執筆者:水口貴博

アイデアを出す30の方法

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最初の形にこだわると、アイデアの発展を妨げる。

最初の形にこだわると、アイデアの発展を妨げる。 | アイデアを出す30の方法

アイデアでこだわってはいけないことがあります。

それは「最初の形」です。

アイデアを出すのは、言うのは簡単でも、実際は難しいもの。

簡単にアイデアが出ることもありますが、実際は一定の苦労が伴います。

うなって粘って苦しんで、手間と時間をかけた結果、ようやく思いついた念願のアイデア。

アイデアは出すまでに苦労が伴っているため、そのままの形で通したい気持ちが出やすい。

「変えたくない」

「このままの形で維持したい」

情が出て、大切にしたい気持ちが出てくるでしょう。

未練や執着といった気持ちも出るかもしれません。

自分でも気づかないうちに、いつの間にか最初の形にこだわることが少なくありません。

まるで別れがこじれた恋人関係のようです。

しかし、最初の形にこだわってしまうと、アイデアの発展を妨げてしまいます。

最初の形は、あくまで最初の形です。

アイデアは発展させていくものであり、固定化させるものではありません。

より良いアイデアに発展させていくためにも、最初の形にこだわらず、どんどん変えていきましょう。

肉付けをしてもいい。

アレンジを加えてもいい。

アイデアの一部を削ってもいい。

アイデアを別のアイデアと合体させてもいい。

最初のアイデアを、後から180度ひっくり返してもいい。

原形をとどめないくらい、どんどんアイデアの形を変えていきましょう。

最初の形にこだわらず、形を発展させていくことで、アイデアを磨いていけます。

平凡だったアイデアが、いつの間にか斬新なアイデアに化けるのです。

アイデアを出す方法(26)
  • 最初の形にこだわらないようにする。
自分の頭だけで考えていると、狭い世界にとらわれる。

アイデアを出す30の方法

  1. 「なんとなく」でアイデアは出ない。
    アイデアを出すには、方法論がある。
  2. アイデアに、センスや才能は必要ない。
    必要なのは、方法と努力。
  3. アイデアとは何か。
  4. アイデアとは、既存要素の新しい組み合わせにすぎない。
  5. アイデアを出す第1段階は、資料集め。
  6. アイデア発想には、基本の5段階がある。
  7. アイデアを出すなら「質」より「量」を意識しよう。
  8. 常識で考えているかぎり、平凡なアイデアは生まれても、斬新なアイデアは生まれない。
  9. アイデアには、好奇心と遊び心が必要。
    ばかになって考えよう。
  10. 「変わり者」と言われることを恐れるな。
  11. 逆に考えるのを習慣にすれば、斬新なアイデアが出やすくなる。
  12. アイデアに必要なのは、記憶力より記録力。
    常に書き留める準備をしておき、最速で書き留めよう。
  13. 最初から根拠を考えない。
    根拠は後から考えよう。
  14. インターネットに依存した情報収集には要注意。
  15. 部屋にこもってばかりでは、よいアイデアは出ない。
    本当のヒントは、外にある。
  16. 明確な目標を決めておこう。
    カラーバス効果によって、アイデアのヒントが見つかりやすくなる。
  17. 何でもヒントにする。
    何でもヒントになる。
  18. ひたすら新しい組み合わせを試し続けるだけでいい。
  19. 制約は、アイデア発想の起爆剤。
  20. アイデアを探すなら、熟読の必要はない。
    見出しやまとめを読むだけで十分。
  21. アイデア発想では、アナログとデジタルのどちらが有利か。
  22. 気分転換やリフレッシュによって、アイデアが促される。
  23. 小さなひらめきを軽視しない。
  24. 1つのアイデアには、100万円の価値がある。
  25. アイデア発想は、苦しむものではなく、楽しむもの。
  26. 最初の形にこだわると、アイデアの発展を妨げる。
  27. 自分の頭だけで考えていると、狭い世界にとらわれる。
  28. アイデアパーソンになったつもりで考えよう。
  29. アイデアがひらめきやすい環境「4B」とは。
  30. アイデアは、実行してこそ意味がある。

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