執筆者:水口貴博

ストレスとうまく付き合う30の方法

  • ストレス発散
    癒しより、
    「ストレスの少ない生き方」のほうが大切。
ストレスとうまく付き合う30の方法

ストレス発散、癒しより「ストレスの少ない生き方」のほうが大切。

ある知り合いの女性から、実際に聞いたお話です。
肌が荒れているときにメイクをすると、一時的にきれいになったように見えても、後から余計に肌が荒れるそうです。
吹き出物ができている肌にファンデーションを分厚く塗ると、余計に状態が悪化します。

ストレスに悩んでいる人に限って、睡眠時間が短い。

「ストレスがたまっています」
こんな悩みを言う人は、日々の生活に大きなストレスがあるのかと思います。
「どんな生活をしているのか」と尋ねると、いつも似たような返事が定番です。

睡眠時間を削るということは、命を削るということ。

睡眠を取らなければ、人間は死んでしまうというお話を聞いたことがありますか。
我慢すれば何とかなるという単純な話ではなく、ある一線を越えると、死の危険になるそうです。
食欲、性欲、睡眠欲は、人間の3大欲です。

おしゃれを捨てると、ストレスも減る。

「おしゃれは、我慢なのよね」
私が女友達とおしゃれについて話をしていたとき、ふと登場した言葉です。
まったくそのとおりだと、妙に納得してしまったことがあります。

「大変だ、大変だ」と思っているから、本当に大変に感じてくる。

ストレスに悩みやすい人は、細かいことを気にする性格の人が多いといわれます。
たくさんのことを気にしていると、それだけで精神的にエネルギーを消耗します。
知らない間に疲れてしまうのです。

ポイントを押さえると、ストレスが減る。

初めて車の運転をしたときのことを思い出しましょう。
道路のどこに目を向ければいいのかわからなくて、戸惑ったことはありませんか。
私は、目まいになりそうなほど混乱しました。

早く片付ければ、ストレスから早く解放される。

後回しにする習慣は、疲れる習慣であり、ストレスをため込む習慣です。
宿題も、仕事も、人間関係もです。
後回しにしたところで気にし続けることにエネルギーを使ってしまい、何もしていないのにストレスになります。

朝はストレスの少ない時間帯。

ストレスの多い生活は、決まって夜が中心になっています。
夜は、魔の時間です。
夜には友人から愚痴の電話がかかってきて、ストレスになります。

シャワーよりお風呂にする。

シャワーは、汗を落とすためだけなら手軽でちょうどいいのですが、シャワー中心の生活になると話は別になります。
疲れの取れない生活へとなるからです。
夜に仕事で疲れ、お風呂に入るのが面倒といって、シャワーで軽く済ませてしまうと、疲れが取れにくくなります。

食事量を減らすと、疲れも少なくなる。
「満腹」より「腹八分目」が良い。

食事をするときに、満腹になるまで食べる習慣を持つ人は、ストレスも大きくなります。
食べたものを消化するため、胃、小腸、大腸などの消化器官に大きな負担を与えるからです。
消化活動は自律神経が担っているため、普段私たちは意識をしません。

汗をかくのは、サウナより有酸素運動のほうがいい。

汗をかくために、サウナにばかり頼る人がいます。
スポーツをした後のように汗をかくことができ、体内浄化ができたような感覚になります。
汗をかけば、乳酸をはじめとする毒素を排出でき、疲れが取れる作用があります。

シンプルは、疲れにくいポイント。

あなたの周りに、難しい話をする人、いませんか。
おそらく、その難しい話ばかりをする人の表情は、疲れた表情になっているのではないでしょうか。
複雑に物事を考えていると、精神的な疲労が大きくなり、難しくてわかりにくいうえに、疲れやすくなります。

「怒り」を「学び」に変えると「ストレス」から「成長」に変わる。

日常生活の中では、ときおりむかっとすることがあります。
人と意見がぶつかったとき、靴を踏まれたとき、親に叱られたとき……。
ささいなこともあれば、大きなこともあります。

ストレスは、所有することから始まる。

たくさん物を持ちたがる習慣は、たくさんのストレスを背負う習慣です。
所有すると、世話をする必要が出てくるため、面倒が増えるからです。
面倒が増えると、結果として受けるストレスも増えていくというパターンです。

かっこいいことより、好きなことをする。

かっこいいことをしていると、無駄にストレスを背負うことになります。
往々にして、格好を気にし始めると、ストレスも増えてしまうものです。
「格好を気にする」という言葉だけに、人目を気にしなければならなくなり、ストレスへと変わるからです。

