執筆者:水口貴博

女性の海外一人旅で心がけたい30の鉄則

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妻1人の海外旅行は、夫や子どもがいるときにこそ、したほうがいい。

妻1人の海外旅行は、夫や子どもがいるときにこそ、したほうがいい。 | 女性の海外一人旅で心がけたい30の鉄則

家族のいる妻の場合、女性の一人旅なんてできるはずがないと思います。

私も以前は、そう思っていた1人でした。

しかし、実際は違いました。

私が海外留学中のことです。

結婚しているにもかかわらず、母国に夫や子どもを置いて、海外へ一人旅をしている女性に出会ったことがあります。

夫や子どもの都合で、海外へ一人旅がしたくても、行けないと思います。

「心配させてしまうからダメだ」と思うのです。

いいえ、実は逆です。

心配させるからいいのです。

妻の海外一人旅は、妻としての存在感をアピールするチャンスになるからです。

妻が数日間いなくなることで、夫は掃除や洗濯など家事をしなければいけない状況になります。

子どもがいれば、育児の必要も出てきます。

妻がいると自然と頼ってしまいますが、いなければ自分でやるしかありません。

家事にせよ育児にせよ「妻が普段していることはこんなに大変なのか」と体感できるはずです。

夫は、妻に対する価値観を一変させるでしょう。

あらためて妻の存在の大きさを再確認でき、夫婦関係を修復したり、深めたりするチャンスになるのです。

では、妻はのほほんとするのかというと、そうでもありません。

母国で身近にいると「大変だ。面倒だ」とマイナス面ばかりを考えてしまいがちです。

しかし、実際に1人で海外旅行へ行くと、やはりそこは家族です。

次第に意識が変わり始めます。

「きちんと食事をしているかしら」

「きちんと学校へ行っているかしら」

あれほど大変で面倒だと思っていた夫や子どもたちのことが、気になります。

心配をさせたり、心配になったりします。

お互いにとって、価値観を改める出来事です。

貴重な経験になることでしょう。

普段は当たり前だと思っていた夫の存在や子どもに対して、これまで以上に愛情が芽生えるきっかけになることでしょう。

女性の海外一人旅で心がけたい鉄則(26)
  • 妻1人の海外旅行で、家族の存在を再確認する。
アラーム付き腕時計で、遅刻を防ぐ。

女性の海外一人旅で心がけたい30の鉄則

  1. 海外へ一人旅をする女性は、多い。
  2. 女性1人の海外旅行は「おしゃれ」より「安全」を最重視すべし。
  3. 安全意識を変えるのは「自分は大丈夫」という考えをやめることから。
  4. 治安がよいという情報をうのみにしない。
    女性1人の海外旅行に、治安の善しあしは関係ない。
  5. パッケージツアーで行く一人旅なら、親を説得しやすい。
  6. 海外でも使える携帯電話は、女性の一人旅には必須アイテム。
  7. プロの泥棒は「親切にされると断りにくい」という人間心理を、突いてくる。
  8. どんなに方向音痴の女性でも、GPS機能が付いた携帯電話があれば怖くない。
  9. 手持ちや肩掛けのバッグ類は、持たない。
  10. 無表情は、防犯対策に意外な効果を発揮する。
  11. 高揚する気持ちはあっても、露出はできるだけ控える。
  12. 肩より下まで髪が伸びているなら、ゴムで束ねたほうがいい3つの理由。
  13. テーブルの上に1セントだけ置いて帰る客。
    その心とは。
  14. 親切すぎるホテルのメイドサービスを、ありがた迷惑に感じるときの対処法。
  15. 泥棒は、ホテルの宿泊客のふりをして、部屋に入ろうとする。
  16. 海外で見た、最もひどい女性のケース。
  17. 母国でモテない人ほど、海外ではモテる?
  18. 左手の薬指の指輪は、強力なお守り効果がある。
  19. 女性が簡易宿泊施設を利用するときは「女性専用」を選ぶこと。
  20. 女性1人で気軽にタクシーを使うのは、危険。
  21. 女性1人なら、ホテルのマネージャーを味方につけよ。
  22. 通貨の両替を母国内で済ませておくほうが、安心と安全が得られやすい。
  23. せっかくの海外旅行を、生理のせいで台無しにしない工夫。
  24. どんなに疲れても、貴重品が入った手荷物だけは、体から離さないこと。
  25. 褒めまくる人の目的は2つ。
    あなたの「体」か「お金」。
  26. 妻1人の海外旅行は、夫や子どもがいるときにこそ、したほうがいい。
  27. アラーム付き腕時計で、遅刻を防ぐ。
  28. 1人での海外旅行は、行動力の重要性に気づく修行である。
  29. 世界中どこでも使える、丁寧な断り言葉。
  30. 海外で襲われそうになったときに役立つ、2つの切り札。

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