執筆者:水口貴博

メイクの美的センスが向上する30の工夫

13

シェーディングは、顔の内側から外側に向けて塗らない。

シェーディングは、顔の内側から外側に向けて塗らない。 | メイクの美的センスが向上する30の工夫

「シェーディングをすると、色が不自然になる」

そういう人に多くに見られる、典型的な失敗例があります。

シェーディングが悪いのではありません。

多くの場合、塗り方が悪いのです。

シェーディングをするとき、手の動きはどうなっていますか。

おそらくファンデーションを塗るときと同じ要領で、内側から外側に向けて伸ばしているのではないでしょうか。

しかし、これはよくありません。

考えてみましょう。

この方法でシェーディングを仕上げようとすると、外側ほど薄く伸びてしまい、色が薄くなってしまうのです。

そのため、不自然なシェーディングの仕上がりになり、自分にシェーディングは似合わないと勘違いするケースがあります。

なぜ、こういう状況になるのでしょうか。

ファンデーションを塗るとき、普通は顔の中心から外側に向けて塗りますよね。

そのときの動きが手に残っていて、シェーディングのときも、意識せずに外側に向けて塗ってしまうのです。

シェーディングの際は、手の動きに注意が必要です。

正しい塗り方は、外側から内側です。

影にも、グラデーションが必要です。

外側から内側に向けて、シェーディングが伸びるため、より自然な影を演出できるのです。

メイクの美的センスが向上する工夫(13)
  • シェーディングは、外側から内側に向けて、伸ばす。
下まぶたをふっくらさせたいときのメイク方法。

メイクの美的センスが向上する30の工夫

  1. 本格的な化粧台からは「こっちにおいで」という声が聞こえる。
  2. メイクに力を入れた1日は、恋も仕事も、力が入る。
  3. あらためて考えたい、顔の各パーツをメイクする意味。
  4. 夏用と冬用で、化粧品を使い分けていませんか。
  5. リキッドファンデーションを手に取れば、いきなり顔につけない。
  6. ある1カ所だけ、ファンデーションを乗せなくてもいい部分がある。
  7. にきび肌の人が、化粧品選びで心がけることは、1つだけ。
  8. 吹き出物があるとき、上手にメイクをする、3つのポイント。
  9. 濃さが変わりやすい目の下のくま。
    上手なコンシーラーの使い方。
  10. 肌トラブルの広さに応じて、2種類のコンシーラーを使い分ける。
  11. コンシーラーの完成度を高める、最後の一手間。
  12. 唇の形を思いどおりに整える、リップペンシルやコンシーラーの上手な使い方。
  13. シェーディングは、顔の内側から外側に向けて塗らない。
  14. 下まぶたをふっくらさせたいときのメイク方法。
  15. アイラインは、かなり奥が深い。
  16. アイラインが取れにくくなるちょっとした一工夫。
  17. 今使っているスポンジは、いつ購入したものですか。
  18. 読まない雑誌が、山積みになっていませんか。
  19. 知っておきたい、チークの色による印象の6つの違い。
  20. 光の加減を考慮した、ハイライトを入れる順番。
  21. 細かい部分は、丁寧に塗る。
  22. 眉がきれいになったのはいいけど、眉の輪郭の青みが気になる。
  23. 自分が思うほど、顔は真正面から見られていない。
  24. 1つ間違えれば大笑いされる、女性のやりすぎたメイク。
  25. リップクリームのべたつきが苦手な人におすすめ。
    さらさらしたつけ心地のリップクリームとは。
  26. 自分の化粧の崩れ方を、知っておく。
  27. メイクで大切なのは、崩れてからの対処より、崩れる前の対処。
  28. 皮脂の取り方は、季節によって使い分けるのが正解。
  29. 人前であぶらとり紙を、恥ずかしいと感じますか。
  30. なかなかメイクの技術がうまくならない。
    その意外な原因とは。

同じカテゴリーの作品

1:46

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION