執筆者:水口貴博

受験時代に経験しておきたい30の気づき

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大好きな部活なら、勉強のために無理にやめる必要はない。むしろやめないほうがいい。

大好きな部活なら、勉強のために無理にやめる必要はない。むしろやめないほうがいい。 | 受験時代に経験しておきたい30の気づき

「受験に専念したい。部活はやめたほうがいいだろうか」

受験生の間ではよく話題になる話です。

普通に考えれば、勉強に集中する時期ですから、部活をやめて勉強に専念するほうがいいと思います。

異を唱える人も少ないはず。

部活には時間も取られますし、勉強に専念している人より不利になるように思えます。

しかし、ここを見落としやすいです。

実は、部活をやめないほうが受験はうまくいきます。

もちろん義務的でいやいややっている部活なら、すぐやめたほうがいいでしょう。

好きでもない部活をやっていても、ストレスがたまるだけです。

勉強でも部活でもストレスがたまるのでは、両方とも崩壊するのは時間の問題です。

しかし、部活が楽しくて続けたければ、勉強のために無理してやめる必要はありません。

ぜひ、そのまま続けましょう。

実は、勉強と部活は、相性がいい。

勉強をしてストレスがたまり、たまったストレスを部活で発散させます。

部活でストレスを発散させるからこそ、勉強にも集中できるようになります。

ストレスをためると吐き出す、というバランスが取れ、充実した受験生活を送ることができるようになります。

むしろ、勉強ばかりの人のほうが大変になります。

ストレス発散のはけ口がないため、勉強の効率が下がってしまいます。

一度しかない高校生活です。

「どちらか」と言わず「どちらも」でいい。

勉強と部活の両方のバランスが取れ、充実するのです。

受験時代に経験しておきたい気づき(22)
  • 楽しい部活なら、勉強のために無理をしてやめるのはやめる。
勉強以外のもう1つの課題。
「いかにストレスを吐き出すか」

受験時代に経験しておきたい30の気づき

  1. 受験勉強を通して、ボキャブラリーをたっぷり増やす。
  2. 髪型の意外な大切さに、気づく。
  3. 「徹夜型の勉強」の限界に、ようやく気づく。
  4. 筋力には限界はあっても、脳力には限界がない。
  5. 成長曲線は、きれいな右肩を描くとは限らない。
  6. 勉強が大変だと思ったら、勘違い。
    勉強ほど、贅沢なことはない。
  7. 本に折り目をつけるのも、勉強の1つ。
  8. おしゃれの余裕のなさは、大逆転の前触れ。
  9. 受験勉強は、モグラ叩きゲームである。
  10. 協力者は、現れるものではなく、変わるもの。
  11. いくら得意科目とはいえ、完璧を求めつつ、完璧を目指さない。
  12. 勉強に才能は関係ない。
    やるか、やらないかの差。
  13. 参考書を買っただけで満足しない。
    買った後こそ重要。
  14. 最初から立派な参考書があるのではない。
    立派な参考書へと仕上げていくものなのだ。
  15. 目を背けたくなる部分こそ、直視しなければいけない部分。
  16. いらいらしてもいい。
    大切なのは、どこに向けて吐き出すか。
  17. 勉強道具を統一すると、勉強効率が向上する。
  18. 「わかる」と「覚える」は、意味が全然違うことに気づく。
  19. 勉強は「小→中→大」ではなく「大→中→小」で進める。
  20. 受験期は、自分らしい勉強法に気づく時期。
  21. どんなに間違っても、命まで取られるわけではない。
  22. 大好きな部活なら、勉強のために無理にやめる必要はない。
    むしろやめないほうがいい。
  23. 勉強以外のもう1つの課題。
    「いかにストレスを吐き出すか」
  24. 他の受験生より有利になるのは、睡眠時間を削ったときではなく、増やしたとき。
  25. 言い訳をする人は成長できない。
    言い訳をやめないかぎり、成績は絶対に向上しない。
  26. 勉強が苦手な人の部屋、3つの共通点。
  27. 勉強ができる人の部屋、3つの共通点。
  28. 10代は、みな革命家。
    理想は高く持て!
  29. 寝る直前に考えていたことは、夢に出てきやすくなる。
  30. どんなに他人の助けがあっても、最後に勉強するのは自分。

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