執筆者:水口貴博

決断力を高める30の方法

  • 人生は、
    決断の連続だ。
決断力を高める30の方法

人生は、決断の連続だ。

人生とは、決断の連続です。
生まれてから、死ぬまでの間、常に決断の連続ばかりです。
今、この一瞬だってそうです。

とにかく、自分のことは自分で決める。

間違った決断をしないために、大切なことがあります。
決断するときは「自分のことは、自分で決める」ということがなにより重要です。
友人と一緒になって考えたり、親と一緒になって考えたりすることは、たしかに大切なことです。

正しい選択ができるように、見栄やプライドは捨てよう。

決断をするときに、とても邪魔になってしまうことがあります。
見栄やプライドです。
見栄やプライドは、本来の自分がするべき決断を邪魔してきます。

夢がある人には、決断力がある。

決断力を身につけるために、夢を持つようにしましょう。
夢を持てば、自然と決断力もついてきます。
夢を持つことで自分の中に「判断基準」が生まれるからです。

「告白」は、忘れられない決断となる。

今でも忘れはしない、私が22歳のときです。
当時は、まだアメリカに留学している最中であり、学生時代を送っていました。
おかしな話ですが、興味本位から学校では日本語のクラスを取っていました。

決断ができる人は、どんなチャンスも生かすことができる。

決断ができる人は、チャンスを生かすことができるようになります。
決断ができるから、チャンスをつかみ取ることができるのです。
ときどき「チャンスがつかめない」という人がいます。

自分が決めたことなら、悔やむことはない。

たとえ、人から反対されたことでも、自分が「これだ」と決めたことは、大いに自信を持ってかまいません。
悔やむことなんてありません。
自分が決めたことなのですから、後ろめたいことなどないのです。

せっかくの人からのアドバイスを「でも」と言い返さないこと。

物事を決めていくときには、他人の意見を参考にしていきましょう。
しかし、他人の意見を丸のみする意味ではありません。
自分の視野を広げ、より正しい選択ができるように、参考にさせてもらうという意味です。

決断しても、後から微調整すればいい。

決断で、すべてが決まるわけではありません。
もちろん変更できない決断もありますが、ごく一部です。
実際のところ、後から変更できる決断がほとんどです。

どうしても決められなければ、消去法を使えばいい。

学生時代の理科や社会の問題では、消去法で答えを見つけ出していく方法があります。
私も学生時代、消去法はよくやっていました。
選択問題があって、答えがどれか見てわからなかった場合、次にとる作戦は、逆に一番間違いであろう選択肢を消していくことです。

飽きてしまうことを、人間的成長と考える。

始めたときはとても新鮮だったのに、続けていくうちにだんだん飽きていくことがあります。
どんなに新鮮に見えようが、どんなに好きでいようが、触れ続けていくうちにだんだん飽きてしまうことは、人間らしいことです。
それは成長を意味しているからです。

遠慮をしないようにすれば、決断ができるようになる。

遠慮とは、日本人の優しい心の表れです。
一般的に欧米諸国の人は、物事をはっきり発言する文化を持っているため、日本人の遠慮には苦手な人が多いようです。
しかし、ここでは、どちらの文化がいいのか悪いのかと考えるのではなく、どちらの文化にもいいところがあると考えることです。

「わからない」ときは「わからない」という決断もあり。

決断の中に「わからない」という決断もありと考えましょう。
長い人生の中には、やはりどうしてもわからないことがあります。
「わからない」から、決断ができないのです。

自分がした決断は、自分が責任を取る。

決断となると、問題なのが失敗したときの「責任」です。
大きな決断をするときであるほど、大きな責任も発生します。
すると、今度は誰が責任を取るのかということが問題になります。

