執筆者:水口貴博

ストレスをためる人とためない人の30の違い

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負けるとわかっている戦いには「逃げる」という選択が最適。

負けるとわかっている戦いには「逃げる」という選択が最適。 | ストレスをためる人とためない人の30の違い

どうしても処理しきれないストレスがあるときには、逃げる手もあります。

最終手段ですが、使っていけないわけではありません。

むしろ適切に使っていけば、自分をストレスから守るための大切な手段になります。

RPG(ロール・プレーイング・ゲーム)をしたことがあればわかると思いますが、必ず「逃げる」という選択肢がありますね。

逃げるという選択肢のない、RPGゲームは見たことがありません。

自分の体力や精神力を考慮して、戦う前から負けるとわかっている戦いには、逃げる手段が最適です。

ゲームの中で逃げる選択ができる人でも、現実では逃げる選択をしてはいけないという守りに縛られている人がいるのです。

どんなに「頑張ろう」「立ち向かおう」と思っても、やはり人間には限界があります。

「もう自分には無理だ」と早い段階でわかれば、傷が小さなうちに逃げる手段を使い、ストレスから回避するのです。

弱いから逃げるのではありません。

本当は、強いから逃げるのです。

RPGゲームで逃げる手段を適切に使わなければ、どこかの戦いで、必ずいつか力尽きます。

弱い人は、頑張ろうという意地を見せて、いつまでも立ち向かおうとします。

無理をして立ち向かおうとするから限界に達して、ある日、気持ちが折れてしまいます。

鉄の棒は固いように思えますが、折れるときには、一瞬で折れます。

ストレスをためる人とためない人の違い(27)
  • 負けるとわかっている戦いからは、逃げる。
質より、量をこなせば、ストレスがなくなる。

ストレスをためる人とためない人の30の違い

  1. ストレスの本当の解決は、短期ではなく、長期で考えること!
  2. ストレスのほとんどは「肉体的」より「精神的」である。
  3. 心の運転は、車の運転と同じ。
    事故を起こす原因は、運転にある。
  4. ストレスをためている人は、弱いものをいじめようとする。
    ストレスをためない人は、弱いものを助けようとする。
  5. 短期的に考えていると、短気になる。
  6. 今日を懸命に生きる人は、賢く生きることができる。
  7. お金で動くと、ストレスが増える。
    喜びで動くと、ストレスがなくなる。
  8. 素直、正直が一番疲れない。
  9. 相手と話す前に、まず自分と話をしよう。
  10. ストレスをためる人は、受け止める。
    ストレスをためない人は、バネにする。
  11. ストレスをためる人は「後回し」にする。
    ストレスをためない人は「今すぐ」に行う。
  12. 考えてもわからないことは、すぐ答えを聞いてもいい。
  13. タバコは、いらいらを減らすどころか、増やしてしまう。
  14. マイナスの感情は、開き直ることで克服できる。
  15. 喧嘩をした相手とは、できるだけ早く仲直りすること。
  16. ストレスをためる人は、仕事をするために休まない。
    ストレスをためない人は、仕事をするために休む。
  17. ストレスをためる人は、我慢で乗り切ろうとする。
    ストレスをためない人は、協力で乗り切ろうとする。
  18. 生活のリズムが一定だから、ストレスも小さくなる。
  19. おしゃべりな人は、ストレスをためにくい。
  20. ルールを先に考えすぎると、挫折する。
    しながらルールを覚えると、楽しくなる。
  21. 楽しさや面白さは、自分から積極的に見つけていく。
  22. もつれた糸をほどくために、いったん休憩を入れる。
  23. 海外旅行で、自分をリセット。
  24. 流れが悪くなったとき、ストレスを感じ始める。
  25. ストレスの多い人は「完全」を求める。
    ストレスの少ない人は「適当」を求める。
  26. ごちゃごちゃした部屋は、心もごちゃごちゃになる。
    すっきりした部屋は、心もすっきりする。
  27. 負けるとわかっている戦いには「逃げる」という選択が最適。
  28. 質より、量をこなせば、ストレスがなくなる。
  29. 競争に熱くなっても、自分のペースを崩すことだけはしないこと。
  30. 「調子に乗るな」を信じてはいけない。

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