執筆者:水口貴博

物を持たない30のシンプル生活

15

捨てるときの心の痛みは、勉強代だと考えよう。

捨てるときの心の痛みは、勉強代だと考えよう。 | 物を持たない30のシンプル生活

捨てるときには、心の痛みを伴います。

特にまだ使える物を捨てるときには、誰もがこう思うでしょう。

「もったいないな」

たしかに使えるのに捨てるのはもったいないことで、心が痛みますね。

私も、まだ使える物を捨てるときには、心が痛くなります。

だからとはいえ使わないものを持っていても、ごみになるだけです。

捨てるときに「もったいないな」と思うものほど、勉強代と考えましょう。

不必要な物を買ってしまった自分を悔しく感じますが、勉強代として考えるのです。

物を買うときに「これが本当に自分に必要な物なのかどうか」と、次から真剣に考えることができるようになります。

無駄に物を買ってしまうと、お金の無駄になってしまいます。

部屋のスペースも取られます。

無駄に物を買ってしまう原因は、いくつかあります。

  • 衝動買い
  • 友人が持っているから自分も、つい買ってしまう
  • 見栄を張って買ってしまう
  • 尊敬されるために買ってしまう

心の緩みが原因です。

同じ失敗を繰り返さないためにも、心の緩みを引き締める必要があります。

心を引き締めるために「もったいない」という気持ちを、十分味わうことです。

「もったいない」と思う物ほど捨てることで、心を強くできます。

物を持たないシンプル生活(15)
  • もったいない気持ちは、勉強代だと考える。
中途半端な物は、出番も中途半端。

物を持たない30のシンプル生活

  1. ごみを捨てると、生活が向上する。
  2. 本人がごみだと気づいていないごみがある。
  3. 「誰かにあげることができないか」と、考えてみる。
  4. 「いつか使うかもしれない物」に限って、一生使うことはない。
  5. ほとんどの物はレンタルできる。
    個人があえて持つ必要はない。
  6. ブランドばかりをたくさん持とうとするのは、自信のなさの表れ。
  7. 物に囲まれすぎてしまうと、人間ではなくなってしまう。
  8. 一番の物だけを持てばいい。
  9. 一番の物だけは、複数持つことが許される。
  10. 整理整頓の基本は、机の上から。
  11. 「使うか使わないか」を基準に考えよう。
  12. 友人が持っている物を、わざわざ持つ必要はない。
  13. 100パーセントの収納が、100点の収納ではない。
  14. 手紙や年賀状は、捨ててもいい。
  15. 捨てるときの心の痛みは、勉強代だと考えよう。
  16. 中途半端な物は、出番も中途半端。
  17. 物を捨てないと、集中ができない。
  18. 1つが捨てられなくても、まとめてなら捨てることができる。
  19. 記念品は、心にしまう。
    わざわざ部屋に残さない。
  20. ごみ捨てをしないと、ごみが部屋の住人になってしまう。
  21. 自分らしい部屋にするなら、模様替えや装飾よりごみ捨て。
  22. 他人に捨ててもらうと、捨てられる。
  23. 自分が必要だと思い込んでいるだけ。
    なくなっても困らない。
  24. 「借りること」を前提に生活すれば、必ず部屋はすっきりする。
  25. 旅先で買えるものを、わざわざ持たない。
  26. 使わないのにもらうことは、ごみをもらっているということ。
  27. 貧乏性は、病気と言ってもいい。
  28. 新しい物を買ったら、古い物は捨てよう。
  29. 捨てる力を身につけると、置く場所と捜す時間を節約できる。
  30. 最後に残った物が、本当に必要な物。

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