執筆者:水口貴博

人間関係で気をつける30の言葉遣い

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「面白くない」と言わない。「わからない」と言えばいい。

「面白くない」と言わない。「わからない」と言えばいい。 | 人間関係で気をつける30の言葉遣い

映画を見て、退屈を感じたとき「面白くない」と思う癖はありませんか。

あるいは、友人から感想を聞かれたとき「面白くなかった」と答えてしまう自分です。

たしかに「面白くない」と思ったなら、正直な考えなのでしょう。

しかし、少しとげがあるのではないでしょうか。

「面白くない」は、完全否定です。

「最低」「価値がない」「良いところが1つもなかった」というふうに聞こえます。

映画だけでなく、映画製作の関係者まで否定しているような印象まで受けてしまいます。

そういうつもりはなくても、そう聞こえやすい言葉です。

敵を増やす発言なのです。

そこで「面白くない」と思ったときは、少し言い方を工夫しましょう。

「わからない」と言えばいいのです。

今の自分にとって、まだ面白さがわからなかっただけです。

今後さまざまな経験を積んでいくうちに「面白い」と感じるかもしれません。

少なくともその可能性はあるのです。

ですから「面白くない」とは言わず「わからない」と考えます。

友人から感想を聞かれたときも、この答え方を意識しましょう。

この考え方は、映画だけではありません。

オペラ、ミュージカル、スポーツ、美術、古物など、すべてに当てはまります。

「面白くない」と言いそうになる自分をこらえ「わからない」と言えば、スムーズです。

「いつか理解できる日が来るかもしれない」という未来に期待しましょう。

人間関係で気をつける言葉遣い(3)
  • 「面白くない」ではなく「わからない」と言う。
「嫌い」が口癖の人は、嫌われる。

人間関係で気をつける30の言葉遣い

  1. どんなに外見がよくても、言葉遣いが悪ければ、台無し。
  2. 無意識に同意の強要をしていませんか。
  3. 「面白くない」と言わない。
    「わからない」と言えばいい。
  4. 「嫌い」が口癖の人は、嫌われる。
  5. 「くだらない」と言わないほうがいい。
    くだらない人間と思われるから。
  6. 大きな主語は、トラブルを招きやすい。
  7. 正論が、人を落ち込ませることもある。
  8. 「疲れたよ」と言われたとき、どう返事をするか。
  9. 選択に迷う友人の背中を押す一言。
  10. 「くだらない質問なのですが」という聞き方をやめる。
  11. 「うまくいくといいですね」という一言は、難しい。
  12. 「前のほうがよかった」は禁句。
  13. 挨拶をしても返事がないとき、どうするか。
  14. 誰にでも、触れてほしくないことが、1つはあるもの。
  15. 遅刻してきた人に「来るのが遅い!」と怒るのではない。
    「大丈夫でしたか」と優しく接する。
  16. 「特徴の比較の後は批判」という流れに注意。
  17. 「手伝いましょうか」という一言は難しい。
  18. 迷惑な行為であっても「迷惑」とは言わないほうがいい。
  19. 「前にも言ったよね」は禁句。
  20. ざっくりした答え方は「それ以上聞かないで」と誤解され、会話が続きにくくなる。
  21. 目上の人を褒めてはいけない。
  22. 「ニックネームで呼んでいい」と言われたら、すぐ呼び始めるのがマナー。
  23. 相手が謝ってきたとき、どう返事をするか。
  24. 「人生はそんなに甘くない」と言う人は、陰で笑われる。
  25. 「それくらい知っている」と言う人には、いずれ情報が回ってこなくなる。
  26. 「興味がない」を「教えてほしい」に言い換える。
  27. 怒りを愛の表現に変える、3つの工夫。
  28. 冗談でも言ってはいけない言葉は、冗談でも言ってはいけない。
  29. ひどいことを言ってしまいそうなら、黙っておくほうがいい。
  30. 「あなたが嫌いです」と言われたとき、どう言い返すか。

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