執筆者:水口貴博

ご縁を大切にする30の言葉

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相手に好意があっても、伝わらないとゼロ。

相手に好意があっても、伝わらないとゼロ。 | ご縁を大切にする30の言葉

相手に好意を持っているだけではいけません。

好意があるのはいいことですが、それだけでは不十分です。

いくら相手に好意があっても、消極的な態度では伝わりません。

どれだけ相手に好意があっても、伝わらないとゼロです。

残念ですが、ないも同然です。

回りくどい言い方、わかりにくい話し方をしないことです。

あやふやな態度、誤解を招く振る舞いをしないことです。

じっとしていては何も伝わりません。

受け身でじっとしていると、相手は「嫌われているのかな」と不安になるでしょう。

相手に好意があるなら、きちんと伝えていきましょう。

好意を持つだけで満足しないことです。

好意は、伝えてこそ意味があるのです。

好意を伝えると「好意の返報性」が働く

ためらっている場合ではありません。

相手に好意があるなら、どんどん言葉や態度に出して伝えていきましょう。

相手に好意を持ってほしいなら、まず自分から相手に好意を伝えていく努力が大切です。

好意を伝えると「好意の返報性」が働くようになります。

好意の返報性とは「自分に好意を持ってくれる人には、好意を持つ」という法則です。

自分に好意を持ってくれている人には、自然と好意を持った経験がないでしょうか。

相手に好意を持つと、鏡で反射するかのように、相手からも好意を持ってもらえるようになります。

好意を伝える3つのポイント

どうすれば好意を伝えることができるのでしょうか。

きちんと言葉に出して好意を伝えることも大切ですが、もっと基本的なことから始めていくほうが確実です。

好意を伝えるポイントは数多くありますが、その中でも基本的なことを3つご紹介します。

  1. 明るい表情を見せる

まず明るい表情を見せることです。

明るい表情を見せることは「あなたに好意があります」というメッセージになります。

自然と明るい雰囲気に包まれ、明るい会話ができるようになります。

  1. きちんと挨拶をする

挨拶は人間関係の基本ですが、好意を伝えるときにも欠かせないポイントです。

きちんと挨拶をすることは、積極的に声をかけるだけでなく、好意を伝えることにもなります。

相手は「自分のことを気にかけてもらっている」とわかって明るい気持ちになれます。

相手に声をかけられてから挨拶をするのではなく、自分から積極的に挨拶をしていきましょう。

  1. さりげなく褒める

褒めることも大切です。

褒めることは、相手に好意を伝えることになります。

相手を褒めることは、相手に好意があることを伝えることでもあります。

「さすがですね」

「頼りになりますね」

「素晴らしいですね」

誰でも自分が認められていると感じるもの。

さらっと褒めれば、相手は嬉しそうな笑みを浮かべるでしょう。

ただし、あからさまに褒めるのではなく、さりげなく褒めるようにしましょう。

嫌みがないよう自然に伝えることで、スマートに好意を伝えることができます。

ご縁を大切にする言葉(16)
  • 好意を持つだけで満足せず、積極的に好意を伝えていく。
あなたの印象は、姿勢で決まる。
姿勢が美しくなれば、出会いも美しくなる。

ご縁を大切にする30の言葉

  1. 「出会って終わり」という自分を終わりにする。
  2. 年齢を聞く癖をなくす。
    年齢を知りたい気持ちもなくす。
  3. 出会えただけで「ご縁」と呼べる理由としては十分。
  4. 「一時の関係にお金を出す」と思うから、高く感じる。
    「一生の関係にお金を出す」と思えば、安く感じる。
  5. 「これも何かのご縁」と言うだけ、すべての出会いが未来につながる。
  6. 人脈を広げたかったら、まず人望を集める。
    人望が集まれば、自然と人脈は広がっていく。
  7. 目上の人に面会の機会をいただいたなら、下調べが欠かせない。
  8. 人間関係は、利率の高い銀行。
    大切にすればするほど、価値が大きくなって返ってくる。
  9. 「私を覚えていますか」と聞くのは感じが悪い。
    相手を焦らせ、恥をかかせる可能性がある。
  10. 立場の高い人ほど、誰かに会いたがっている。
  11. 大切な人ほど、重要な存在と気づくのに時間がかかる。
  12. 再会をするときは、前もって前回の会話内容を思い出しておく。
  13. 心に突き刺さる言葉を言ってくれる人は、神様。
  14. 会うことは恥ずかしくない。
    恥ずかしいと思うから、恥ずかしいのだ。
  15. 相手が自分のことを覚えていないとき、どうするか。
  16. 相手に好意があっても、伝わらないとゼロ。
  17. あなたの印象は、姿勢で決まる。
    姿勢が美しくなれば、出会いも美しくなる。
  18. 素晴らしい出会いができたから「ご縁」と呼ぶのではない。
    「ご縁」と呼ぶから素晴らしい出会いになる。
  19. 1対1で会っているときは、目の前の人に集中するのがマナー。
    「世界には今この人しかいない」と思うくらいでちょうどいい。
  20. 謝れない人はご縁が続かない。
  21. 別れ言葉を工夫すれば、ご縁が続く。
  22. 「会いたくありません」とはっきり断られることは幸い。
  23. お互いが離ればなれになっても、心ではつながっているようにする。
  24. 念願の人と会ったら、ぜひ記念写真を撮っておこう。
    懐かしい思い出になり、あなたの中で生き続ける。
  25. 「お会いできて嬉しいです」より「夢が叶いました」
  26. すぐ顔に出る人を悪く言ってはいけない。
    相手の感情を一目で確認できることほど、楽でありがたいことはない。
  27. 出会いに恵まれるから「おかげさま」と感謝するのではない。
    「おかげさま」と感謝するから出会いに恵まれる。
  28. 残念な出会いであっても、いい出会いをした後のように、すがすがしい表情をしよう。
  29. ご縁を逃しても落ち込まない。
    世の中には、まだまだたくさんのご縁がある。
  30. 一度しか会ったことがないのに、ずっと覚えている人がいる。
    一生忘れられない人がいる。

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