執筆者:水口貴博

脳を刺激する30の歩き方

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後ろ向き歩きで歩いて、体のバランスを整える。

後ろ向き歩きで歩いて、体のバランスを整える。 | 脳を刺激する30の歩き方

少し変わった歩き方として「後ろ向きで歩く」という方法があります。

これは「後ろ向き歩き健康法」と呼ばれています。

公園では、ときどき後ろ向きで歩く人を見かけます。

中には年配者が後ろ向きで歩いていて、驚かされることもあります。

「後ろ向きで歩く」という健康法は、もともとヨガから来ている考え方です。

私たちが普段歩くと言えば、前を向いて歩くのが一般的です。

当然です。

しかし、いつも同じ方向ばかりで体を動かすことで、体には筋肉の偏りができてしまいます。

同じ筋肉ばかりを使うことで、体にアンバランスが生じてしまう場合があります。

ヨガには「逆」を実行することで体のバランスを整えようとする考え方があります。

ヨガの動きを思い出してみましょう。

逆立ちをしたり、体を後ろ向きに反らせたりなど、普段とは逆の動きが多いですね。

普段とは逆の動きをすることで、偏りがちな筋肉のバランスを整えようという考え方があります。

後ろ足で歩くと、異なる筋肉を使うため、普段使わない足の筋肉を鍛えると同時に、筋肉バランスを整えることもできます。

しかも、後ろ向きで歩くという不自然さが、いつもとは違った刺激です。

不自然な動きに、脳を活性化させる面まであります。

いつもと逆のことをするのは、意外な健康法です。

もちろん危険な面もあります。

人とぶつかりやすくなるので、後ろ向きで歩くときには、必ず人通りが少なく安全面を確認してからにしましょう。

脳を刺激する歩き方(13)
  • 安全を確認したうえで、後ろ向きで歩いてみる。
ラジオを聞きながら歩くと、調子が出る。

脳を刺激する30の歩き方

  1. じっと立っているだけでも、カロリーを消費する。
  2. 耳を澄ませば、聞こえなかった音が聞こえるようになる。
  3. 歩き方がきれいな人はいつも元気。
    自分の足音のリズムに乗っているから。
  4. 「時間」に縛られて考えるのではなく「気分」や「体調」を重視して考えるのがポイント。
  5. 空気は、おいしい食べ物だと意識しながら歩く。
  6. テーマを決めて歩くと、カラーバス効果が起こる。
  7. ひらめいたアイデアを、記録するだけでなく、実行しやすくする工夫。
  8. 「美しい花だ」そう思える人は、幸せだ。
  9. 姿勢が悪いから疲れやすい。
    疲れるから、余計に姿勢が悪くなる悪循環。
  10. 歩くスピードに「緩急」という変化をつけて歩いてみる。
  11. 人間の価値観は、歩数計1つで簡単に変えられる。
  12. カメラを持って歩くと、散歩がもっと楽しくなる。
  13. 後ろ向き歩きで歩いて、体のバランスを整える。
  14. ラジオを聞きながら歩くと、調子が出る。
  15. 毎日歩き続けていると、ついには筋肉痛が懐かしくなる。
  16. 健康を維持できない人は「運動は、悪くなったときにするものだ」と思っている。
  17. 運動しなくても健康維持できている人は、見えないところで運動をしているだけ。
  18. 「歩く時間」を作るより、自然に歩ける空間を作る。
  19. 歩いているときは、楽しそうな表情をしながら歩こう。
  20. 直線コースだけでは面白くない。
    くねくねした道を歩こう。
  21. 歩きながらのほうが、英会話のリスニングがよく聞き取れる。
  22. 歩くことは、腰痛に効く。
  23. はだしで歩くほうが、脳を刺激する。
  24. ウォーキングの苦しみが、スリムな体型に変換されていくイメージをしながら歩く。
  25. 適切な歩幅の計算方法。
  26. 水分補給のため水の入ったペットボトルを持ち歩く。
    すると、意外な効用がもう1つ生まれる。
  27. 夜のウォーキングには、朝や昼にはないメリットがある。
    ただし、デメリットにも注意せよ。
  28. 双眼鏡があれば、単なる散歩がバードウォッチングになる。
  29. 大股で歩くと、普段使っていない筋肉が鍛えられる。
  30. 疲れてきたら、元気に歩いている人を見て、もう一度奮い起こす。

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