執筆者:水口貴博

脳を刺激する30の歩き方

12

カメラを持って歩くと、散歩がもっと楽しくなる。

カメラを持って歩くと、散歩がもっと楽しくなる。 | 脳を刺激する30の歩き方

カメラを持って歩くと、散歩がいつもより楽しくなります。

今までなんとなくでしか見ていなかった散歩道の風景が、カメラを持参するだけで、状況が変わります。

何度も通い慣れた散歩道でさえ「おや。こんなところにこんなものがあったのか」という意外な発見ができるようになります。

「撮る」という前提があると「何か面白いものはないかな」と思います。

風景に対してより強く意識を向けるようになります。

たとえば「カメラで撮ること」を前提に、あなたの家の周りをぐるりと一周散歩してみましょう。

自宅周りは、あまりにありふれた光景で、目新しいことがないように思えますが、何か感じ方が変わるはずです。

道端に落ちている単なる石ころでさえ「おや。この石はなかなか風情があるではないか」と思えるようになるから不思議です。

新しい世界に飛び込んだかのようです。

撮影しようとすると、これまでより風景が色鮮やかに感じられます。

本格的なデジタルカメラである必要はなく、携帯電話に搭載されたカメラを使ってもいいでしょう。

携帯電話のカメラ機能とはいえ、画質がよく、フラッシュ機能やズーム機能も標準搭載です。

携帯電話なら、小さくて持ち運びにも便利です。

散歩中に見つけた景色を写真に収めて、携帯で友人にメールすれば、感動を他の人にも伝えることができることでしょう。

散歩の味わいを深める、ささいな工夫なのです。

脳を刺激する歩き方(12)
  • カメラを持参して、散歩に出かける。
後ろ向き歩きで歩いて、体のバランスを整える。

脳を刺激する30の歩き方

  1. じっと立っているだけでも、カロリーを消費する。
  2. 耳を澄ませば、聞こえなかった音が聞こえるようになる。
  3. 歩き方がきれいな人はいつも元気。
    自分の足音のリズムに乗っているから。
  4. 「時間」に縛られて考えるのではなく「気分」や「体調」を重視して考えるのがポイント。
  5. 空気は、おいしい食べ物だと意識しながら歩く。
  6. テーマを決めて歩くと、カラーバス効果が起こる。
  7. ひらめいたアイデアを、記録するだけでなく、実行しやすくする工夫。
  8. 「美しい花だ」そう思える人は、幸せだ。
  9. 姿勢が悪いから疲れやすい。
    疲れるから、余計に姿勢が悪くなる悪循環。
  10. 歩くスピードに「緩急」という変化をつけて歩いてみる。
  11. 人間の価値観は、歩数計1つで簡単に変えられる。
  12. カメラを持って歩くと、散歩がもっと楽しくなる。
  13. 後ろ向き歩きで歩いて、体のバランスを整える。
  14. ラジオを聞きながら歩くと、調子が出る。
  15. 毎日歩き続けていると、ついには筋肉痛が懐かしくなる。
  16. 健康を維持できない人は「運動は、悪くなったときにするものだ」と思っている。
  17. 運動しなくても健康維持できている人は、見えないところで運動をしているだけ。
  18. 「歩く時間」を作るより、自然に歩ける空間を作る。
  19. 歩いているときは、楽しそうな表情をしながら歩こう。
  20. 直線コースだけでは面白くない。
    くねくねした道を歩こう。
  21. 歩きながらのほうが、英会話のリスニングがよく聞き取れる。
  22. 歩くことは、腰痛に効く。
  23. はだしで歩くほうが、脳を刺激する。
  24. ウォーキングの苦しみが、スリムな体型に変換されていくイメージをしながら歩く。
  25. 適切な歩幅の計算方法。
  26. 水分補給のため水の入ったペットボトルを持ち歩く。
    すると、意外な効用がもう1つ生まれる。
  27. 夜のウォーキングには、朝や昼にはないメリットがある。
    ただし、デメリットにも注意せよ。
  28. 双眼鏡があれば、単なる散歩がバードウォッチングになる。
  29. 大股で歩くと、普段使っていない筋肉が鍛えられる。
  30. 疲れてきたら、元気に歩いている人を見て、もう一度奮い起こす。

同じカテゴリーの作品

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION