執筆者:水口貴博

人生を豊かにする30の生き方マナー

  • ささいな人生マナーが、
    生活を劇的に変える。
人生を豊かにする30の生き方マナー

ささいな人生マナーが、生活を劇的に変える。

なぜ食事でマナーが存在するのかというと、より自分がおいしくいただくためにあります。
食事マナーは、たしかに面倒。
しかし、ちょっとしたマナーのおかげで、よりおいしく食事がいただけるようになることも、たしかです。

人生へのマナーは、好きなことをすること。

苦労には「好きなことをする苦労」と「嫌いなことをする苦労」の2種類があります。
今、ほとんどの人が「嫌いなことをする苦労」に悩んでいます。
「疲れた」

余裕は、生活を豊かにするマナーである。

豊かな生活とは「ぎりぎり」ではありません。
豊かさとは、余裕があることをいいます。
精神的にゆったりした状態を楽しめる生活のことです。

先輩になるほど、威張った態度はやめよう。

人間、年を取ると、自動的に自分が先輩になります。
大学に入学しても1年経っただけで、後輩ができ、先輩と呼ばれるようになります。
なりたくなくても、なります。

ドタキャンを、チャンスに変えること、できますか。

友人と遊ぶ約束をして、約束の時間に近づいたときに、突然キャンセルが入るということがあります。
「直前でごめんなさい。用事ができちゃった」
いわゆる「ドタキャン(土壇場キャンセル)」というものです。

恥をかきに行くというマナー。

マナーといえば、恥ずかしくない態度や立ち振る舞いと思ってしまいがちです。
上品で、かっこよく、迷惑にならない振る舞いが、大切という思い込みです。
しかし、信じられないことに、恥ずかしいことをやりに行くことが、マナーということもあります。

選択と集中は、成功のためのキーワード。

選択と集中は、成功のためのキーワードです。
世界で活躍している人は、必ず選択と集中ができ、一流まで上り詰めた人です。
経営者だけでなく、芸術家、スポーツ選手など、あらゆる一流に共通です。

偶然は、必然に変えないといけない。
神様からあなたへのプレゼントなのだから。

私は昔から偶然に起こった出来事は、何とかしてうまく活用できないかと考える習慣があります。
ばったり友人と町で出会えば、予定を変更してでも、一緒に食事に行けないか考えます。
事件があれば、せっかくだからちょっとのぞいていこうと思います。

人生に練習はない。
常に本番なのだ。

私は昔から人生についてよく考える習慣を持っています。
学生時代のとき、当たり前でありながら見落としがちなことに気づき、衝撃を受けたテーマがあります。
「なぜこんな大切なことを今まで気づかなかったんだ!」

時間は常に一定。
どれも最初で最後の瞬間。

人との出会い。
初めての恋愛。
初めての失恋。

自分の趣味が、必ずしも相手にも合うとは限らない。

「これ、面白いから、やってごらんよ」
「この曲いいから、聴いてごらんよ」
「ゴルフは最高だ。君もしなさい」

体験の食わず嫌い、していませんか。

私はよく昔から「変人」と呼ばれています。
普通の人ではやらないようなことを、喜んでやっているからです。
私としては、さまざまな経験をしたい。

好きな仕事をしていると、自分もお客さまもハッピーになれる。

好きな仕事をしていないと、進んでトライしようという気持ちがなくなります。
できるだけ楽に、サボれるような方法を考えます。
本当は、好きな気持ちを通して、仕事を行うものです。

どきどきする体験をして、心のさびを落とそう。

「慣れることはいいことだ」
一般にはそう思われがちですが、実際のところ、そうとも限りません。
実際のところ、慣れには「いい面」と「悪い面」があります。

気にしないように考えていることは、気にしているということ。

「間違えないように」と思っていると、間違えやすくなります。
「失敗しないように」と考えていることほど、失敗しやすい状態はありません。
「緊張しないように」と考えるほど、緊張してしまいます。

やめないだけでいい。
やめない人は、やめた人の運を引き継ぐ。

人生においての成功法則は「やめない」ということです。
「諦めない」と言ってもいいでしょう。
諦めないだけで、着実に大きく強くなれます。

成功王と失敗王は、同一人物にならないとおかしい。

私が学生時代、水木君という友人がいました。
水木君は、勉強もスポーツもできる人でした。
こう言えば、あなたは「水木君は万能な人なんだ」と思うでしょう。

当たり前のことを、当たり前にするだけでいい。

私は、読者から「幸せになるためにはどうすればいいですか」と聞かれます。
私が答えると「なんだ、そんなことですか。当たり前のことですね」と言われます。
こういう人は、幸せになるために、何か難しいことを特別しなければならないと思っています。

失敗が怖いのではない。
失敗を見られるのが怖いのだ。

「そうか! 失敗が怖くならないためには、こうすればいいんだ!」
私はある日、失敗が怖くならないポイントに気づきました。
失敗について考えていたとき、その正体を見つけました。

「一生懸命な人」は、何をやってもうまくいく。

「一生懸命に遊ぶ人」と聞くと、どのようなイメージを持ちますか。
だらしない人、怠けた人、フリーター。
さまざまな答えが返ってきそうですね。

人生では、フライングもマナーの1つ。

人生全体から見れば、フライングは大切なマナーの1つです。
学校でフライングをすると叱られます。
しかし、実は、フライングスタートという言葉ではなく、代わりの言葉を使ってフライングスタートをきちんと勧めています。

居心地の良いところにいる人は、なかなか成長できない。

アメリカでは、成功を収めている人には、ユダヤ人が多く占めています。
アメリカですから、アメリカ人が一番有利に思えます。
しかし、結果として、ユダヤ人という過去に迫害を受けた民族が、アメリカでは大きな地位を得ています。

嫌いなことは、後回し。
好きなこと順から、はじめよう。

人生では、好きなものから順番にはじめることが大切です。
嫌いなことから始める必要はありません。
我慢を美徳とする日本人には、反対する人もいることでしょう。

バンカーがあるから、ゴルフが面白くなる。

もし、ゴルフからバンカーがなくなれば、面白くなくなります。
たしかにバンカーがないほうが、安心してゲームができますが、面白くありません。
「バンカーに入るかもしれない」

愚痴っているから、成功できない。
人生は、愚痴っている人から運を奪う。

愚痴を言う人には、ある共通点があります。
「自分の人生に満足していない」ということです。
満足していないから、愚痴っているのです。

後ろばかりを見ている人は、前へ進みにくくなる。

「過去をむやみやたらに振り返らない」ということも、人生のマナーの1つです。
もちろん旧友との会話の流れから、昔を振り返り、話題にするくらいはいいでしょう。
昔話には、花が咲くものです。

わからないときほど、何かをしよう。

「何をしていいのかわかりません」
私はときどき、こうした相談を受けることがあります。
そこで、詳しく話を聞いてみると、その人はまだ何もしていないのです。

人生は、神様が作ったジェットコースター。

平らなジェットコースターは、見たことがありません。
平らでは、前に進まないため、そもそも存在しないのです。
平坦へいたんな道のりのジェットコースターは、前に進まないのです。

幸せの基本は、必ず家庭内に存在する。

幸せをどこか遠くへ探していませんか。
幸せは遠くへ探しに行くものではなく、今、お世話になっている感謝に気づくことなのです。
あなたが一番お世話になっている人といえば、誰でしょうか。

「ありがとう」を忘れる人は、幸せも忘れる。

感謝をするときに、幸せを感じることができます。
ありがたみを感じ、感動して、感謝するときに「幸せだ」と思います。
感謝を忘れている人は、幸せを感じることもありません。

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