執筆者:水口貴博

ゆっくり豊かな暮らしのすすめ

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早歩きをやめる。

早歩きをやめる。 | ゆっくり豊かな暮らしのすすめ

「朝の散歩」は手軽なテンションアップの方法です。

勉強をする受験生や仕事に打ち込む社会人にとって、お金もかからず手軽に始められ、さらに即効性まであります。

どんなに眠い朝でも、歩いているうちにだんだん眠気が覚めてきて、テンションが上がってきます。

五感全体を刺激するので、目が覚めやすくテンションも上がりやすいです。

当然、早歩きになるほどテンションも上がります。

さて、散歩に限らず、忙しい人は歩く速度が速いです。

「大変だ。時間がない!」

目覚まし時計に叩き起こされ、焦って学校や会社に向かう人の足取りは、必ず早歩きになっています。

だからテンションが上がるといえば上がりますが、余裕がなくなるといえばなくなります。

体と心は連動しています。

体の動く速さが早くなれば、心もスピードアップしてしまいます。

スローライフは、歩く速度を落とすところから始めます。

普段、あなたが歩くときの早さはどのくらいですか。

もう少しゆっくり歩いてみましょう。

体をゆっくり動かすと、気持ちが安定して落ち着きます。

心が落ち着けば、気持ちにゆとりができ、冷静な判断ができるようになります。

ゆっくりだからこそ、相手のことを考えたり、プレゼントをしたりする余裕が生まれるのです。

ゆっくり豊かな暮らしのすすめ(4)
  • もう少しゆっくり歩く。
階段を、1段飛ばしで上がらない。

ゆっくり豊かな暮らしのすすめ

  1. ゆっくりだからこそ、見えるものがある。
  2. スローライフの真意とは、心を充実させること。
  3. スローとだらだらは、別である。
  4. 早歩きをやめる。
  5. 階段を、1段飛ばしで上がらない。
  6. 1日中、読書を楽しむ日を作る。
  7. 即答は、思わぬ失言を招く。
  8. スローになると、優しい気持ちがよみがえってくる。
  9. 現在は、これまでの過去の「結果」。
    現在は、これからやってくる未来の「原因」。
  10. たくさんの作品を楽しむより、1つの作品を何度も楽しむ。
  11. 世界的にヒットしているシリーズ作品には、大作が多い。
  12. 食事をすればいいと言うわけではない。
    作るところから食事を味わう。
  13. 精神と呼吸は、深いところではつながっている。
  14. 本来、水はおいしい。
  15. 人生のステージに応じて、住む場所を変える。
  16. よく噛んで、よく味わい、健康になる。
  17. 速く働く心は病んでいる。
    ゆっくり働く心は健全である。
    不動の心は神聖である。
  18. 私たちが最終的に目指すべきは「不動の心」。
  19. 電車の窓から、外の景色を楽しむ。
  20. 疲れたから休憩ではなく、疲れる前に休憩する。
  21. いい物品と長い年月を共にして、愛着を根づかせる。
  22. 使う頻度や使用時間の長さから考えれば、寝具は最もお金をかけるべき。
  23. ファストフードやジャンクフードを、食べない。
  24. ゆっくり1つずつ確実に行動することで、ミスが減り速くなる。
  25. 遠くを見ていると、生き方は安定する。
  26. 植物の成長は、時間がかかるからこそいい。
  27. ちびちびと食べれば、長く味を楽しめる。
  28. なぜデパートの地下の食品売り場には、時計がないのか。
  29. 値札を見ないで、買い物をする。
  30. 自然の音こそ、一番のヒーリングミュージック。

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