執筆者:水口貴博

スーツの寿命を長くする30の方法

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スーツを長持ちさせたければ、ブラシの最低条件は天然の毛。

スーツを長持ちさせたければ、ブラシの最低条件は天然の毛。 | スーツの寿命を長くする30の方法

ブラッシング用のブラシとはいえ、ピンキリです。

格安ショップで販売されている簡易ブラシもあれば、天然の高級素材を使ったブラシまでさまざまです。

もちろん選び方は自由です。

色・大きさ・素材など、自分の好みに合ったタイプを選ぶといいでしょう。

ただし、スーツを長持ちさせたければ、押さえておきたい最低条件があります。

天然の毛を使ったブラシです。

天然の毛は、ブラッシングに適した条件がそろっています。

「適度な張り」「静電気が起こりにくい」「滑らかな手触り」「化学成分が含まれていない」などです。

スーツの生地を傷めないばかりか、生地に、張りやつやを与える効果もあります。

人工の合成繊維が不適切というわけではありませんが、天然の素材ほど、十分な役目を果たすのは難しいかもしれません。

天然の毛なら、豚の毛でも、馬の毛でもかまいません。

スーツの寿命を第一に考えるなら、天然の毛という条件だけは押さえておくのが無難です。

普通のスーツなら、豚毛のブラシで十分です。

シルク・ウール・カシミヤなど、繊細な素材のスーツは、馬毛のブラシもいいでしょう。

多少の違いはありますが、ブラッシングの役目はどちらも十分果たせます。

最終的には、自分の好みで選ぶといいでしょう。

スーツの寿命を長くする方法(8)
  • こだわりがなければ、ブラッシング用のブラシは、天然の毛を使ったタイプを選ぶ。
スーツを上手にブラッシングする、5つのポイント。

スーツの寿命を長くする30の方法

  1. スーツの手入れは、仕事の手入れであり、心の手入れ。
  2. 手入れとは、言い換えると、節約行為。
    実はお得な作業。
  3. スーツは、物としてではなく、生き物と考える。
  4. スーツを長持ちさせたければ、3種類のハンガーを準備する。
  5. お手入れの最大の難しさは、帰宅直後かもしれない。
  6. スーツをクローゼットに収納する際は、隙間が重要。
  7. ハンガーにスーツを掛けるとき、ポケットの中身は、すべて取り出す。
  8. スーツを長持ちさせたければ、ブラシの最低条件は天然の毛。
  9. スーツを上手にブラッシングする、5つのポイント。
  10. ブラッシングで最も見落としやすいのは、ポケット。
  11. ジャケットのしわは、アイロンの蒸気が効果的。
  12. なぜ、スーツのハンガーは、木製が最適なのか。
  13. アイロンの蒸気を当て終わったジャケットは、すぐクローゼットに収納しない。
  14. 1日着たスーツは、1日以上は休ませたい。
  15. スラックスは、専用ハンガーを使って、しわを伸ばす。
  16. スラックスのブラッシングは、ハンガーに吊した状態が最適。
  17. スラックスのアイロンがけは、当て布が必須。
  18. 定期的に虫干しをしよう。
  19. アイロンがけに自信がなければ、思い切ってクリーニング。
  20. クリーニングに出すときに意識したい、5つの心遣い。
  21. ドライクリーニングとウェットクリーニングの違い。
  22. クリーニングから戻ってきた衣類は、袋に入れたまま収納しない。
  23. スーツのクリーニングは、やりすぎに要注意。
  24. 同じ柄のスーツを毎日使いたい。
  25. ネクタイは、小さくても、印象に大きく関わる存在。
  26. スーツが雨で濡れたときの、お手入れの方法。
  27. スーツにタバコのにおいが付いたときの対処方法。
  28. スーツ全体のにおいを取り除く方法は、もっと身近なところにあった。
  29. スーツの手入れと部屋の掃除には、つながりがある。
  30. スーツを長期保管するときの3つのポイント。

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