執筆者:水口貴博

いらいらしない人になる30の方法

21

励ましていると、自分が励まされる。

励ましていると、自分が励まされる。 | いらいらしない人になる30の方法

自分が落ち込んでいるときに、もっと落ち込んでいる人を見つけて「大丈夫ですよ」と励ましていると、不思議なことが起こります。

自分のほうが、元気になるのです。

落ち込んでいるときは、自分のことで頭がいっぱいになりますが、ほかの人を視野に入れると、視野が広くなります。

相手を励ましていると、自分が元気になります。

「なんだ、自分が抱えている問題はそれほど大きなことではないじゃないか」と気づいてしまうからです。

私も「励ます側」にいる人間ですが、ほかの人を励ましていると、自分のほうが元気になります。

自分が落ち込んでいても、他人を励ましているうちに、自分の落ち込みが直ってきます。

自分が落ち込んでいるときには、注意が自分にばかり向いています。

「自分、自分」と注意が内側に向いているから、軽い傷も深い傷と思えてきます。

しかし、ほかに落ち込んでいる人を見つけて励ましていると「あなた、あなた」へと注意が外へ向きます。

注意が外に向き、客観的に自分を見ることができると、素晴らしい効果があります。

心が落ち着き「抱えている問題は大したことない」とわかるのです。

客観的になり、視野が広くなるからです。

大局から物事を見ていると、落ち込むほどのことではないと、わかるのです。

励ましている人は、いつも元気です。

私がいつも元気なのは、励ます側にいるからです。

「水口さんは落ち込みませんか」と聞かれますが、私も落ち込むことはあります。

しかし、ほかの人を励ましているうちに、その落ち込みが緩和されます。

自分が抱えている問題は、大したことではないと気づいてしまうからです。

励ましているうちに、いつの間にか落ち込みが直っています。

励ます側は大変そう思えますが、実はとても元気の出る仕事なのです。

いらいらしない人になる方法(21)
  • 励ます側になる。
思いどおりにならないことは「それでよかった」と考えよう。

いらいらしない人になる30の方法

  1. いらいらするのは、余裕がないから。
  2. いらいらしない人になるために「余裕のある生活」を心がけよう。
  3. 「ぎりぎり」に、快感を味わっていませんか。
  4. 「本番だ」と気合を入れすぎない。
    「練習だ」と思えばいい。
  5. 価値観を捨てると、いらいらも消える。
  6. いらいらすれば、紙に書いて、ごみ箱に捨てよう。
  7. 部屋の中で人とぶつかると、外で車とぶつかる。
  8. 失敗したら特徴に変えて、生かしてしまおう。
  9. いつもより早めに家を出れば、気持ちも穏やかになる。
  10. 誰もあなたの心に傷をつけられない。
    自分で傷をつけるだけ。
  11. 寝るか忙しくすれば、嫌なことを忘れる。
  12. 体を動かせば、いらいらもなくなる。
  13. 体を動かす機会、自分から捨てていませんか。
  14. いらいらは、吐き出し方によって、非行にも成功にもなる。
  15. 「自分、自分」と考えない。
    「あなた、あなた」と考えよう。
  16. 近くを見つめない。
    遠くを見つめよう。
  17. 目標を見ていると、いらいらする。
    目的を見ていると、いらいらしない。
  18. まめにコミュニケーションを取る習慣で、いらいらを解消しよう。
  19. 話しかけると、壁がなくなる。
  20. 文句や不満を言う人ほど、キレることはない。
  21. 励ましていると、自分が励まされる。
  22. 思いどおりにならないことは「それでよかった」と考えよう。
  23. バスが来るほうを見るから、いらいらする。
    バスが来ないほうを見れば、いらいらしない。
  24. 海は、あなたの生みの親。
    眺めていると、心が落ち着く。
  25. いらいらして健康になろう。
  26. いらいらすることに、感謝できるようになろう。
  27. ふわふわしたものに触れると、いらいらが緩和される。
  28. 「いい思い出になった」と、言い切ってしまおう。
  29. できないことは見ない。
    できるところだけを見つめる。
  30. 他人と比べない。
    いっそのこと、他人を見ない。

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