執筆者:水口貴博

プレッシャーに強くなる30の方法

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どんなに頭のいい人でも、焦っているときは頭の働きが鈍くなっている。

どんなに頭のいい人でも、焦っているときは頭の働きが鈍くなっている。 | プレッシャーに強くなる30の方法

「大変だ。時間がない!」

朝の通勤のため、社会人が会社へ急ぐシーンは珍しくありません。

車のエンジンをかけて、急いで会社に向かっていました。

1分でも遅刻すれば上司に怒鳴られると思い、猛スピードを出して道路を走っていました。

「ガチャーン!」

十分に左右を確認せずに道路に飛び出したため、交通事故を起こしてしまうというパターンです。

遅刻はもちろん、へこんだ車の修理に費用がかかり、けがをすれば治療費もかかります。

万が一、人命に関われば取り返しがつきません。

焦ったがゆえに、さらにトラブルが大きくなる悪循環です。

失敗は、焦る人にやってきます。

成功は、落ち着いている人にやってきます。

これは人生の法則です。

左右を確認せずに道路に飛び出す習慣があると、遅かれ早かれ交通事故に遭います。

冷静になって考えれば当然のことです。

しかし、焦っている人は余裕がないため、当たり前のことが見えなくなっています。

焦っているときに感情に任せて急ぐのは、注意が必要です。

どんなに頭のいい人でも、焦っているときは頭の働きが鈍くなっています。

視野が狭くなり、周りが見えなくなり、深く考える余裕も判断力もありません。

焦りを感じたときほど、急ぐのではなく、落ち着きます。

落ち着きがないと、せっかくの頭の良さも台無しになります。

落ち着きがあって、初めて頭のよさは生かされるのです。

プレッシャーに強くなる方法(29)
  • 焦りを感じるときほど、落ち着く。
プレッシャーの真の意味とは「教育」である。

プレッシャーに強くなる30の方法

  1. プレッシャーは、苦しむものではなく、生かすもの。
  2. プレッシャーがあるから強くなれる。
  3. プレッシャーに強い人は、失敗を前向きに捉えている。
  4. プレッシャーは、あなたへの教育が完了すれば、自然と消えてなくなる。
  5. タイムプレッシャーを活用すれば、本来以上の自分を発揮できる。
  6. 意気込んでも、意気込みすぎない。
  7. 世の中のほとんどは、失敗しても問題がないことばかり。
  8. 「失敗しない」と考えるより「成功させる」と考える。
  9. 失敗したときのことは、そのときになって考えるのがちょうどいい。
  10. 目をつぶって深呼吸し、乱れた精神を整える。
  11. 時間がないときこそ、好きな人とデートする絶好のタイミング。
  12. 全力を尽くせば、最大を発揮できるだけでなく、気持ちの整理もしやすくなる。
  13. 家族の写真からパワーをもらう。
  14. スランプを乗り越えるには、練習しかない。
  15. 覇気を出すためには、声を出せばいい。
  16. 自分のほうが弱いとわかっていても、あえて強気で臨むこと。
  17. 腰を曲げていると、気の巡りが悪くなる。
  18. 他人からの期待は、感謝しつつも気にしすぎない。
  19. 「恥をかかないように」と心がけている人ほど、恥をかく。
  20. 負けて当然の試合で勝つのが、一番の快感である。
  21. 好きなことをやっていると、疲れるどころか元気になる。
  22. 疲れを感じるのは、やりたいことができないとき。
  23. 達成感は、疲れを吹き飛ばす。
  24. 嬉しい期待や応援も、かえってストレスになることもある。
  25. 失敗の原因と改善さえ学べれば、失敗は忘れたほうがいい。
  26. いくつかの失敗報告は、一度にまとめてしまえばいい。
  27. プレッシャーを感じても、力を入れないほうがいい。
  28. 死に直面する出来事以外は、しょせんどれも小さなこと。
  29. どんなに頭のいい人でも、焦っているときは頭の働きが鈍くなっている。
  30. プレッシャーの真の意味とは「教育」である。

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