執筆者:水口貴博

お金に強くなる30の哲学

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本業が軌道に乗る前のリスク分散は、かえってリスクを高める。

本業が軌道に乗る前のリスク分散は、かえってリスクを高める。 | お金に強くなる30の哲学

リスク分散とは、収入源を複数作り、万が一に備えることをいいます。

世の中は、変化の連続です。

今はよくても、将来はどうなるかわかりません。

経営者なら、多角化経営をして、収入源を複数設ける方法があります。

サラリーマンなら、副業をして、本業が傾いたときに備える方法もあるでしょう。

収入源が1つだけの場合、それが絶たれると、突然収入がゼロになります。

万が一に備えて、経営者でも会社員でも、リスク分散を考える人が多いでしょう。

リスク分散ができれば、本業で失敗しても、収入がゼロになるのを防げます。

リスク分散は、あくまで任意です。

あえて多角化経営や副業はやらず、あくまで本業に集中するのも、一種のリスクを下げる行為になります。

もしリスク分散をするなら、始める時期が重要です。

リスク分散は本来、本業が軌道に乗ってから考えるものです。

本業がまだ軌道に乗っていないうちからリスク分散を始めると、かえって本業が傾くリスクを高めます。

リスク分散をすることで、かえって本業もおろそかになり、経営が傾いてしまいます。

結果として、共倒れになる可能性があるのです。

リスク分散は必要ですが、あくまで本業が軌道に乗ってから始めましょう。

タイミングを誤ると、かえってリスクを高めるのです。

お金に強くなる哲学(7)
  • リスク分散は、本業が軌道に乗ってから始める。
人の心をつかめなければ、お金は稼げない。

お金に強くなる30の哲学

  1. 「お金がない」と言うだけでは、何も解決しない。
  2. 年収が高くなるのは、譲られるより譲る人。
  3. 「お金に執着すること」と「お金を大切にすること」は別。
  4. 多くの人は、金利や利息に注目するが、手数料には無頓着。
  5. 相続税は高いほうが、自分・子ども・社会のためになる。
  6. 時間が節約できる商品は、どれも素晴らしい。
  7. 本業が軌道に乗る前のリスク分散は、かえってリスクを高める。
  8. 人の心をつかめなければ、お金は稼げない。
  9. 節税対策ばかり考えるより、本業に集中したほうが、よほど稼げる。
  10. 引き落とせなかった記録は、原則として、永遠に残り続ける。
  11. 酒・タバコ・ギャンブル・色恋。
    人生をダメにする、5つ目とは。
  12. ぼったくりバーを確実に避ける方法とは。
  13. お年玉は、子どもたちへの投資。
  14. 年賀状の抽選番号は、しっかり確認しよう。
  15. お金は、トラブルの原因になりやすい。
  16. 時間をかけた調べ物でも、税理士に相談すると、一瞬で解決する。
  17. 生活水準を上げるより、満足の基準を下げるほうが、お金は貯まる。
  18. 自分の経済状況について書かれた本とは。
  19. 交際するなら、相手が貧乏神でないことを見極めておく。
  20. お金とは、肥料のようなもの。
    集めるだけではくさいが、まくと役立つ。
  21. 勉強すればお金持ちになれるとは限らないが、お金持ちは必ず勉強している。
  22. 無知による損失に比べれば、勉強にかかるお金なんて小さなもの。
  23. 「減税」という言葉を聞いたとき、2種類の人に別れる。
    喜ぶ人と疑問に思う人。
  24. 請求の意味をすべて把握することは、お金を貯める習慣の1つ。
  25. お札が破損したときの対処法。
  26. 貯金を成功させるために決めたい4つのポイント。
    目的・目標金額・期限・節約方法。
  27. 健康維持につながるお金は、立派な自己投資。
  28. 無駄遣いをしても、ストレス発散になったなら、無駄遣いではない。
  29. 「忙しい」と言っていると、お金が逃げていく。
  30. レバレッジ効果という点で言えば、勉強は、1日でも早いほうがいい。

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