就職活動に強い人は、靴下がきちんとしています。
就職活動で着用する靴下は、黒か紺が基本です。
ルールとして定められているわけではありませんが、事実上、就職活動の定番になっています。
黒や紺のスーツなら、靴下もスーツの色に合わせるのが、好ましいコーディネートです。
自然に見せる効果だけでなく、足元が同系色で統一されるため、足を長く見せる効果もあります。
さて、こういう話をすると、次のような反論をする人がいます。
「別に白の靴下でもいいだろう」
「面接官は、そんなところまで見ていない」
「靴下が白でも、採用になった人を知っている」
たしかに明るい色の靴下を好む人がいるのも事実です。
自分の好みを否定されれば、やはり気分がよくないのもわかります。
しかし、靴下は、ささいなところだからこそ大切です。
面接官は、見ていないようで、見ています。
靴下を見るだけで、その人の考えがよくわかります。
明るい色の靴下を履いているのは「それくらいいいではないか」と考えているのでしょう。
一方、黒や紺の靴下を履いている人は「ささいなことも手を抜かない」と考えているのでしょう。
わずかな違いですが、考え方は真逆です。
面接官が採用したいと思うのは、やはり「ささいなことも手を抜かない」という人ではないでしょうか。
靴下は、ささいな部分だから、その人の考えがよく表れる部分です。
ささいな部分だから、軽視ではなく、重視するのです。
靴下を見れば、その人の考えがわかるのです。