしまう。
  20. 自分の名前を呼んでくれる人には、また会いたくなる。
  21. 謙遜も「ほどほど」が大切。
    過度の謙遜は、悪印象につながる。
  22. 悪口と無縁の人が「また会いたい」と思われる。
  23. 「興味がない」は、初対面で禁句にしたい一言。
  24. 次に会う口実をうまく作れば、また会いたくなる。
  25. 夢を持っている人には「また会いたい」と思わせる力がある。
  26. また会いたいと思われる人は、話を切り上げるタイミングが絶妙。
  27. 出されたお茶を飲み干して帰る人が、愛される。
  28. 「また会いたい」と言うから、また会う機会に恵まれる。
  29. 「また会いましょう」と誘われたときは、ゼロ秒で快諾しよう。
  30. 「また会いたい」と思われる人は、気持ちのいい別れ方をして、心地よい余韻を残す。

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