執筆者:水口貴博

脳を刺激する30の歩き方

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歩いているときは、楽しそうな表情をしながら歩こう。

歩いているときは、楽しそうな表情をしながら歩こう。 | 脳を刺激する30の歩き方

「ウォーキング」に関する書籍の多くは「正しい歩き方」という部分に重点を置いています。

「歩幅」「足の降り方」「手の曲げ方」「姿勢」など、そうした点に注意が向けられがちです。

当然です。

読んでいると、多くが体の部位の動かし方に注目が向きます。

しかし、大切な部分が抜け落ちています。

「表情」です。

別に歩いている途中の表情は、健康に何の関係もないと思われがちです。

しかし、実は関係があります。

気分に影響します。

大げさな笑顔になる必要はありません。

ほんのわずかに口角を吊り上げて、にっこりした表情になってみましょう。

にっこりした表情を維持しながら歩く。

いつもより明るい気分で歩くことができるに違いありません。

楽しいから笑顔になるのではなく、笑顔になるから楽しくなります。

笑顔になるから、さまざまなことが明るく美しく感じられます。

歩くことも楽しく感じられますし、風景がいつもより華やかに感じられるようになります。

なにより歩いている人が、輝きます。

にこにこしている人を見ると「何かいいことあったのかな」「元気そうだな」と思います。

女性は、しかめ面で歩くより、にっこりしながら歩くほうが、絶対に美人です。

そういうところで差が出るのです。

脳を刺激する歩き方(19)
  • 歩いているときは、楽しそうな表情をしながら歩く。
直線コースだけでは面白くない。
くねくねした道を歩こう。

脳を刺激する30の歩き方

  1. じっと立っているだけでも、カロリーを消費する。
  2. 耳を澄ませば、聞こえなかった音が聞こえるようになる。
  3. 歩き方がきれいな人はいつも元気。
    自分の足音のリズムに乗っているから。
  4. 「時間」に縛られて考えるのではなく「気分」や「体調」を重視して考えるのがポイント。
  5. 空気は、おいしい食べ物だと意識しながら歩く。
  6. テーマを決めて歩くと、カラーバス効果が起こる。
  7. ひらめいたアイデアを、記録するだけでなく、実行しやすくする工夫。
  8. 「美しい花だ」そう思える人は、幸せだ。
  9. 姿勢が悪いから疲れやすい。
    疲れるから、余計に姿勢が悪くなる悪循環。
  10. 歩くスピードに「緩急」という変化をつけて歩いてみる。
  11. 人間の価値観は、歩数計1つで簡単に変えられる。
  12. カメラを持って歩くと、散歩がもっと楽しくなる。
  13. 後ろ向き歩きで歩いて、体のバランスを整える。
  14. ラジオを聞きながら歩くと、調子が出る。
  15. 毎日歩き続けていると、ついには筋肉痛が懐かしくなる。
  16. 健康を維持できない人は「運動は、悪くなったときにするものだ」と思っている。
  17. 運動しなくても健康維持できている人は、見えないところで運動をしているだけ。
  18. 「歩く時間」を作るより、自然に歩ける空間を作る。
  19. 歩いているときは、楽しそうな表情をしながら歩こう。
  20. 直線コースだけでは面白くない。
    くねくねした道を歩こう。
  21. 歩きながらのほうが、英会話のリスニングがよく聞き取れる。
  22. 歩くことは、腰痛に効く。
  23. はだしで歩くほうが、脳を刺激する。
  24. ウォーキングの苦しみが、スリムな体型に変換されていくイメージをしながら歩く。
  25. 適切な歩幅の計算方法。
  26. 水分補給のため水の入ったペットボトルを持ち歩く。
    すると、意外な効用がもう1つ生まれる。
  27. 夜のウォーキングには、朝や昼にはないメリットがある。
    ただし、デメリットにも注意せよ。
  28. 双眼鏡があれば、単なる散歩がバードウォッチングになる。
  29. 大股で歩くと、普段使っていない筋肉が鍛えられる。
  30. 疲れてきたら、元気に歩いている人を見て、もう一度奮い起こす。

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