考えすぎると、決められなくなる。

決断を、考えすぎていませんか。
できるだけよい決断をするために、あれこれと考えることは必要です。
大きな決断ほど、時間をかけて慎重になるのは、正しい姿勢です。

心の関係は、気持ちを第一に考える。

私は母に、どう父に出会って、なぜ父と結婚しようと決めたのか、聞いてみたことがあります。
これは私だけに限らず、どこの家庭でも一度は親に聞いてみたことがあるのではないでしょうか。
私の父と母が出会ったきっかけは「お見合い」です。

他人に決められると、決断できても、行動できなくなる。

他人に決められた決断だと、行動力が伴いません。
人に「こっちのほうがいい。あっちのほうがいい」と決められても、他人の意見であり、自分の意見ではありません。
当然のことながら、やる気も出にくく、なかなか行動力もでないのです。

短所ばかりを気にしていると、いつまで経っても決断できない。

「これをやったら、~になるからダメ」
「あれをやれば、こうなってしまうからダメ」
こんな言い訳ばかりをしていると、いつまでも決断できなくなります。

わからなければ、試しにやってみる。

決断をするときに、それをやればどうなるのか、さっぱり見当もつかないときがあります。
先輩の話を聞いてもぴんとこなかったり、情報が少なくて困ったりすることがあります。
たとえば、彼女とのデートで以前あるレストランへ行ったときのことです。

間違えにいくと考えれば、決断ができる。

間違うことがいけないことだと思っていませんか。
誰が間違うことがいけないなんて教えたのでしょうか。
学校です。

メリットとデメリットを紙に書くと、決断がスムーズにできる。

慎重な決断をするとき「どうしよう」と考える時間が必ず発生します。
決断が重要であるほど、いろいろと考えることが多くなり、慎重になります。
間違いのない決断をしようと思えば、考える時間や迷う時間が増えます。

一番いけないのが、何もしない人。

人間が決断するときに、3種類の人間がいます。
(1)決断の早い人
(2)決断の遅い人

決めたことを、後からくよくよしない。

一度決めたことは、後からくよくよしないようにしましょう。
「ダメかもしれない」と、気に病んでも仕方ないことに心を悩ませたところで、どうにもなるわけではありません。
自分の決めたことくらい、自信を持つことです。

より良い決断ができるために、たくさん勉強しよう。

よい決断ができる人は、たくさんのことを知っています。
たくさんのことを知っていて、それを総じて、1つの決断を下しています。
1つのことしか知らないという単眼的な視野を持っているからではありません。

自分の好き嫌いを基準にして、決める。

上手な決断の仕方は、自分の好き嫌いという価値観を基準にして考えることです。
自分の好き嫌いという基準ほど、正しい判断基準はありません。
好きなことを決断すれば、言われなくてもやりたくなるし、嫌いなことを決断すれば、やれと言われてもやりたくはありません。

うまい話には、裏がある。

うまい話には、軽い気持ちで乗らないようにしましょう。
うまい話には、ほとんどの場合、裏があります。
うまいだけの話は、響きこそいいですが、すべてがそんなにうまくいくわけがないのです。

逃げることも、大切な決断となる。

時と場合にもよりますが、逃げることも堂々とした決断の1つと考えることです。
日本人は、武士道の文化がはびこっているために、逃げないことが美徳だと考える風潮が、いまだにあります。
日本の武士たちは、堂々と戦うことこそ男であり、逃げることはそれだけで負けを認めることだと考えていました。

多数決の意見が、必ずしも正しいとは限らない。

多数決の意見に振り回されていると、自分に気持ちに反する決断になる場合があります。
「自分の好き嫌いを基準に、決断する」
これが大前提となります。

「数字」で決めるのではなく「印象」で決める。

面接では不思議なことに、同じ学歴でも、通る人と通らない人にわかれます。
たとえ身長や体重、学歴や資格も同じであったとしても、通る人と通らない人にわかれるのには、それなりに理由があります。
「印象」です。

小さく嫌われる人が、大きく好かれる人になる。

すべての人に好かれようとすると、いつしか限界がきます。
人はみんな、人それぞれであり、好みや考え方も、人それぞれです。
すべての人に好かれようとして振る舞うことには、いずれ限界がくるのです。

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