執筆者:水口貴博

脳を刺激する30の歩き方

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「時間」に縛られて考えるのではなく「気分」や「体調」を重視して考えるのがポイント。

「時間」に縛られて考えるのではなく「気分」や「体調」を重視して考えるのがポイント。 | 脳を刺激する30の歩き方

あなたにとって、歩くと気持ちのいい時間帯は、いつですか。

世間でよく耳にするのは、やはり「朝」が多いようです。

医学的な面から考えても、たしかに朝に歩くのはタイミングとしては最も有効です。

朝に歩くと心と体のテンションも上がり、その日全体の状態が好転しやすいからです。

しかし、必ずしも、すべての人にとって朝がいいとは限りません。

低血圧で、朝が苦手という人もいるでしょう。

個人差がありますから「昼間の暑い中に歩くのがいい」という人もいれば「暗くて静かな夜中に歩くのがいい」人もいるはずです。

また、仕事の関係で、夜が仕事の中心という人もいるはず。

無理をして朝歩くと、かえって体に毒ということもあるでしょう。

健康に対する影響も大切ですが、もっと大切なのは「自分にとって歩くと気持ちのいい時間帯はいつか」ということです。

「時間」に縛られて考えるのではなく「気分」や「体調」を重視して考えるのがポイントです。

いくら健康にいい散歩とはいえ、気分がよくないと長続きしないからです。

気分がいいから長続きしますし、自分から「歩こう、歩きたい」という気持ちにもなりやすくなります。

歩きたくもない時間に無理をして歩くのではなく、気分がいい時間に歩くのが一番なのです。

脳を刺激する歩き方(4)
  • 自分にとって歩くと気持ちのいい時間帯を、確認する。
空気は、おいしい食べ物だと意識しながら歩く。

脳を刺激する30の歩き方

  1. じっと立っているだけでも、カロリーを消費する。
  2. 耳を澄ませば、聞こえなかった音が聞こえるようになる。
  3. 歩き方がきれいな人はいつも元気。
    自分の足音のリズムに乗っているから。
  4. 「時間」に縛られて考えるのではなく「気分」や「体調」を重視して考えるのがポイント。
  5. 空気は、おいしい食べ物だと意識しながら歩く。
  6. テーマを決めて歩くと、カラーバス効果が起こる。
  7. ひらめいたアイデアを、記録するだけでなく、実行しやすくする工夫。
  8. 「美しい花だ」そう思える人は、幸せだ。
  9. 姿勢が悪いから疲れやすい。
    疲れるから、余計に姿勢が悪くなる悪循環。
  10. 歩くスピードに「緩急」という変化をつけて歩いてみる。
  11. 人間の価値観は、歩数計1つで簡単に変えられる。
  12. カメラを持って歩くと、散歩がもっと楽しくなる。
  13. 後ろ向き歩きで歩いて、体のバランスを整える。
  14. ラジオを聞きながら歩くと、調子が出る。
  15. 毎日歩き続けていると、ついには筋肉痛が懐かしくなる。
  16. 健康を維持できない人は「運動は、悪くなったときにするものだ」と思っている。
  17. 運動しなくても健康維持できている人は、見えないところで運動をしているだけ。
  18. 「歩く時間」を作るより、自然に歩ける空間を作る。
  19. 歩いているときは、楽しそうな表情をしながら歩こう。
  20. 直線コースだけでは面白くない。
    くねくねした道を歩こう。
  21. 歩きながらのほうが、英会話のリスニングがよく聞き取れる。
  22. 歩くことは、腰痛に効く。
  23. はだしで歩くほうが、脳を刺激する。
  24. ウォーキングの苦しみが、スリムな体型に変換されていくイメージをしながら歩く。
  25. 適切な歩幅の計算方法。
  26. 水分補給のため水の入ったペットボトルを持ち歩く。
    すると、意外な効用がもう1つ生まれる。
  27. 夜のウォーキングには、朝や昼にはないメリットがある。
    ただし、デメリットにも注意せよ。
  28. 双眼鏡があれば、単なる散歩がバードウォッチングになる。
  29. 大股で歩くと、普段使っていない筋肉が鍛えられる。
  30. 疲れてきたら、元気に歩いている人を見て、もう一度奮い起こす。

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