同じことを繰り返していると、疲れてくる。

「今日もいつもと同じことの繰り返し」
同じことを繰り返していると、慣れが出てくる代わりに、マンネリ化してきます。
いつもと同じ道で会社へ通い、見慣れた風景を眺め、いつもと同じ人間関係、いつも行くお店で、いつもと同じ食事をする。

ストレス解消は、月・週・日の3段階で定例化させると、うまくいく。

ストレスがあるのはかまわないのです。
適度なストレスは、仕事や勉強を効率化させる働きがあります。
悪いのは、ストレスではなく、ため込むことです。

目を閉じて深呼吸をすれば、楽になる。

さまざまな刺激を、人は五感を通して感じ取っています。
専門家の話によると、五感の中では視覚が最も使われているとのことです。
・視覚 (87パーセント)

目覚まし時計をやめるだけで、ストレスは少なくなる。

「リリリ」
目覚まし時計に叩き起こされると、なんともいえない不快感がありませんか。
朝から誰かに怒鳴られている感じがして、お世辞にも寝起きがいいとは言えません。

「やれ!」と言われてからの行動は、ストレスが大きくなる。

宿題をしようかと思っていたときに、親から「さっさと宿題をしなさい!」と怒鳴られると、急にやる気がなくなります。
これからしようと張り切っていても、モチベーションが下がり、むしろやりたくなくなります。
「やれ!」と言われてからの行動では、命令されている気がして、動きにくくなるのです。

迷っていると、体を動かしていないのに疲れてしまう。

迷う癖のある人は、疲れやすい状態になっています。
迷っているときには、まだ何もしていないのに疲れます。
頭の中で想像をたくさんしているからです。

流されるままに付き合う人間関係は、温かいように思え、実は冷たいこと。

ただ流されるままに、付き合っている友人はいませんか。
もちろん友人が大切であることはわかります。
しかし、特に意味のない、ささいな理由から付き合う友人とは、少し距離を置くことが大切です。

「真面目に終わる話」から「笑いで終わる話」へ。

話に笑いがあると不真面目そうに思えますが、実は話が通りやすくなります。
アメリカではプレゼンの冒頭に、軽く笑いから入ることが通例になっています。
笑いを取ることで緊張感のある会議にリラックスをもたらし、話を聞いてもらいやすくなるからです。

「どっちでもいい」という口癖をやめるだけで、ストレスは少なくなる。

「どっちでもいい」という言葉の本当の意味は「どっちでもいい」という意味ではありません。
この言葉の裏に隠れている、本当の意味を感じ取っていますか。
「どっちでもいい」ではなく「どっちがいいか自分では決めることができない」という決断力が不足していることを意味します。

ごみが散らかっていると、気も散ってしまう。

掃除をする習慣のない人は、ストレスを受けやすい日々になります。
漫画、雑誌、ごみ、置物など、たくさんのものが散らかった状態で置いてあれば、目に飛び込んでくる情報が増えます。
たくさんのもので豊かになるようですが、ごみが散らかっていると、たくさんのものが目に飛び込んでしまい、気が散るのです。

難しい専門用語を使っていると、人間関係も難しくなる。

難しい専門用語が会話に出てくると、聞く側にとって大きなストレスになります。
意味がわからず、話がややこしくなり、理解が難しくなるからです。
話をしている側は、こういうとき「わざと」使っている場合が大半です。

外を歩いてウォーキングをしたほうが、ストレス解消の効果がより高くなる。

ウォーキングが健康によく、ストレス解消になります。
歩くことは、体の3分の2の筋肉を動かすことになり、よい運動になります。
しっかり呼吸をしなければならないウォーキングは、有酸素運動になり、健康・美容・ストレス解消に有効です。

人間関係の勉強をサボってきたから、今、つけが回ってきている。

ストレスの原因、とりわけ精神的ストレスの大半は「人間関係」にあります。
学校では気の合う人とつるみ、気の合わない人とは会話をしなくても問題なくやっていけます。
しかし、社会に出るとそうはいかなくなります。

たまには他人に甘えてみませんか。

何でも自分でやろうとする人は、一見するとかっこいいですが、疲れます。
車の運転も「俺が運転するよ」と言えればかっこいいですが、自分ばかりが運転していては、疲れも自分にばかり集中します。
何でも自分がこなそうとする人は、人一倍ストレスを背負いやすいため要注意です。

誘いを断れば、ストレスが減り、時間が増え、お金も節約できる。

「今度、飲み会があるんだけど、一緒に行かない?」
友人からのせっかくの誘いには、断りにくいものです。
寂しがり屋の人は、特に話しかけられただけで飛び上がるほど嬉しく、ついOKをしてしまいます。

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