執筆者:水口貴博

心が疲れたときの30の言葉

17

勝ってから「勝った」と言うのでは遅い。戦う前に「勝った」と言うから勝てる。

勝ってから「勝った」と言うのでは遅い。戦う前に「勝った」と言うから勝てる。 | 心が疲れたときの30の言葉

戦国時代、北条綱成(ほうじょう・つなしげ)という武将がいました。

彼には、面白い戦法があることで有名です。

戦場では「負けるな。進め。なぎ倒せ」などと叫びながら突進していくのが普通です。

武将は奮い立たせる言葉を発して、兵たちの士気を高めます。

しかし、綱成は違いました。

「勝った、勝った」と叫びながら突進していくのです。

「勝った、勝った」と叫びながら突進してくる相手ほど、怖いものはありません。

相手の闘争心を奪う目的だけではありません。

「負けるな」と叫ぶとき、負けることを想像しますが「勝った」と叫ぶときは、勝つことを想像します。

兵たちに勝っている姿を想像させることで、ますます闘争心を高められます。

つまり、兵たちの士気も高めると同時に、相手の闘争心も奪える、一石二鳥の戦法なのです。

このユニークな言葉のおかげもあって、綱成は生涯36回にもわたる激戦を勝ち抜きました。

「勝った、勝った」と言いながら、戦いに挑みましょう。

勝ってから「勝った」と言うのでは遅い。

戦う前に「勝った」と言うから、勝てるのです。

心が疲れたときの言葉(17)
  • 戦う前から「勝った、勝った」と言いながら突進する。
友人と楽しい会話ができた。
これだけで幸せ。

心が疲れたときの30の言葉

  1. 自分の能力が生かせる仕事をする。
    仕事を通して、能力をさらに伸ばす。
  2. 「3歩進んで、2歩下がる」。
    思いどおりに行かないから、人生は面白い。
  3. 落ち込んだときこそ、花の力を借りよう。
  4. 人間関係とは、携帯用カイロのようなもの。
    もまないと、温まらない。
  5. 落ち込んだときは、いつもと違った道を通る。
  6. 自然と切れる人間関係も、あっていい。
  7. 自分が納得しているなら、友人の数はゼロでもいい。
  8. 「ありがとうございます」と言えたあなたは、偉い。
  9. きちんと謝れたあなたは、偉い。
  10. 周りの期待に応えすぎると、疲れる。
  11. 大変と言えるうちは、まだ大丈夫。
    大変と言えなくなったら、本当に大変。
  12. 誰かになるのは不可能。
    自分は自分しかなれない。
  13. 悪口を言うのは簡単。
    褒め言葉を言うのは難しい。
  14. いくら懐かしんでも、過去は戻ってこない。
    大切なのは、これからの未来。
  15. 靴ひもをきゅっと締めるだけで、気持ちも引き締まる。
  16. 赤信号くらいでいらいらするのは、赤信号。
  17. 勝ってから「勝った」と言うのでは遅い。
    戦う前に「勝った」と言うから勝てる。
  18. 友人と楽しい会話ができた。
    これだけで幸せ。
  19. 本番前は、無駄な言い訳をしない。
    「大丈夫」と豪語する人が、成長する。
  20. 「○○さえあれば」と考えているうちは、それを手に入れてもうまくいかない。
  21. 今日のあなたの課題。
    嫌いな人にも、笑顔で挨拶すること。
  22. 何が何でも、心だけは上向きを維持しよう。
  23. 笑う気分ではないときは、笑えないことを笑えばいい。
  24. あなたは、常に見守られている。
  25. 何だか刺激のない生活と思ったときの対策。
  26. 心を癒すイメージを思い浮かべば、苦手な人にも優しくなれる。
  27. 時間だけは取り戻せない。
    だから、いつも真剣に生きること。
  28. 本音で話せる人が1人でもいれば、あなたは幸せ。
  29. ボランティア活動をするなら「ごみ拾い」が手っ取り早い。
  30. 親切をしている人は、ぼけにくい。

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