執筆者:水口貴博

面接で注意したい30の言葉遣い

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「一応」が含まれた発言は、好感を得にくい。

「一応」が含まれた発言は、好感を得にくい。 | 面接で注意したい30の言葉遣い

「一応」という口癖には要注意です。

一応が口癖になっていると、気づかないうちに、面接で自分の評価を下げていることがあります。

「一応、○○大学です」

「一応、TOEICは900点です」

「一応、経験したことがあります」

一応とは、はっきりしない言葉です。

辞書で確認すると「とりあえず」「ひとまず」「十分ではない」など、ぼやけた意味があります。

一応が口癖の人は、話もぼやけやすくなります。

面接官は「はっきりしない発言だ。不安があるから不採用にしておこう」と、思うかもしれません。

「一応」が含まれた発言は、好感を得にくいのです。

自分の言葉遣いを振り返ってみましょう。

面接では、はきはきした発言が重要です。

「一応」という言葉を取り除くと、意味がはっきりして、気持ちのよい発言になります。

「○○大学です」

「TOEIC900点です」

「経験したことがあります」

事実は事実です。

事実は、自信を持って発言しましょう。

どうしても必要な場面では使うこともできますが、できるだけ普段は、使用を控えるのが賢明です。

一応という一言を取り除くだけで、あなたの発言はもっとわかりやすくなります。

面接で注意したい言葉遣い(7)
  • 「一応」という発言は、気をつける。
「御社」という言葉を使いすぎると、言葉の説得力が弱くなる。

面接で注意したい30の言葉遣い

  1. 敬語を話せない原因の大半は、年上と話す機会が少ないこと。
  2. 言葉遣いを本当に注意しなければいけないのは、余裕がないとき。
  3. 素晴らしいアピールも、若者言葉を使うと、立派な印象が半減する。
  4. 「乱れた言葉遣いはすべて控える」と考えれば、使用範囲が明確になる。
  5. 面接で使っていい略語もある。
  6. どんな自己紹介でも、きれいに締めくくる一言。
  7. 「一応」が含まれた発言は、好感を得にくい。
  8. 「御社」という言葉を使いすぎると、言葉の説得力が弱くなる。
  9. 「御社しか受けていません」という一言は、便利でも禁句。
  10. 「勉強をさせてください」はNG。
    「勉強します」はOK。
  11. 「すみません」ばかりを言う応募者は、面接官を不安にさせる。
  12. 「安定に引かれた」は、面接では禁句。
  13. 積極性を表現するポイントは「もちろん」というキーワード。
  14. なぜ「やりがいのある仕事をしたい」という一言は、禁句なのか。
  15. 小さな企業でも「小さな企業」とは言わない。
  16. 「やる気がある」と言うだけでは、やる気は伝わらない。
  17. デリケートな質問をするときには、ワンクッションを置くほうがスムーズ。
  18. 面接官が興味を持たない話なら、さっと話題を切り替える。
  19. 「どの企業も1番」という濁した答え方では、強い入社意欲が伝わらない。
  20. 「御社が第1志望です」という嘘に、ためらいを感じるときの考え方。
  21. どんなに面接官の話し方が親しげでも、ため口にはならない。
  22. クッション言葉を使えば、風変わりな回答も怖くない。
  23. 母校をけなした瞬間、不採用の確率が急上昇する。
  24. 「どんな仕事でもします」と思っても、正直に言わないほうがいい。
  25. 感情的な発言は、感情をコントロールできない未熟さを露呈するだけ。
  26. 自分の意見は、間違っていようが変わっていようが、はっきり主張したほうがいい。
  27. 残業ができない事情を話すときに印象をよくする、3つのポイント。
  28. 面接官が乱れた言葉遣いでも、応募者は正しい言葉遣いを心がける。
  29. 話が間延びしたときは「以上です」の一言で、切れ味を演出。
  30. 面接の最後を、きれいに締めくくる言葉。

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