執筆者:水口貴博

ビジネスチャンスをつかむ30の方法

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逃げたい場所に、チャンスがある。

逃げたい場所に、チャンスがある。 | ビジネスチャンスをつかむ30の方法

チャンスはどこにあるのでしょうか。

人が集まる場所、居心地のいい場所、お金の流れが激しい場所。

どれもチャンスが得られやすい場所ですが、チャンスはもっと意外な場所にあります。

逃げたい場所なのです。

私たちの日常には「逃げたい」と思う場面があります。

苦手な人がいる場所。

強い緊張やストレスを感じる場所。

つらくて大変な仕事が待ち受けている場所。

逃げたい場所には、苦痛やストレスがたくさんあります。

しかし、逃げたい場所から逃げるのは簡単です。

断って、その場から離れるだけ。

逃げてばかりでは成長もできません。

苦痛やストレスがない代わりに、ポジティブな変化もないのです。

ここで見方を変えてください。

苦痛やストレスがたくさんあるのは事実ですが、一度冷静になり、別の観点から見ることも大切です。

逃げたい場所は「チャンスの宝庫」でもあるのです。

実際は逃げたい場所こそ、貴重なチャンスが眠っています。

強い抵抗を感じるということは、自分に足りない何かがある証拠。

あるいは、自分を変える何かが存在する証拠でもあります。

逃げたい気持ちがあっても、勇気を出して、積極的に対応してみてください。

強い抵抗に立ち向かうことで、大きなチャンスを見いだせます。

たとえば、上司からプレゼンの仕事を依頼されたとします。

もともとプレゼンが得意な人ならいいですが、苦手な人にとっては地獄の始まりでしょう。

資料を準備したり話す練習をしたり緊張が伴ったりなど、逃げ出したい気持ちになるはずですが、嫌がっても仕方ありません。

逃げたくなっても、冷静になって踏みとどまることです。

いっそのこと開き直って立ち向かっていきましょう。

自分を変えるつもりで立ち向かえば、意外なチャンスが得られるでしょう。

プレゼンを通して、人前で話す経験が増えます。

メンタルを鍛え、度胸が身につけることができます。

プレゼンの資料作成を通して、文書作成ソフトの操作方法を習熟できます。

プレゼンでお客さまと面識ができると、人脈にもつながるチャンスになるでしょう。

逃げずに立ち向かえば、こうしたチャンスを一度に入手できます。

クレーム対応で、謝罪の訪問が必要になったとします。

わざわざ怒られに行くのは誰でも嫌です。

ストレスの海に飛び込んでいくようなもの。

逃げたくなって当然の場面ですが、正念場です。

逃げずに、思い切って立ち向かいます。

事務的に対応をするのではなく、丁寧で誠実な態度で対応をします。

きちんとクレームに向き合って、商品・サービスの改善や向上に生かします。

すると、お客さまは怒りが収まって、素晴らしい対応に感心してくれるでしょう。

クレームを入れたお客さまが、一転して、常連客に変わることは少なくありません。

ファンを減らすどころか、増やす結果につながり、大きなチャンスが得られるのです。

逃げたい場所があっても、勇気を出して立ち向かっていきましょう。

消極的ではなく、積極的になるのがポイントです。

なかなか勇気が出ないなら、自分にむちを打って奮い立たせ、飛び込んでいってもかまいません。

ストレスは大きいかもしれませんが、それだけの価値があります。

逃げたい場所に、チャンスがあるのです。

ビジネスチャンスをつかむ方法(3)
  • 逃げたい場所から、チャンスを見つけ出す。
時代の流れを読むと、ビジネスチャンスをつかみやすくなる。

ビジネスチャンスをつかむ30の方法

  1. ビジネスで目上の人と親しくなりたいなら、まず貢献から始めること。
  2. お金に対して、悪い印象を持たない。
  3. 逃げたい場所に、チャンスがある。
  4. 時代の流れを読むと、ビジネスチャンスをつかみやすくなる。
  5. 個性を生かして、ビジネスにつなげる。
  6. 感じた時代の流れを、好きなことと絡めて考える。
  7. 感じた時代の流れを、好きな得意技と絡めて考える。
  8. 世の中が向かっている方向を知れば、未来は容易に予想できる。
  9. 今、人気が出ているものは、必ず何か理由がある。
  10. ビジネスは、人の心が動かしている。
    人の心を動かせば、ビジネスが動き始める。
  11. チップは、サービスを受ける前に払うほうがいい。
  12. 1人が解決した知恵は、みんなに役立つ解決策になる。
  13. 「失敗しないように」と思うほど、逆に失敗しやすくなる。
  14. 小さな声で口にした言葉には、ビジネスチャンスが詰まっている。
  15. 身軽でなければ、突然のチャンスはつかめない。
  16. ファーストムーバーが、トップシェアを握る。
  17. ビジネスでは、デザイン重視より、機能性重視。
  18. 理想的な勝ち方は「WIN&LOSE」ではなく「WIN&WIN」。
  19. 自分の特徴を伸ばして、自分にしかできない分野を作る。
  20. 誰より早く行動できる人が、最も大きな金を手に入れることができる。
  21. 宝を掘り当てるより、宝の地図を販売する。
  22. 初体験を求める人が、ビジネスチャンスをつかむ。
  23. 本当のビジネスチャンスは、本には書いていない。
  24. 人間関係がいい人は、お礼を3回言う。
  25. 便利な物を組み合わせると、もっと便利な物が誕生する。
  26. ビジネスをレンタルから始めると、成功しやすくなる。
  27. 自社ビルを建てた会社は、倒産する。
  28. 自分が顧客になり、感動を体験する。
  29. 歴史の本は、最高のビジネス書だった。
  30. ビジネスは、モノポリーゲーム。

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