執筆者:水口貴博

苦手な上司との30の付き合い方

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礼儀やマナーも、仕事の1つだ。

礼儀やマナーも、仕事の1つだ。 | 苦手な上司との30の付き合い方

仕事はできるのに、礼儀やマナーのない人がいます。

仕事はできるのに、横柄な態度だったり、挨拶がなかったりするのです。

「せっかく仕事ができる人なのだから、もう少し礼儀があればいいのにな」と思います。

仕事さえきちんとこなせば、それで十分ではありません。

たしかに仕事をしっかりこなすことは、社会人としての基本です。

責任持って仕事をすることで、より高い評価が得られます。

高い収入にもつながります。

しかし、仕事ばかりに目を向けて、忘れがちなことがあります。

人との関わりです。

どんな仕事でも、人の存在しない仕事はありません。

仕事をすることは、人と関わっていくことでもあります。

お客さまのために仕事をして、喜んでもらいます。

その対価としてお金をいただきます。

どんな仕事でも、必ず人との関わりが発生します。

礼儀やマナーも、仕事と同じくらい大切です。

「おはようございます」「お疲れさまです」という、基本的な挨拶言葉があります。

「ありがとうございます」「申し訳ございません」という感謝や謝罪の言葉があります。

仕事には全然関係しないような礼儀やマナーは、実は仕事に関係しています。

礼儀の正しさは、職種にかかわらず、すべてに共通する大切なマナーです。

社会人として生きていくとき、社会とは人の塊で成り立っていることに気づくことが大切です。

礼儀やマナーを大切にすることは、人を大切にすることへとつながります。

人を大切にすることとは、仕事の品質を上げることでもあるのです。

礼儀やマナーのある人は、他人からの協力や助けを得られやすくなるからです。

助けや協力によって、仕事の品質がさらに向上します。

礼儀やマナーも、仕事の1つです。

仕事の技術同様、身につける必要があるのです。

苦手な上司との付き合い方(22)
  • 礼儀やマナーも、仕事の1つと考え、きちんと身につける。
甘えることも、仕事のうち。

苦手な上司との30の付き合い方

  1. 宝くじのように、厄介な上司に大当たりしてみよう。
  2. 仕事の楽しさは、人間関係で決まる。
  3. 「何をするか」より「誰とするか」のほうが大切。
  4. 尊敬できることを見つけることが、うまくやっていくためのポイント。
  5. 「勉強になりました」は、相手のためにも自分のためにもなる。
  6. 間違ってもいいから、自分なりに考えて答えを出す。
  7. 挨拶は、まず自分から。
  8. 上司からの叱責を、必要以上に重く受け止めない。
  9. お土産が、上司との心の距離を縮めていく。
  10. 上司は、あなたがどれだけ一生懸命にやっているかを見ている。
  11. 上司は嫌われるのが仕事。
    それを理解しておこう。
  12. 上司は犬と同じ。
    逃げれば逃げるほど、噛みついてくる。
  13. 嫌な人からは、反面教師として学びを得よう。
  14. 仲良くなるためのアプローチは、まず自分から。
  15. 忘れられないお説教が、あなたの人生を変える。
  16. 手柄を上司にプレゼントをすると、上司と自分の両方の株が上がる。
  17. 部下は上司を引き立てるために存在する。
  18. 口で言うより、まず行動で示す。
  19. つまらない仕事をしないと、本当のチャンスは与えられない。
  20. 上司を楽しませることも、あなたの仕事の1つ。
  21. 回り道を進んでできる人が、強くなる。
  22. 礼儀やマナーも、仕事の1つだ。
  23. 甘えることも、仕事のうち。
  24. 上司を変えるより、自分が変わろう。
  25. ホウレンソウは、人間関係の潤滑油として活用する。
  26. 上司の自慢話や武勇伝は、驚くリアクションで対応すればいい。
  27. 小さなトラブルでも、隠さず報告しよう。
  28. 日頃から行っている練習のときこそ、本気になる。
  29. 性格を、しっかり把握する。
  30. すべての出会いを生かそう。

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