執筆者:水口貴博

心の健康を保つ30の方法

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善人より、悪人のほうが救いやすい。

善人より、悪人のほうが救いやすい。 | 心の健康を保つ30の方法

イエス・キリストの言葉に「悪人は善人より、救いやすい」という言葉があります。

善人のほうがいい人ですから、救いやすいというのも善人ではないか、と思います。

しかし、実際のところ悪人のほうが救いやすいです。

「自分は間違っている」という自覚があるからです。

自分は間違っていると反省して、行動を改めようという意識が強いので、救いやすいということです。

一方で善人は「自分は間違っていない」と思っています。

正すべき癖や習慣があっても「自分は正しい。間違っていない」と思い込んでいるので、なかなか直そうとしません。

だから救いにくい。

善人であるほど、頭が固くなるということです。

成長するのは「自分は間違っているかもしれない」と思う人です。

常に反省する心、行動をよりよく改める姿勢があれば、人間はいつでも成長できます。

世間をにぎわすニュースを見てみましょう。

警察官・教育者・政治家など、最も善人であるはずの人間が、事件を起こす例をよく見かけます。

自分は善人だと思い始めたときが、一番危ないです。

正しい行いはしてもいいですが「自分は間違っているかもしれない」という気持ちはいつまでも忘れないことです。

心の健康を保つ方法(11)
  • 「自分は間違っているかもしれない」という謙虚な気持ちを持ち続ける。
冗談の1つでも言えば、人間関係が柔らかくなる。

心の健康を保つ30の方法

  1. 健全な精神を保つためには、コントロールの練習が必要。
  2. 他人への迷惑を考えてから行動すれば、ぶつかることはなくなる。
  3. 10年後という未来から考えると、すべてが感謝に変わる。
  4. お互いのためになる行動をすればいい。
  5. 輝く人とは、発光体になっている人のこと。
  6. 服が汚れたくらいで、大騒ぎをしない。
  7. 同じ精神レベルの人同士が、ぶつかる。
  8. 精神レベルを上げて、ぶつからない人になろう。
  9. そもそも自分のものなんて、1つもない。
  10. 1人の時間を作らないと、自分のことを振り返られない。
  11. 善人より、悪人のほうが救いやすい。
  12. 冗談の1つでも言えば、人間関係が柔らかくなる。
  13. 相手にしてもらいたい態度を、まず自分が先にする。
  14. トラブルは、あなたの耐震性をチェックするテスト。
  15. 体験談ほど、有益な話はない。
  16. 「あの頃はよかった」「あの頃は楽しかった」は、言っても思ってもいけない。
    心の老化を促す魔の言葉。
  17. 人が喜んでくれるから手にしているのか。
    自分が本当に好きだから手にしているのか。
  18. 心のごみは、あるから出てくる。
    出せば消える。
  19. プラスの言葉を使う。
    マイナスの言葉は使わない。
  20. 「何を聞くか、何を目にするか」に気を配ろう。
  21. 考え方をシンプルにすればするほど、ネタがたくさん出る。
  22. 身近な人ほど、近すぎるがゆえに見えなくなり、感謝を忘れがちになる。
  23. 最年少の自慢より、最高齢の自慢をしよう。
  24. 自分探しは、今いる場所で見つける。
  25. かっとなって手をあげる前に、深呼吸をしよう。
  26. 究極の褒め言葉は「拍手」。
  27. 1人になる時間で、自問自答の時間を作ろう。
  28. 他人にした行為は、すべて自分に戻ってくる。
  29. 充実した日々を送るためには、まず全力を尽くすこと。
  30. 心の軸を持たないと、安定した心は保てない。

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