執筆者:水口貴博

説得力を高める30の方法

15

精神論で語らない。方法論で説得する。

精神論で語らない。方法論で説得する。 | 説得力を高める30の方法

説得する言葉には「精神論」と「方法論」があります。

精神論で説得する言葉には、次のような語り文句があります。

「もっと頑張ろう」

「やる気を出せばいい!」

「気合を入れよう!」

励ましをして、相手の精神を揺さぶることで説得させようとします。

私たちがよく口にする「頑張れ」も精神論です。

頑張るのは、言われなくてもわかっています。

わかっていてもなかなかできないから、困っているのです。

こうした精神論も悪くはありません。

しかし、そうは言っても、具体性に欠けます。

精神論は、心の問題なので目にはっきり見えません。

心は不安定です。

時と場合によって、ぐらぐら変わるものです。

相手を説得させるためには、目に見えるような具体的な方法で説得しなければいけません。

それが「方法論」です。

「今日はダメなの。じゃあ、明日はどう?」

「表がダメなら裏を使おう」

「頭で計算しなくても、電卓を使えば早くて正確だよ」

具体的にどうするのかという「方法」を示します。

そうすることで、相手を説得します。

目に見えるような具体的な方法がわかると「こうすればよかったのか!」と相手は安心します。

説得することができるのです。

具体的な方法を示す「方法論」のほうが、説得する力が強いのです。

説得力を高める方法(15)
  • 方法論で説得する。
「ここだけ」「今だけ」限定を設けると説得できる。

説得力を高める30の方法

  1. 説得力があると、話を聞いてもらえるようになる。
  2. 話の面白さは、話す内容より話し方。
  3. 「事実だけを述べる話し方」より「イメージのできる話し方」。
  4. 体験談は、何でも面白い。
  5. 表情は、言葉より語る。
  6. わかりやすい例を挙げると、説得力が増す。
  7. 相手の話を3度受け入れてから、Butで反論。
  8. 相手の心に突き刺さる話し方のほうが、メッセージ性は高くなる。
  9. 説得力のある言葉は、短い。
  10. 説得力のある人は、経験が豊富な人。
  11. 納得させるために、わかりやすい例を出そう。
  12. あらゆる話に、善も悪もない。
    説得しだいの話である。
  13. 比べると、説得力が生まれる。
  14. 逃げ道があると、逃げたくなくなるのが人間。
  15. 精神論で語らない。
    方法論で説得する。
  16. 「ここだけ」「今だけ」限定を設けると説得できる。
  17. 相手を認める表現を使うと、説得ができる。
  18. 褒められて、悪い気分になる人はいない。
  19. 相手のところへ出向くと、お願いも通りやすくなる。
  20. 説得するときの服装は、重要。
  21. 丁寧な言葉を使う人のお願いを、聞きたくなる。
  22. 「あなたじゃないといけない!」
  23. お世話をする側に立つから、お世話をされるようになる。
  24. 元気という燃料で、今日も明るく突っ走る。
  25. 説得させるために、まず自分が元気であるところを見てもらおう。
  26. 大事な話・お願い・説得ほど、直接会うのがベター。
  27. 説得は、午前10時前にしよう。
  28. 人の数が説得力に変わる。
  29. 相手の目を見ないと、説得ができない。
  30. 「見つめる」「にらむ」「凝視」は、敵対のサイン。

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