執筆者:水口貴博

合同企業説明会の30の心構え

21

すいているブースが、運命の出会いということもある。

すいているブースが、運命の出会いということもある。 | 合同企業説明会の30の心構え

合同の企業説明会では、面白い現象が起こりがちです。

2極化です。

人だかりができているブースは、一目で人気とわかります。

人気であるとわかれば「なんだろう」と思ってさらに人が集まり、余計に混雑します。

ラーメン屋に行列のできていると、行列が気になって、余計に混み合うのと同じです。

逆に、すいているブースは、あまり人気がないとわかります。

「魅力の乏しい企業なのだろう」「売り上げも知名度も低いのだろう」など、寂しい印象を受けるのではないでしょうか。

すいているところは、そこに向かうのも恥ずかしく感じることでしょう。

混んでいるブースはもっと混み合い、すいているブースはもっとすいてしまいます。

合同企業説明会では、ブースの2極化が生まれやすいのです。

しかし、すいているブースが悪いと考えるのは誤解です。

よくよく考えて見れば、そう見えるだけなのです。

余裕があれば、すいているブースものぞいてみましょう。

人がすいている分、担当者は親身になって、詳しく説明してくれるでしょう。

興味がない企業でも、見聞を広げるつもりで話を聞いてみます。

実際に話を聞いていると、意外に魅力のある企業かもしれません。

自分の希望に合った企業かもしれません。

すいているブースが、運命の出会いということもあるのです。

合同企業説明会の心構え(21)
  • 合同の企業説明会では、すいているブースにも積極的に行ってみる。
必要ないと思う資料でも、ひとまずもらっておく。

合同企業説明会の30の心構え

  1. パソコンの手入れをして、いざというときに備える。
  2. 企業説明会の情報を入手する、5つの手段。
  3. 企業説明会の雰囲気は、参加前に確認できる。
  4. 案内資料を当日もらうのでは、遅い。
  5. 企業説明会では、隣の人に話しかける。
  6. 志望企業が企業説明会を開くなら、できるだけ出席したい。
  7. 学内企業説明会とは。
  8. 予約を締め切った企業説明会は、諦めるしかないのか。
  9. 資料ばかり見続けない。
    話が始まれば、顔を上げる。
  10. クリップボードがあれば、何かと便利。
  11. クリップボードは、真剣な印象をアピールする道具でもある。
  12. ノートに書き写すより、案内資料に直接記入したほうがいい場合もある。
  13. 合同企業説明会は、社員との接点として、最大限に生かす。
  14. 目上の人と接する場で手足を組むと、悪気はなくても、横柄に見えやすい。
  15. 合同企業説明会は、動きやすさと疲れにくさを重視。
  16. 顔は、記憶に残るだけ。
    名刺は、物として残る。
  17. 「第1志望」と言わなくても、社員にしっかり伝えられる方法。
  18. 企業説明会では、薬の持参が必須。
  19. 休むより1社でも多く見て回りたい人は、栄養ドリンク。
  20. あえて大企業のブースに向かわない選択もあっていい。
  21. すいているブースが、運命の出会いということもある。
  22. 必要ないと思う資料でも、ひとまずもらっておく。
  23. 企業と縁がなくても、知識や見識が深まるだけで価値がある。
  24. 余裕があれば、イベントブースを活用する。
  25. 聞き逃したことは、恥を忍んで、隣の人に聞く。
  26. 自分も選ぶ立場である。
  27. 質問したいことが見当たらない原因のほとんどは、研究不足。
  28. 質問で自己PRをしない。
  29. 企業説明会で、その企業の悪い点を尋ねてもいいのか。
  30. 回れなかった企業のために準備しておきたいものとは。

同じカテゴリーの作品

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION