執筆者:水口貴博

自分らしく生きる30の方法

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自分が体験したことが、一番頼りがいがある。

自分が体験したことが、一番頼りがいがある。 | 自分らしく生きる30の方法

人に囲まれて生きている私たちは、他人の意見によって決め付けてしまうことがよくあります。

「あの人は、性格が悪いらしい」

「あれをやっても、何の効果もないらしい」

「あそこは思ったより汚いところだったらしい」

このように「~らしい」と他人の話を自分の話にすり替えて、あなたに言ってきます。

しかし、それらの言葉をあなたは本当に信じる必要はありません。

参考程度くらいにするのはいいでしょう。

しかし、間違っても、それらをすべて本当に信じる必要はありません。

他人が経験したり感じたりしたことは、他人がしたことであって、あなたが経験したことではありません。

他人が「思ったより汚かった」というところでも、あなたがそこにいけば「思ったよりきれいだった」と感じるかもしれません。

価値観というのは人それぞれであり、また感じ方も人それぞれです。

実際に本当のことを知るためには、やはりあなたが体験することが必要です。

自分が経験し感じて得られたことが、一番信用できる情報となります。

自分が体験したことなら「~らしい」とか「~だと思う」という不確定な表現はなくなります。

はっきり「~です」と言い切ることができるようになります。

私はいつも文章を書くときに気をつけていることは、自分が経験したことだけを書くということです。

自分が経験したことでないと、自信を持って書くことができないからです。

自分が経験をしたこともないことは、書かないようにしています。

わからないからです。

本を読んだり他人から話を聞いて客観的に「知る」ことはできても「わかる」ことはできません。

「知る」と「わかる」には、大きな違いがあります。

話や本を読んで入ってくる情報は、まだ「知る」で止まっています。

しかし、実際に自分が体験して得られたことは「知る」から「わかる」へと変わります。

「知る」と「わかる」とでは、似たような意味でも実際は全然違うことなのです。

私はいつも自分が経験したことを元に文章を書いているため、文末では必ず「~です」「~ます」という言い切る形になっています。

これは自分が経験して得られたことなので「~です」「~ます」と自信を持って言い切ることができているのです。

経験したことのない話をするときには「~かもしれない」「~だと思う」「~でしょうか」という曖昧な表現になっています。

その多くは自分がまだ経験したことでないために、書いている本人でさえも自信がないことが垣間見えるところです。

どこかで頼りない文章になっています。

自分が体験したことほど、頼りがいがある情報はありません。

自分が身につく知識や知恵は、必ず体験から生まれてきます。

一般的に見てどうなのかを考えていると、それこそ「一般的」という外の情報に振り回されて意見を述べてしまうことになります。

自分が体験したことほど頼りがいのある存在はないというのに、不確定な他人の意見に振り回される必要はないのです。

この「自分が経験したこと」を元に行動していくほうが、力強く、自分らしく生きることができるのです。

自分らしく生きる方法(13)
  • 自分が体験したことを、一番の頼りにする。
「うまくいかないかもしれない」と思っていると、本当にうまくいかなくなる。

自分らしく生きる30の方法

  1. 自分らしさがわかっていて、初めて自分らしく生きられる。
  2. 自分らしく生きるとは、好きなことをやっていくということ。
  3. 利益を追い求めてしまうと、やりたいことがわからなくなってしまう。
  4. こっそりしていることが、あなたの本当の好きなこと。
  5. 好きなことをやっていると、失敗さえも嬉しく感じてしまう。
  6. 今の小さな積み重ねが、将来の花になる。
  7. 目的があるから目標がある。
  8. 楽しそうだからやろう。
  9. 思い立ったら吉日。
  10. 楽しいことに、楽しいことを重ねてみよう。
  11. 「失敗してもいい」と思えば、行動ができるようになる。
  12. 自分のためにやれば、勉強も楽しくなる。
  13. 自分が体験したことが、一番頼りがいがある。
  14. 「うまくいかないかもしれない」と思っていると、本当にうまくいかなくなる。
  15. 思い切って生きると、自分をもっと思いきれる。
  16. 若さは、それだけで強さになる。
  17. 自分らしく生きるためには、周りに振り回されないこと。
  18. 選択肢を狭めているのは、実は自分。
  19. 1人になったときの自分が、本当の個性。
  20. 直感的に感じたら、それを信じよう。
  21. 泣きたいときには、泣こう。
    笑いたいときには、笑おう。
  22. 自己中心も、突き詰めれば、奉仕になる。
  23. 負けないとわからないことは、負けてみないとわからない。
  24. ペースが速い人ではなく、ペースを崩さなかった人が最後に勝つ。
  25. いらない部分はどんどん捨てる。
    最後に残ったものが本当のあなた。
  26. 量をこなして、初めて個性が成長する。
  27. 人間には、最高はあっても、限界はない。
  28. 壁を乗り越えるための手段は2つ。
    「実力」をつけるか「方法」を知るか。
  29. 「やらされる」から「やる」へと変えよう。
  30. 人生における目的と目標の極論は「何のために生きるのか」ということ。

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