執筆者:水口貴博

見やすいプレゼン資料の30の作り方

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プレゼンの資料は、1枚1分を目安に作成する。

プレゼンの資料は、1枚1分を目安に作成する。 | 見やすいプレゼン資料の30の作り方

あなたはプレゼンの資料1枚に対して、どのくらいの情報量を詰め込みますか。

よくありがちな失敗は「情報量の詰め込みすぎ」です。

文章・図・グラフなどを、ページいっぱいに詰め込むのはよくありません。

1枚にたくさんの情報量を詰め込めば、全体のページ数が削減でき、詳細もわかりやすくなると思います。

しかし、誤解です。

実際は、見づらい資料になり、発表内容に対してマイナスのイメージを抱きやすくなります。

「見づらい」というだけで、聞き手はマイナスの印象を持つのが現実です。

プレゼンは、見る人に見やすくわかりやすく説明しなければなりません。

「わかりにくい」「理解できない」と思われたら、終わりです。

では、1枚にどのくらいの情報量が適切でしょうか。

決まりがあるわけではありませんが、目安としては「1枚1分」です。

資料1枚を1分で終わらせられるような情報量に調整しましょう。

少し少ないのではないかと思うでしょう。

それは、発表者が感じる意識です。

そもそもプレゼンは、聞き手にわかってもらうためのものですね。

聞き手にとって初めて聞く内容ですから、余裕のある資料作成が大切です。

あくまで聞き手の立場に立って、資料作成を考えると、1枚1分程度が妥当なのです。

今あなたが作成中の資料は、1枚1分の情報量にまとまっていますか。

見やすいプレゼン資料の作り方(5)
  • 1分1枚を、目安に資料を作成する。
複数の資料を使うなら、あらかじめ資料番号を振っておくこと。

見やすいプレゼン資料の30の作り方

  1. プレゼンの資料は、1から作らない。
  2. 目次から作れば、スムーズに作成が進む。
  3. 資料全体を通して大事なのは、統一感。
  4. 無意識のうちに確かめる視線の動きに合わせて、資料を作成する。
  5. プレゼンの資料は、1枚1分を目安に作成する。
  6. 複数の資料を使うなら、あらかじめ資料番号を振っておくこと。
  7. 「箇条書きのほうがよいのではないか」と、問いかけながら資料をチェックする。
  8. 動きのある機能には要注意。
    頼っても、頼りすぎるな。
  9. 専門用語の説明は、口頭だけで終わらせない。
  10. 凝りすぎた資料は、おおむね失敗する。
  11. 夜に作成した資料は、行きすぎた内容になりやすい。
  12. 資料では、色を使いすぎるより、限定したほうがいい。
  13. 使う色は3色までに限定すれば、自然と見やすい資料が出来上がる。
  14. 資料にはページ数をふり、ページ数で見るべき場所を指示する。
  15. ヘッダーには、会社のロゴを入れよ。
  16. イラストより写真のほうが、現実感がある。
  17. プレゼンの資料作成で大切なのは、量より質。
  18. 「30ページ以内・30分以内」を目安にする。
  19. 「ここだけの話」があるプレゼンは、評価が上がりやすい。
  20. お客さまに提出する資料に、再生紙は使わない。
  21. 会社のロゴの扱いには、細心の注意を払うこと。
  22. 「データ」を示すと、説得力は倍増する。
  23. 資料のチェックは、逆の視点から見るほうがいい。
  24. 文字のサイズは、全体的に大きくする。
  25. スライドを作りすぎるな。
  26. 読みにくい手書きのほうが、よく読まれ、印象に残りやすい。
  27. 箇条書きの限界は、7つまで。
  28. 音読しながらチェックすると、誤字脱字の発見精度が向上する。
  29. 出来上がった資料は、同僚にチェックしてもらうだけではまだ甘い。
  30. プレゼンの資料は、紙に出すまでは安心できない。

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