執筆者:水口貴博

明るい未来を切り開く30の勉強法

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説明不足の言葉を想像するのは、素晴らしい脳のトレーニングになる。

説明不足の言葉を想像するのは、素晴らしい脳のトレーニングになる。 | 明るい未来を切り開く30の勉強法

説明不足に対していらいらを感じるのは、勉強ができない人です。

しかし、説明が十分だったとします。

その説明しか、答えを見いだすことができません。

言葉が足りないからこそ、自分で考える機会が与えられます。

その答えは、無限に幅が広がります。

文字の少ない本は、内容が薄いと思われがちです。

本屋の本の中には、薄くて文字も少ないにもかかわらず、高値の場合があります。

「こんな本に1,500円も出すなんて、ぼったくりだ」

そういう人は、文字の多さで本の価値を決めています。

たくさん文字が書かれていれば価値があり、少なければ価値も低いと思っています。

本の価値は、どれだけたくさんの情報を引き出すかで決まります。

「書かれている文字の量」ではなく「引き出せる価値の量」です。

文字の量は関係ありません。

むしろ薄くて文字の少ない本ほど、内容が濃い可能性があります。

文字が少ないからこそ大切な言葉のみを厳選しており、無駄な部分がありません。

説明不足にいらいらを感じるのではありません。

説明不足と感じる部分こそ、あなたの想像力を働かせるところです。

自分なりに解釈して、無限の言葉を埋めていけばいい。

それが、勉強です。

自分で価値を引き出す作業が、頭を使うトレーニングになっており、勉強です。

「これはどういう意味なんだろう」と自分なりに頭をひねり回して、脳を鍛えていけばいいのです。

明るい未来を切り開く勉強法(20)
  • 説明不足の部分こそ、想像力を働かせて深く考える。
嫌いな人を「先生」と呼べば、人間関係改善のきっかけが見つかる。

明るい未来を切り開く30の勉強法

  1. いついかなる状況でも、勉強できる装備が整っていますか。
  2. 「勉強をしている」と言っているうちは、まだ勉強不足である。
  3. 店員への意外な質問。
    「一番売れていない商品はどれですか」
  4. 勉強の半分はインプット。
    もう半分はアウトプット。
  5. タイムプレッシャーがあるから、時間の貴重さが勉強できる。
  6. 騙された経験は、セミナーだと思う。
    騙された金額は、授業料だと思う。
  7. こだわりのある人は、魅力的な人。
  8. テレビ番組に向かって突っ込みを入れると、雑談がうまくなる。
  9. 作家とは、文章を書く仕事ではない。
    読者を励ます仕事である。
  10. 人との出会いも一期一会。
    言葉との出会いも一期一会。
  11. 知識を操るためには、知恵が必要になる。
  12. あなたの頭の中には、望遠鏡がある。
  13. 勉強に、時期尚早はない。
  14. 今すぐ役立たない勉強ほど、後から大いに役立つ。
  15. 学ぼうという気持ちがあれば、平凡な瞬間も勉強になる。
  16. 高額のマンツーマンは、実は一番格安である。
  17. 鳥肌が立つような経験ができれば、いい勉強ができている証拠。
  18. 勉強をすれば、ストレスになるのは嘘。
    勉強をすれば、ストレスが減る。
  19. すぐ答えを求めないから、味わいは無限に広がる。
  20. 説明不足の言葉を想像するのは、素晴らしい脳のトレーニングになる。
  21. 嫌いな人を「先生」と呼べば、人間関係改善のきっかけが見つかる。
  22. 知性を磨いて「必要」「必要ではない」と区別する。
  23. タクシーの運転手ほど、情報通はいない。
  24. 勉強する時間がないのは知性がない証拠。
    勉強する時間を見つけられるのが知性だ。
  25. 学生は、勉強をして未来を切り開く。
    社会人は、習得した知識や技術をお金に換えて未来を切り開く。
  26. センスのいいファッションには、高い知性が要求される。
  27. あなたの体の中には、優秀な医者が存在する。
  28. 「楽しさに気づく力」が、本当の知性である。
  29. 自分をよく見ることはあっても、他人をよく見ることは少ない。
  30. 勉強した後、どうなるかではなく、勉強しているとき、どうであるか。

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